【佐藤琢磨公式リリース】トラブルで一時は最下位になるもねばりの走りで10位フィニッシュ

2020年07月05日



【佐藤琢磨公式リリース】
インディカー・シリーズ第2戦は、インディアナポリスの Indianapolis Motor Speedwayのロードコースで開催された。COVID-19の感染拡大の影響で今回も無観客レースとなったが、奇しくもCOVID-19がINDYCARとNASCARの初の共同開催イベントを生み出すことになった。

昨年までEd Carpenter RacingでドライブしていたSpencer PigotがRLLのサテライトチームとして合流したので、RLLは3台体制でエントリーしている。

金曜日にはプラクティスと予選が行われた。プラクティスでは、16位と中盤に沈んでしまった佐藤だが、午後4時半から始まった予選でも、クルマは残念ながら良くならず、Q2進出を果たすことは叶わず、「走り始めはいい感触があったので、レッドタイヤを履いてアタックしましたが、予想以上にタイヤがグリップしなくて、大幅なタイムアップをすることはできませんでした」と、決勝は17番手スタートとなった。ただチームメイトのGraham Rahalが

総合4番手と調子が良かったので、「データを見て比較し、自分たちに何ができるかを確認して、うまくいけば、3人全員がレースでいい走りを見せられると思います」と、心強いコメントを残した。

 決勝は土曜日の12時に始まった。午前中のウォームアップでは、10位とまずまずの位置に着けた佐藤だったが、レースが始まるとすぐにリアのサスペンショントラブルが発生して、ペースが全く上がらず、一時は26位と最下位まで落ちてしまった。その後少しづつ順位を上げて行ったが、2回目のピットに入る直前に、Oliver Askewがクラッシュしてしまい、フルコースコーションとなりピットクローズとなってしまう。佐藤はトップオフのためだけにピットインして、ピットオープンになって再度ピットインしてフルサービスを受けなくてはならず、再び順位を落としてしまった。しかし、その後再びじわりじわりと順位を上げて行き、なんとか10位でフィニッシュすることができた。

優勝は前回に引き続きScott Dixon、2位にはチームメイトのGraham Rahalが入った。


【佐藤琢磨選手のコメント】
本当に辛い週末でした。予選の後にデータをチェックしたら、ストレートでコンマ2秒以上遅れを取っていました。コードに問題があったようでした。それがなければ少なくともQ2には行けていたと思っています。

今日は1周目にリアのサスペンションパーツが壊れてしまい、リアがまるでやじろべいのようになってしまい、すごいアンダーステアで、フロントはロックしてしまうしで、フロントウィングをトータルで7ターンくらい足しました。

当初は昨年よりも周回数が5周減ったので、2ストップで行けるかもしれないということで、燃料をセーブして走ったのですが、燃料はセーブできてもペースが全く上がらないので、途中から3ストップに切り替えて走りました。しかしクルマはどんどん悪くなってしまい、ついには最後尾まで落ちてしまいました。

その後はできる限りプッシュして、レッドタイヤも新品2セットと予選で少ししか使ってないユーズドのレッドもあったので、それらをフルに使ってなんとかトップ10まで戻すことができました。またグラハムが2位に入ったこともあり、チームは上向きだと思います。自分は少し出遅れてしまいましたが、この後の4戦を頑張って挽回していきたいです。