【ルール解説】インディカーのFCY(フルコースイエロー)

2017年08月06日



【イエロー/フルコースイエロー(FCY)】
イエローフラッグが掲示されたら直ちに速度を落として順位を維持しなければならない。作業車両に注意を払わなければならない。プラクティスもしくは予選中は直ちにピットインしなければならない。

オーバルイベントではローカルイエローが無いので、レース中継内では「イエロー」もしくは「コーション」と呼称し、「フルコースイエロー」は使いません。フルコースイエロー時の手順は以下の通り。

①イエローフラッグをコントロールラインのフラッグポストで掲示
(ロードストリートはダブルイエロー)

②ピットクローズ
ピットクローズ中にピットストップした場合は最後尾へ。

③ペースカーがコースイン
レースリーダの前に入り隊列を整える。

④ピットオープン

⑤テイルエンダーはウェーブアラウンド
ペースカーとラップリーダーの間のレースカーはペースカーを追い越して隊列の最後尾へ。

⑥ピットクローズ
リスタート前ラスト1周はピットクローズ。

⑦レースリスタート(グリーンフラッグ)
リスタート前1周はタイヤウォームアップのためのウェービングと加減速は禁止。

【ローカルイエロー】
通常よりも15%以上減速しなければならない。状況によってはすぐに止まれる速度まで落とさなければならない。フラッグポストの最初のイエローフラッグからグリーンフラッグまでの間は追い抜きは禁止。

ちなみに、ミッドオハイオスポーツカーコースではセクターは15区間に分けられていて、それぞれの区間で全車がリアルタイムで計測されています。

ローカルイエロー発生時はアクシデント発生場所と障害物の位置がオフィシャル無線で一声通知されます。

例①「ローカルイエロー、ターン3、ドライバーズレフト」
訳①「ターン3でローカルイエロー、障害物は走行ラインの左側」
例②「ローカルイエロー、ターン10、ドライバーズライト」
訳②「ターン10でローカルイエロー、障害物は走行ラインの右側」

このオフィシャル無線通知は時間にして約3秒ほどで、ろれつが回らずにモタモタ話すようなことはありません。
ライン上中央などに障害物があって避けることが困難な場合はフルコースイエローになります。」