パジェノーパーフェクトウィン

2019年07月16日



【フルマークのパジェノー】
80周の最多ラップリードを記録してのポールトゥウィンでフルマーク(満点)の54点を獲得。ポイントスタンディングでも61点差から39点差にまで詰め寄りました。

【追い詰めきれなかったディクソン】
一時は7秒強までパジェノーに逃げられ、その後はホンダエンジンの燃費の良さを生かしてP2Pを使い切ってコンマ1秒差まで詰め寄りましたが、結局はパジェノーには逃げ切られてしまいました。ラップリードの1ポイントをあきらめてまで2回目のピットストップをパジェノーと合わせたのもステイアウト後にフルコースイエローとなった場合に先にピットインしていた5台に前に行かれるのを嫌ったのと、燃費勝負でパジェノーに勝つ自信があったからなのでしょう。しかし今回はニューガーデンよりも前でフィニッシュしたことの方が結果的に大きかったでしょう。

【手堅く走ったロッシ】
2回目にピットイン直前ではリーダーから14秒近いビハインドだったうえに、ラストスティントは誰よりも長い35周を走りながらもウィナーから4秒差の3位フィニッシュ。さすがにP2Pも60秒以上残し、ディクソンに仕掛けることはできず、最後は持たせるだけの走りになりました。

【あちゃー!ニューガーデン】
完全なミスながらも、4位フィニッシュできたのは不幸中の幸い。

【またしても初表彰台お預けのローゼンクビスト】
今週末はP1で3位。P2で2位。P3で2位、予選3位、ファイナルプラクティスでトップと、現地NBCも私も初表彰台どころか初優勝も期待したローゼンクビストでしたがスタート一気に2台に抜かれて、一時は11位まで後退。最終的には5位フィニッシュしたものの、これから勢いをつけてレース終盤にはいい結果を残したいと落胆の様子。チームオーナーのガナッシはNASCARも含めてこの週末にチームすべてのクルマが5位以内に入ってよかったと満足げ。

【地元ヒンチのギャンブル】
フルコースイエローでの一発逆転を狙ったのか、パジェノーやディクソンの1周前にラストピット。琢磨選手のトラブルとブルデイのアクシデントもあって6位フィニッシュ。予選14位ながらもオープニングラップの混乱を抜けて一気に9位に浮上したり、フィニッシュ直後に燃料切れで止まるなど、幸運にも助けられる。

【4位フィニッシュはイケた琢磨選手】
予選10位から1回目のピットストップを遅らせるオーバーカットに成功して5位までポジションアップ、ニューガーデンのアクシデントもあってそのまま行けば1周ラップリードの4位フィニッシュで33点が取れる計算でした。しかも、ポイント5位のWパワーが18位DNFで12ポイント獲得に終わっているので、ポイントでは5位にアップするはずでした。今回の結果は非常にもったいないです。

【次回の課題と言うことで】

最初のフルコースイエローで5台がピットインして、一時はその5台がサイクルスルーして前に出たので、その状況をもう少し細かく追う必要がありました。一見動きが無さそうに見えた2スティント目の終盤ですが、53周目よりも前でピットインしてしまうと燃費的にどうしても苦しくなるので、そのあたりの各チームの最後のピットに向けた動きも追えれば良かったと思います。トークバックした情報をうまく活用できればその点は改善できたはずです。もう少し慣れると現地コメンタリーの情報を聴きながらそれを生かせるようになると思います。自分がNASCARの生実況をやっていた時はそれ頼みでしゃべっていましたから。水面下で今何が起きているのかを掴むことが最重要課題です。