BLINK OF AN EYE

2020年02月19日



先週、COTAでのオープンテストに向かう飛行機の中でNASCARをテーマにしたドキュメンタリー映画を見ました。



話の舞台は2001年のデイトナ500。

これまでカップシリーズに420レース以上も参戦しながらも優勝経験がなかったマイケル・ウォルトリップ。兄のダレルは通算84勝を挙げ、シリーズタイトルも3回獲得。デイトナ500も制したトップドライバーだった。

マイケルは16歳年上の兄、ダレルを子供のころから追いかけてカップドライバーになったものの、スポットライトを浴びることはないままで420レース以上を数えていた状況だった。しかし、そのマイケルの才能に目を付けたのは7回のカップタイトル獲得で当時最強のドライバーと言われていたデイル・アーンハート。

その年から本格活動を開始した自らのチームに、息子のデイルJr.を起用するとともに、そのチームメイトにマイケル・ウォルトリップを指名した。

迎えたシーズン開幕戦のデイトナ500。
デイル・アーンハートのチームは1-2フィニッシュ。勝利したのはマイケル・ウォルトリップだった。

歓喜に沸くビクトリーレーンで紙吹雪を浴びるマイケル。しかし、そこには優勝を報告すべきチームオーナーのデイル・アーンハートは来なかった。

デイルはチェッカーフラッグ直前にターン4で多重クラッシュに巻き込まれ、そのまま病院に搬送されたのちに帰らぬ人となった。

「BLINK OF AN EYE」は、レース人生最高の日から最悪の日への転落を経験したマイケルが当時の未放送映像とともに心境を語るドキュメンタリー映画。

日本時間の今朝に開催された第62回デイトナ500。チェッカーフラッグ直前に大クラッシュが発生。一時はクラッシュに巻き込まれたライアン・ニューマンの安否が心配された。

NASCAR TRACK PASSで生観戦していたが、2001年にGAORAで生中継していた時のことを思い出した。

クラッシュの状況は今回の方が数段ひどく見えたが、NASCARによって研究され続けてきた安全対策が功を奏してニューマンは何とか一命をとりとめた。

ニューマンの容体についての詳細の発表はないが、来年のデイトナ500では完全復活していることを切に望みたい。