生中継時のスタートまでが長すぎるですって?

2011年10月31日

今シーズンは生中継が大幅に増えましたが
番組開始時刻からレーススタートまでの時間が
長すぎると思っている方がいらっしゃるようです。

我々はVERSUSもしくはESPNの放送時間に
合わせて放送を開始しているだけなのですが、
「放送開始はレーススタート10分前からで十分」
などと言う声さえあります。
某局の某レース中継の影響なのでしょうか。

世界的に見れば、
インディカー中継以外にもモトGP中継をはじめ
アメリカでのF1中継や
イギリスのBBCのF1中継でもスタート1時間前から
現場からのスタート前情報番組を開始しています。

イギリスBBCでは
MCとエディ・ジョーダン、デイビッド・クルサード
マーティン・ブランドルの4人が
シーズンを通じて実況解説とピットリポートを行い
スタート1時間前から現場から様々な情報を送ってくれます。
喋りの内容もかなりカジュアルです。

BBCより

Mブランドルはグリッドで様々な人に生インタビューします。
こんな人にも生インタビューをします。
BBCより

他には様々なネタVTRも豊富です。
USGP開催を1年後に控えてまだ建設中のサーキットを
解説担当のDクルサードがレッドブルF1で試走します、
まだ舗装工事すらされていないのに。
BBCより

Jバトンはインドの三輪タクシーに乗って
今回のコースの特徴を解説していました。
BBCより

そして、今回のGPでは会場内で行われた
DウェルドンとMシモンチェリへの黙祷シーンを
流していました。
BBCより

これらの情報を見ていると
まるでインディカーのプリレースとおんなじですね。
スタート前まではあっという間。
しかも、様々な情報得ることができます。

これらを見ないでいきなりレースなんて
もったいないですね。

ファイアストン ファイアホーク

2011年10月30日

彼は一言も発しませんが、非常におしゃべりで表現豊かです。
でも日本に来ないのが残念なんですよねえ。



インディカーシリーズにタイヤを供給するファイアストンのマスコットです。

ファイアホークの通り、鷹をイメージしています。

ほとんどのセッションでフィールドに出ているのですが、非常に表現力豊かでみんなに愛されています。

予選後のインタビュー待ちで、ボーっとしてると、彼に絡まれてしまいます。


反射神経もするどく、ビデオカメラやスティルカメラを向けると

すぐに気がついて、何か演技を始めます。

ある意味、すごくプロフェッショナルですね。

アメリカにはダサいマスコットが比較的多いのですが、彼はかなりイケてます。

知らぬ間に、写真のコレクションもだいぶ増えました。






練習走行から予選、レース前セレモニー、表彰式と彼の仕事は多いです。

たぶん、中の人は一人でがんばっています。

ファイアホークもかなりのレース好きと見えて、レースカーの走行中はピットで

メディア向けのスコアリングボードモニターをよく覗き込んでいます。

1998年 インディ500

2011年10月29日

私事で恐縮ですが
私のインディ500デビューは1998年。
当時放映権を持っていたテレビ朝日のディレクターとしてでした。
インディカーの番組自体は1991年から担当していましたが
その当時の局はインディ500の放映権がありませんでした。

この時は、会社員を辞めて
まだ中継2年目だったテレビ朝日のスタッフとして
レース中に流す様々なVTRの制作と
レース中の情報ピックアップを担当しました。

唯一日本人として参戦していた
松田さんのレース前ドキュメンタリー担当もしました。


松田さんはインフィニティエンジンの2台目として参戦しましたが
レースカーのバッテリートラブルでエンジンかかからず
予選アテンプトができないまま時間切れとなってしまいました。

18時の終了2分前の最高のコンディションだったので
予選通過は確実だった中でのトラブル発生でした。


ちなみにこの年のウィナーはエディ・チーバーでした。

レース後は仲良くケンカしよう

2011年10月28日

オフシーズン突入と言うことで
ネタも少なくなり、
以前に某所で書いた
http://125.29.33.203/G-BLOG/GazooRacing08/index.aspx
インディネタを再掲載します。


アメリカではドライバー同士の乱闘って、わりと頻度が高いですね。
しかし、それもレースのひとつとして、認知されています。
懐が深いというか、エンターテイメントというか。






まずはじめに

ポール・トレイシー VS アレックス・タグリアーニ

生放送でコレが全部放送されました。

http://www.youtube.com/watch?v=Jjls3SIbcH8&feature=related

しかし、二人ともちゃんとあとでインタビューに答えているところがプロですね。

ピットリポーターもコレが仕事ですから、聞きに行くのも当たり前といえば当たりまえです。





続いては、NASCARからファン・モントーヤ VS ケビン・ハービック

http://www.youtube.com/watch?v=IMCmiTnFlL4&feature=related

女性のピットリポーターでもちゃんと聞きに行くんですよね。





インディカーでは女性同士の戦い

ダニカ・パトリック VS ミルカ・デューノ

http://www.youtube.com/watch?v=frcOogBzSY8

決勝前日の出来事でも、面白ければ決勝レース中生放送で紹介します。



またしてもダニカ・パトリック(ちょっと長いけど、全部見てね)

http://www.youtube.com/watch?v=IuNbnBdaEmU

スタンドからの歓声がすごい。

コーション中でしたが生放送ではダニカの行動に完全フォーカスしてました。





またまたダニカ・パトリック VS ダン・ウェルドン

http://www.youtube.com/watch?v=IsIS80VuahI

1週間前のいざこざを、無線交信を含めてリプレイして、

翌週のレース中継のオープニングにするアメリカの放送局、ABC。

そして、画面にも出てくる「ダニカVSウェルドン、荒野の決闘!」というバナーを

急遽作って、チケットプロモーションを仕掛けたテキサス・モータースピードウェイ。







NASCARで最も有名な殴り合い 1979年デイトナ500最終ラップ

http://www.youtube.com/watch?v=Dk2DNyy4Skc&feature=related

トップ争いの2台がバックストレッチでぶつけ合いに発展、そのまま殴り合いへ。

その隙を突いて、デイトナ500での6勝目をあげた、”キング”リチャード・ぺティ。

デイトナ500は、この年に初めて全国に生中継されましたが

この騒動によって、NASCARは一躍、全国区での人気スポーツになってゆきます。

この殴り合いのシーン、ほぼ毎年、デイトナ500のオープンニングで使われます。





その約20年後の第40回デイトナ500のTVオープニング。

http://www.youtube.com/watch?v=f2ITU2ZwARE





数十年後には当事者たちがトークショウで笑いながら詳細を振り返ります。

http://www.youtube.com/watch?v=M_I_HUCYOlU&feature=related

真ん中で司会を務めるのは、そのレースで2位フィニッシュしたダレル・ウォルトリップ。





「暴力は絶対にいけない」なんて野暮なこという人はいません。

レースに賭ける気持ちが大きいだけに、感情と感情のぶつかり合いは避けられません。

誰もがそれを理解しています。

レースは人間ドラマでもあるわけですから。



YOU NEED DRAMA?

YOU NEED ACTION??



日本で伝説に残るケンカって生まれるんでしょうか??





懐の深さしだいですね。

ルーキーオブザイヤー決定

2011年10月27日


ということで、
巷の予想、期待をいい意味で大きく裏切り(私的には期待通りでしたが・・・)
見事な実況解説で番組を盛り上げてくれました武藤英紀選手を
GAORAルーキーオブザイヤーに決定したいと思います。

とくに、第4戦サンパウロでの雨天中断2時間中での
ダニカ・パトリックとの秘密の関係、
マルコ・アンドレッティのぶっ飛びおぼっちゃま話、
「琢磨選手は○○だ」話など、
真夜中の退屈な時間の眠気を一気に吹き飛ばす豪快なトークには
単行本化するか、そこだけ特番再放送したい衝動に駆られるほどでした。

授賞式などは特にありませんが、
来シーズン以降の活躍にも期待したいと思います。