ヒンチクリフがアンドレッティからフル参戦

2021年01月27日



カナダ人ドライバーのジェームス・ヒンチクリフが2021シーズンはアンドレッティオートスポーツ(AAS)からフル参戦することが発表されました。

ヒンチクリフのカーナンバーは29。これでAASからのフル参戦は#26コルトン・ハータ、#27アレクサンダー・ロッシ、#28ライアン・ハンターレイにつづいて4人目となります。#29マルコ・アンドレッティはインディ500を含むスポット参戦にとどまっています。

プライマリースポンサーは去年もヒンチクリフをサポートしたクラウドサービス企業のジェネシスが10レースでプライマリースポンサーを務めることが発表され、残りの7レースにに関しては後日発表されることになっています。

ヒンチクリフは2021シーズンでキャリア11年目を迎え、AASでは5シーズン目の参戦となります。2020年はAASから6レースに参戦。第104回インディ500では予選6位から7位フィニッシュしています。

10人のインディカードライバーがデイトナ24時間レースに参戦

2021年01月24日



1月30日決勝スタートのデイトナ24時間レースの予選レースが今週末に開催されます。
毎年多くのインディカードライバーが参戦していますが、今年のラインアップは以下の通りです。

【デイトナプロト・インターナショナル(DPi)クラス】
No. 01 Chip Ganassi Racing Cadillac:
Scott Dixon, Marcus Ericsson
No. 5 JDC-Miller MotorSports Cadillac:
Sebastien Bourdais
No. 10 Konica Minolta Acura ARX-05:
Alexander Rossi, Helio Castroneves
No. 48 Ally Cadillac Racing:
Jimmie Johnson, Simon Pagenaud
No. 60 Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian Acura:
Juan Pablo Montoya

【ルマンプロトタイプ2(LMP2)クラス】
No. 81 DragonSpeed USA Oreca
Rinus VeeKay

【GTデイトナ(GTD)クラス】
No. 96 Turner Motorsport BMW M6
Colton Herta

開幕戦のアラバマGPが1週間延期に

2021年01月23日



インディカーは開幕戦のアラバマグランプリを当初の4月11日決勝から18日決勝開催に1週間延期すると発表しました。

これに伴い、開幕戦の現地中継は地上波のNBCとなります。

アラバマGPは当初は第2戦として開催される予定でしたが、開幕戦として開催される予定だったセントピーターズバーグGPが市街地コース設営作業の遅れによって4月25日に順延されたのを受けて、2021シーズンの開幕戦となっています。

昨年は感染症拡大の影響でイベントはキャンセルされ、今年は2年ぶりの開催となります。

2019年のレースでは佐藤琢磨選手がポールトゥウィンでレースを制しています。

アラバマGPのイベントスケジュール詳細は後日発表されることになっています。

レイホールレターマンラニガンレーシングが30シーズン目

2021年01月22日



1992年に活動を開始し、現在ではインディカーシリーズとIMSAスポーツカー選手権にそれぞれ2台づつエントリーさせているレイホールレターマンラニガンレーシング(RLL)は2021シーズンで30回目のシーズンを迎えます。

2台のBMWをGT-LMクラスに参戦させるIMSAスポーツカー選手権は1月30日のデイトナ24時間レースで開幕。RLLはGT-LMクラスでの3連勝を狙います。

インディカーシリーズは今季もグラハム・レイホールと佐藤琢磨選手のラインナップで、4月11日にバーバーモータースポーツパークで開幕を迎えることになっています。昨年はバーバーでのレースはキャンセルになりましたが、一昨年のバーバーではレイホールがポールポジションを獲得し、佐藤琢磨選手がレースを制しています。

チームのデビューシーズンは1992年。当時はカール・ホーガンとの共同チームで、チーム名はレイホールホーガンレーシングでした。レイホールは第2戦のフェニックスで優勝した他に、デトロイト、ニューハンプシャー、ナザレスとトータル4勝を挙げてボビー・レイホールにとっては3回目で新生チームにとっては初めてとなるタイトルを獲得しています。

その後は2004年にバディ・ライスがチームにとっては初めてのインディ500優勝をもたらし、2020年には佐藤琢磨選手が2回目のインディ500優勝をもたらしました。

スポーツカー選手権ではBMWで2010年と2011年に2年連続でクラスチャンピオンになり、2011年と2012年にはセブリング12時間で連勝し、2019年と2020年にはデイトナ24時間レース2連覇を達成しました。

1996年からはカール・ホーガンは別のチームを立ち上げて独立し、代わってTV司会者として有名なインディアナポリス出身のデイビッド・レターマンがチームに加入。チームレイホールと改名しました。

2004年からはレイホールレターマンレーシングへ改名し、2011年にはシカゴを拠点とする重機メーカーを経営するマイク・ラニガンを共同チームオーナーに迎えてレイホールレターマンラニガンレーシングとなっています。

チームはこれまでにCART,インディカーシリーズ、トヨタアトランティック、SCCA,アメリカンルマンシリーズ、IMSAスポーツカー選手権、GRC、FIAフォーミュラE選手権に参戦。通算54勝、ポールポジション65回を記録。215回の表彰台を数えた他にシリーズタイトルを3回獲得しています。

チーム設立30周年となる今シーズンは特別ロゴマークを作成しレースカーや機材、チームオリジナルグッズに採用し、SNSなどを通じて様々な記念イベントを企画することになっています。

そして、今年はインディアナポリスの南東に位置するザイオンビルという街に12エーカー(1.5東京ドーム)の敷地を確保し、115,000 平方フィート(約3500坪)の新社屋を着工。2022年初頭には竣工する見込みで、これまではインディアナポリスとオハイオに別れていたインディカーとIMSAの研究開発とレースオペレーションを集約させることになっています。

この30年間にRLLからレース参戦したドライバーは以下の通り。

Alessandro Zanardi
Alex Lloyd
Alexander Sims
Andy Priaulx
Augusto Farfus
Austin Dyne
Bertrand Baguette
Bill Auberlen
Bobby Rahal
Bruno Spengler
Bryan Herta
Bryan Sellers
Buddy Rice
Casey Mears
Chaz Mostert
Chris Festa
Colton Herta
Connor De Phillippi
Danica Patrick (also Toyota Atlantic)
Dirk Mueller
Dirk Werner
Graham Rahal (also ALMS/IMSA)
James Jakes
Jay Howard
Jeff Simmons
Jens Klingmann
Jesse Krohn
Jimmy Vasser
Joey Hand
John Edwards
Jon Fogerty
Jonathon Summerton
Jordan King
Jorg Mueller
Katherine Legge
Kenny Brack
Kuno Wittmer
Luca Filippi
Lucas Luhr
Martin Tomczyk
Max Papis
Maxime Martin
Michel Jourdain Jr.
Mike Conway
Mike Groff
Oriol Servia
Paul Dana
Philipp Eng
Pippa Mann
Ralf Kelleners
Raul Boesel
Roger Yasukawa
Ryan Hunter-Reay
Scott Sharp
Spencer Pigot
Takuma Sato
Tom Blomqvist
Tommy Milner (also SCCA)
Vitor Meira
Zachary Claman DeMelo

6チームがセブリングで始動!

2021年01月21日



フロリダ州のセブリングインターナショナルレースウェイで1月18日19日にインディカーのチームテストが行われ、6チーム14人のドライバーが走行しました。

今回はオープンテストではなく、各チームのプライベートテストということで、ラップタイムとスピードは公式にはリリースされていません。6チームはセブリング特有のバンピーな路面でストリートコースでの走行を想定したテストに専念しました。

【ガナッシとアンドレッティが好発進】
シリーズでもトップクラスの大所帯を誇るチップガナッシは月曜日に4台がテストを行い、アンドレッティは火曜日に4台加えてメイヤーシャンクの1台が走行。
ラップタイムを見る限りでは月曜日はチップガナッシのディクソンがトップタイム。火曜日はアンドレッティのロッシがトップタイムを記録し、順調なスタートを切っています。

【注目を浴びるパロウ】
デビューイヤーの2020シーズン第3戦目に3位表彰台を獲得するなどの活躍を見せ、今シーズンはトップチームのチップガナッシに抜擢されたアレックス・パロウ。オーナーのチップ・ガナッシも「すでに何勝もしているかのような風格がある」と評価し、今シーズンの飛躍が大いに期待されています。

【挑戦し続けるジョンソン】
NASCARカップを7回獲得したジミー・ジョンソンは45歳のルーキーとして新たな挑戦を続けています。この20年間、ダウンフォースはインディカーの10分の1位以下で、車重1500㎏オーバーの割には貧弱なタイヤのストックカーとすっかり一体化してしまった感覚を、パワステなしでクイックなハンドリング、まるで違うブレーキフィーリングのインディカーに限られた時間で適応させなければなりません。一番感覚が違うのはその強烈なカーボンブレーキだとジョンソンはSNSでコメントしています。

ジョンソンはこのオフにF4レースカーでシングルシーター特有の空力特性とタイヤの使い方を地道に特訓。過去7回獲得したタイトルだけでは満足しないハングリー精神をプライドも関係なく見せています。

【フォイトの復興なるか】
40歳で6回目のタイトルを獲得して勢いが止まらないディクソンに対して、通算31勝と過去4回のタイトル獲得を誇るもう一人アラフォードライバーのセバスチャン・ブルデイ。2年ぶりのフル参戦となります。2015年から4年連続で優勝するなどして、デイルコインにも2勝をもたらした優勝請負人のブルデイがAJフォイトレーシングに2013年ロングビーチ以来の勝利をもたらすか大きな期待がかかります。

今年は新たにチームに加入したエンジニアのジャスティン・テイラーがブルデイを担当。昨年まで14号車を担当し、最終戦でのブルデイの4位フィニッシュでエントラントポイントランキング21位に滑り込んだ結果、ランキング22位まで与えられるリーダーズサークルボーナスの100万ドル獲得に導いたマイク・コリバーは2台を統括するテクニカルディレクターに昇格します。コリバーはかつては2001年に服部茂章選手を担当し、2011年のインディジャパンファイナルでは武藤選手とタッグを組んでいました。



今回のセブリングでの2日間のテストは各チームが各々にシーズンオフの宿題をこなすということで一概にタイムを比較することは無意味です。各チームはバンピーな路面でのダンパーテストなどの脚回りのチェックを重点的に行います。このセブリングで通用する脚周りはどのコースでも通用する最強の物となります。

しかし、この7シーズンで4回タイトルを獲得しているチームペンスキーはこの2日間は姿を現しませんでした。タイトル奪還にかけるペンスキーの今後の動きからは目が離せません。