スーパースピードウェイでの2勝目を狙う佐藤琢磨

2017年08月17日



今シーズンは佐藤琢磨にとっては間違いなくハイライトとなるであろうが、シーズンはまだ終わっていない。

今シーズン40歳になった佐藤琢磨選手はインディカーシリーズに参戦して8年目を迎え、トップチームであるアンドレッティスポーツに加入してその能力をいかんなく発揮している。大声援の中で第101回インディ500で優勝するとインディカーシリーズ参戦8年目にして初めてシーズン終盤までポイントTOP10を維持し続けている。

佐藤琢磨はチーム内では最上位となるランキング7位につけ、ランキングトップのニューガーデンとは72点差。そして、インデイ500優勝時のメインスポンサーだったルーオフモーゲージの支援を受けて今週末に再びスーパースピードウェイでの500マイルレースに挑もうとしている。

「必要としていたチーム体制がようやく手にできました。いいチーム、いい環境、最強の道具、優秀なチームメンバー、すべてがそろわないとチャンピオンタイトル争いはできません。インディカーシリーズはショートオーバルからスーパースピードウェイ、ストリートからパーマネントコースとあらゆるコースで常に速さを発揮できないとタイトル獲得は不可能です。」と琢磨選手はコメント。

7シーズンにわたって90レースで出走したF1では勝利することができず、2013シーズンにはAJフォイトレーシングからロングビーチGPでインディカー初優勝している佐藤琢磨は日本人初のインディ500優勝を果たし世界中から注目を集めた。

「チャンピオン争いへのチーム体制は十分で、多少の運も必要ですが、チャンピオン争いに生き残る可能性は十分にあります。」と琢磨選手はタイトル獲得への望みを捨てていない。

今週末に開催されるポコノレースウェイでの500マイルレースでは過去4回参戦し、いずれも予選ではTOP10に入り、去年は予選で3位。2015年のレースでは7ワイドのバトルを制してレースをリードし、6位でフィニッシュしている。

このポコノレースウェイではインディアナポリス・モータースピードウェイと同じような空力パッケージが適用され、インディ500で好調だった走りが再現される可能性は決して低くない。

「タイトル争いは計算上では可能性が残されていますが厳しい戦いになるでしょう。でも、このランキングで戦えることに意義を感じます。レースに勝てればともかく、そうでない場合は安定した成績を残さないと難しいでしょう。いずれにせよ全力を尽くします。」と気合が入っている。