ラスベガスでの事故調査報告

2011年12月16日

現地15日にインディカーより発表がありましたが、ブライアン・バーンハートの記者会見では

「極めて偶発的な要素が重なった結果、ダン・ウェルドンの死亡事故につながった」と発表しています。

宙に舞ったウェルドンのレースカーはフェンスの支柱に激しく衝突、この時にウェルドンのヘルメットが直接支柱に衝突し、これが致命傷に至ったとのことです。

インディカーは事故原因究明のために様々なデータを収集し、レースカーに搭載されているアクシデントデータレコーダー(ADR)に記録されたデータのほか,チームがテレメトリー収集したデータ、タイミングスコアリングデータ、オンボード映像、スチル写真、観客からの目撃証言と物的証拠を集め、これらは第三者機関であるWolf Technical Servicesによって厳正な調査が行われました。

事故原因の概要としては・・・・・

映像を検証した限りでは、ラスべガスでの集団走行は、そのほかハイバンクオーバルでみられるそれと大差のないものであった。しかし、レースコンディションにおいてレースコースの特性上レースカーの自由度は非常に高いままとなった。その自由度の高さはグルーブ(レースライン)の外でも例外ではなく、そのためにレースカー同士の接触の危険性を高めたと同時にドラーバーにとっては他のレースカーの動きを予測することを非常に困難なものにしてしまった。その結果このような事故を起こす確率を赤いものにしてしまった。

34台という出走台数は、コース全長とコース幅、ピットボックス数などから出された妥当な数字であり、どのオーバルトラックにおいてもこれらの事故は同様に起こりうるものである。

…というものでした。また、

2012年からはさらに安全性を高めたレースカーに変更される。サイドイントラクションパネルとホイールテザーの強度はさらに高められる。このコック部分の開口部は長さと幅が拡大され、それに伴って衝撃吸収部材の使用がさらに増えるものとなり、「フローティングヘッドレスト」と「フロントヘッドレスト」の採用義務付けはさらなる安全性の向上に貢献する。

細かな、事故調査報告書などがインディカーのメディアサイトにアップされていますが、内容に関してはおいおいフォローします。