【小倉さん特別解説】ペンスキーのリアウイングの秘密

2018年05月26日



このリアウイングで主にダウンフォースを発生しているのは、主翼にあたる水平な翼の部分だと思われます。

その前縁部分でカッティングシートのエッジによる段差が気流に対向する向きになってしまうと、その段差で気流を乱してウイングの効果を落としかねません。カッティングシートの前端部分を翼の前縁に巻き込むようにして、段差を気流に対向させない向きにすると、ウイングの効果を損ねにくくなります。

B-17など第二次大戦中の航空機の尾翼も、最後に前縁部分の外板を上下の外板の上から被せるように装着していました。(段差は後ろ側で、気流に対抗させないようになっていました。)

一方下反角がついた翼端部分は、翼端坂的な機能なはずで、主翼にあたる水平部分よりもカッティングシートの作業効率の方を優先した実利的なやりかたのように思われます。

このリアウイングは、主に水平な部分が主翼としてダウンフォースを生み、翼端の下反角がついた部分は、主に翼端板としての機能をしているようです。

主翼部分の気流はとても大事で、カッティングシートの端にと翼の表面とでできる段差を気流に対抗する向きにしたくないはずです。すると、 カッティングシートの前端を翼の前縁を回り込ませて、翼の下面で、気流に対抗させない向きで段差をつけたほうが、段差による気流への悪影響を押さえることができるはずです。

一方、翼端部分は、翼端板的な機能で、主翼部分ほど気流への配慮をしなくてもよく、それでカッティングシートの施工のしやすさを優先したのではないかと思います。

第二次大戦中のアメリカの航空機の翼にもみられた、実利的なやりかたのように思います。

※小倉さん、詳細解説ありがとうございました!

リンダ・ボーン先生の代役として

2017年05月28日

リンダ・ボーン先生が今年の500を欠席されるとこのとなので、代役としてこの画像を貼っておきます。
リンダ・ボーン先生のフィギュアとサインがポイントな、1972年のインディ500ペースカー、オールズモービルのプラモデルです。

1972年のインディ500は・・・
  マーク・ダナヒューがペンスキーのマクラーレン・オッフィーで優勝
  ゲストとして見に来ていたジム・ネイバースさんが初めて”Back Home Again in Indiana”をリハーサルなしのぶっつけ本番で歌わされ、以後2014年まで伝統となった
そんな年でした。

ボーン先生の回復を祈念し、第101回500の放送を楽しみにしつつ。

チルトンのお父さんが・・・・

2016年02月11日

チルトンのお父さんがAJGの英国法人のCEOです。お父さんは2012年まで保険会社のAonの役員で、当時のチルトンはAonのロゴがついていました。

テキサスのフライバイ

2015年06月07日

すみません。今回は移動中で、ライブで見られませんでした。

フライバイは、
  双発の輸送機ダグラスC-47 スカイトレイン 1機と
  単発の練習機ノースアメリカンT-6テキサン 2機と
  スモークを引いていたのがやはり単発の練習機ノースアメリカンSNJでした。


現地は6月6日の夕方で、1944年のノルマンディ侵攻の記念日でした。
そのため、この侵攻作戦でも空挺部隊の移動や物資輸送などで大活躍したC-47スカイトレインが選ばれたのだと思います。
飛行したC-47の主翼と胴体には白黒のストライプがありますが、これは「インベイジョンストライプ」といい、ノルマンディ侵攻作戦に参加した連合軍の全航空機に味方識別用として描かれたストライプでした。
C-47は、名作旅客機ダグラスDC-3の軍用輸送型でした。
DC-3は、放送中でご指摘の通り「ダグラス・コマーシャル」で、ダグラス社の商用機の3種類目という意味です。

T-6テキサンも第二次大戦前から戦後に使われた名作の高等練習機で、
アメリカ陸軍航空隊(のちの空軍)ではAT-6とされ、
アメリカ海軍ではSNJとされました。
今回左右にいたのはAT-6、中央でスモークを引いていたのがSNJでした。
このAT-6とSNJは「テキサン」という名前があり、それは「テキサス人」という意味です。この地でのフライバイにふさわしい選択でした。
イギリス空軍とカナダ空軍では「ハーバード」と呼ばれ、
日本の航空自衛隊と海上自衛隊でもテキサンが使われました。

というわけで、肝心なときにいなくて、すみません!

いやあ、本当に勉強になります。小倉様、情報提供ありがとうございました。

「雨のインディ最高!」というブーメラン

2014年07月28日

いつも楽しく拝見しております。
アラバマ戦で「雨のインディ最高!」とTweet したものです。
まさかそれがトロントでブーメランのように自分に返ってくるとは。
「雨のインディ最高」と言ったのは覚えていたのですが、トロントのときのスタジオでそれを指摘されたときには、なんとなくはぐらかしてしまいました。ゴメンナサイ!
「ブーメランになって帰ってきた」というのを認めてしまうと、また日曜日もこれからも ブーメランがループになって戻ってきて、降雨順延になるような胸騒ぎがしたので・・・・。

トロント・レース1は降雨中断、翌日順延でしたが、すっかり楽しませていただきました。
良いレースが見られることが第一ですが、
もし雨で中断になっても「いつでもこい!」という気分です。
ご覧くださったみなさんが楽しんでいただけたのならなによりです。

あらためて、はっきり宣言します。
「GAORA INDYCARは雨のときも最高!」


ブーメラン、本当はライアンかウィルにピッタリな・・・・