多くの支援を受けてウィッケンズがiRacingチャレンジに参戦へ

2020年03月28日



今週末から開催されるインディカーiRacingチャレンジに参戦を表明したロバート・ウィッケンズでしたが、一度はシミュレーター装置の提供支援を取り付けながらも足が不自由なウィッケンズが操作できるシステムが準備できないことになり、話がストップ。ウィッケンズの参戦に関して暗雲が立ち込めましたが、各方面が協力体制を築いて参戦できる環境が整いました。

金曜日にRACER.comが報じたところによれば、元インディカードライバーのゲイリー・ベッテンハウゼンの双子の息子であるキャリーとトッドがシミュレーター装置の手配に尽力したとのこと。

キャリーはインディアナポリスでウィッケンズを含む多くのインディカードライバーたちがトレーニングに訪れるレースシミュレーション施設のPitFitを運営し、トニーはその施設が使用する装置の製造元であるSimXperienceでシミュレーター装置の開発を行っていました。

数日前にウィッケンズから相談を受けたベッテンハウゼン兄弟は関係各所に連絡して環境整備に尽力。ハンドコントロールだけで操作できるコクピットの設営に際して、ステアリングホイールなどの販売代理店を営んでいる元インディカードライバーで現在はインディカーのスチュワード(審判員)を務めるマックス・パピスからステアリングホイールを入手。そして、佐藤琢磨選手の代理人を務め、インディアナポリスで工作機器や工具などを販売する店舗を経営するスティーブ・フューゼック氏からステアリングを駆動させるためのモーター類を入手して設営に取り掛かりました。

「こういう形でロバートがレースに参加できて楽しめるようになるならば、ぜひそれを実現させたいと思った。」とトッドはコメントしています。

レースは日本時間29日日曜日朝5時からスタート。indycar.comでライブストリーミングされます。