アワードセレモニー 琢磨選手のスピーチ内容 「あとは若い日本人ドライバーが自分の後に続いて欲しい!」

2019年05月28日



現地月曜日の夜にインディアナポリスのダウンタウンにあるJWマリオットで第103回インディアナポリス500マイルレースの表彰式に当たる「ビクトリーセレブレーション」が行われました。

最後尾の33位フィニッシュから一人ずつスピーチを行い賞金を受け取っていく毎年恒例のビッグパーティーです。

3位フィニッシュした佐藤琢磨選手はイベントの終盤に登壇し以下のスピーチ(要約)を行いました。

「自分は2周遅れまで後退していたのに、レース途中に無線でP6(6位)と告げられた時は信じられませんでした。

最後は優勝のチャンスを探りましたが、結果的に3位フィニッシュと言う素晴らしいレースになりました。自分たちはずっと苦労してきましたが、チーム全員の努力、特にエンジニアたちの努力によってこの結果を出すことができました。

担当エンジニアのエディー・ジョーンズはまるでレーシングドライバーであるかのように私が何を求めているのかを完璧に理解してくれています。そして、作戦担当のデレク・デイビッドソンの作戦はすばらしいものでした。

そして、ホンダエンジンのすばらしい燃費の良さもこの結果につながっています。

この素晴らしい機会を与えてくれたボビー、デイビッド、ラニガン、3人のボスに感謝したいと思います。

そして、このことについても言わせてください。昨年秋に亡くなったマリー・ハルマン・ジョージさんは全ドライバーにとって特別な存在でした。彼女の笑顔は最高の物でした。私が初めてインディアナポリスモータースピードウェイに来た時は、まだハルマン家とその歴史について知りませんでした。そして、色々調べて勉強していくうちに偉大な存在であることがわかりました。次世代のハルマン・ジョージ家のみなさんには彼女の後を立派に継いでいって欲しいと思います。

そして、シリーズスポンサーのNTTにも感謝を述べたいです。NTTがシリーズスポンサーにつくことを知ったのは発表の1週間前でした。NTTがサポートしてくれることを日本人として本当に誇りに思います。

そして、シリーズを支え続けているファイアストン(ブリヂストン)にホンダにも感謝しています。
あとは必要なのは新たな若い日本人ドライバーが自分に続いてくれることですね。

シモン、そしてペンスキーの皆さん。すばらしいレースでした。予選前から好調で今回の結果にふさわしい仕事をしてきたと思います。この瞬間を楽しんでほしいと思います。ありがとうございました。」