【佐藤琢磨リリース】イエローを生かして7位フィニッシュ

2019年03月25日



【佐藤琢磨公式リリース】

インディカー・シリーズ第2戦は、2012年にオープンしたF1も開催されているテキサス州の Circuit of The Americas(通称:COTA)で開催された。

金曜日はプラクティス2回と、ウォームアップという異例のスケジュール。佐藤は、2月に行われた合同テストでの良かった要素を取り入れて、プラクティスに挑んだ。「マシンはテストの時よりも良くなっていましたが、気温が高くダウンフォース低かったために、マシンがスライドしてしまいました」と、一発の速さは見せれたものの、満タンでのタイヤの持ちの悪さに改善の余地がまだまだあるようだった。

土曜日の予選は午後2時から始まった。気温は23度と温かい。佐藤はグループ2からQ1に挑んだ。まずはブラックタイヤで3番手に着けた佐藤は、レッドタイヤに替えてアタックに入った。ところが、トニー・カナーンがスピンして赤旗となってしまい、そのままセッションは終了してしまい、佐藤は5番手に入れる1’46.8699を出すものの、そのタイムは生かされず、グループ7位でQ2進出を逃してしまった。

決勝は14番手からスタートすることが決まった佐藤は、「明日は誰にもどうなるか分からないので、長いエキサイティングなレースになると思います」と初開催となるCOTAのレースを予想した。

決勝は現地時間12時40分にスタート。ターン1での大きな混乱もなくレースは順調に進んだ。佐藤は14番手からブラックタイヤでスタート。一つポジションを上げて前を追いかける。7周目に早めのピットインをしてレッドタイヤに履き替えてからは、1分50秒台にラップを上げて走行を続けた。

 その後も22周目、41周目とルーティンのピットワークをこなして、20位から最後のスティントに臨んだ。44周目に、最終コーナーでルーキーのローゼンクビストがピット入り口でクラッシュして、今回初めてのフルコース・コーションとなった。この時点で佐藤は16位。

トップ3台を含む数台がまだピットインしておらず、このコーションで佐藤は9位まで順位を上げる。リスタート後にエド・ジョーンズを抜いた佐藤は前を行くマルコ・アンドレッティをプッシュするが抜くまでに至らず、最後の最後にパトリシオ・オーワードを抜いて7位でチェッカーを受けた。

優勝は、4位スタートの18歳のルーキーのコルトン・ハータで、インディの最年少優勝記録を塗り替えた。 



【佐藤琢磨選手のコメント】
今回はちょっと惜しかった展開があったのですが、第2スティントの途中で、ディクソンをパスしようとしたところに、周回遅れのハービーに前を阻まれて、サンドイッチされてしまい、ピンボール状態になってしまいました。あれがなければもう少し前でフィニッシュできたかもしれませんでした。ただ、その後エアジャッキにトラブルが出てしまい、ピットで時間をロスしてしまいこれも残念でした。苦しい中で7位になれたことはラッキーだったと思います。もっとちゃんとしたペースを見つけなくてはいけないと思っています。次回はアラバマなので、もっと完成度を高めてレースに臨めると思っています。