96thINDY500まとめ!

2012年05月31日



レース後にこんなに長い間浸れるなんて
そんなインディ500は過去にあったでしょうか?

で、個人的な総括。

■燃費差
エンジン冷却に苦労していたシボレーは
燃料混合比を濃くせざるをえませんでした。
気化熱の関係で、燃料が濃いほうが温度上昇をわずかに抑えられるのです。
この情報は、ABCのリポートにあったので
即座にトークバックでコメンタリーに伝えました。

■スピード差
シボレーとホンダはほとんどイーブンでしたが
燃料を濃くしていたしシボレーは前半の速さが光りました。
レース中盤以降は燃費の問題もあって抑えていたのでしょう。

■Rブリスコー
レース中盤のギアトラブルが痛かったですね。
それがなければいいところまで来ていたでしょう。

■マルコ
毎回のピットワークがスムーズではなかったような気がします。
それが焦りにつながったのではないでしょうか?
それさえなければ初優勝は十分にあったと思います。

■リスタート
このインディ500では1列スタートとし、
リスタートゾーンをターン4立ち上がりに設定し
ペースカーも1周前ではなく、
リスタート直前にターン4を回ってからピットに戻るようになったので
絶妙なリスタートバトルを演出していました。

■リードチェンジ
史上最多のリードチェンジ数となりましたが、
そのほとんどがターン1でのものでした。
おそらく風向きなどの関係もあるのでしょうが、
ターン3ではほとんどなかったかと思います。

■ダリオの誤算
琢磨選手は1周前に同じようにディクソンを抜いているので
同じように行けると思いましたが、
ダリオのラインは若干インに入り込むような形に見えました。

実は、琢磨選手が並びかけた時に
ダリオは2度ほど琢磨選手をけん制しています。
おそらくそれで琢磨選手は引くと思ったんでしょう。
しかし、実際には引くどころか、ターン1侵入前には
インサイドに並びかけていたので相当動揺したと思います。

ダリオからはどこまで見えていたかわかりませんが
スポッターのコールに驚いていたはずです。
それがあのターン1での微妙なラインにつながったんのだと思います。

アメリカの知り合いからは琢磨をたたえるメールしか来ません。

■ポイント2位だったかも
”タラレバ”をレース後に楽しむのもインディの醍醐味の一つです。
「ああすれば、ああなっていたら・・・」など
作戦などの選択肢の多さがインディカーレースの面白さですから
レース後に“タラレバ”がたくさんあるのはあたりまえです。
むしろそれを楽しまない手はありません。
インディカーレースはレース後もいろいろ思案して楽しめるのです。

さて、本題。
琢磨選手はロングビーチでは3位表彰台寸前でした。
で、サンパウロでは表彰台。
でで、もし今回優勝していたら
ポイント2位くらいにはいたのではないでしょうか?
ちゃんと計算はしていませんが。

■最大の歓声
サウスシュートで見てたアメリカの友人の情報では
リスタートでTKがトップに立った時と
琢磨選手がダリオに仕掛けた時が最大値だったそうです。
あと、Eカーペンターへの声援もかなり大きかったとのことです。

プレゼントのヘルメットシールドは捨てバイザーではありませんよ

2012年05月30日

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先ほど録画を確認したら
村田さんが誤解して「捨てバイザーですから・・・・」
と言っていましたが、違います。

本物の使用済のヘルメットシールドに1枚テアオフ(捨てバイザー)を残して
そこにサインをしていただいたものです。

2001年だかの予選終了後に当時はインフィニティエンジンで参戦していた
エディ・チーバー選手のインタビューを撮りに行ったところ
チーバー選手はテーブルの上のヘルメットシールドを並べて表面をチェックして
傷の入ったものをポイポイゴミ箱に投げ込んでいました。

私は驚いて、ゴミ箱からヘルメットシールドを拾い上げて
エディに「コレいらないの?もらってもいい??」と聞いたところ。
「もちろん、もう使えないから捨てたんだもん」と返事が返ってきました。

そこで閃いて、それにエディにサインしてもらって
視聴者プレゼント用に持って帰りました。
なので、その年はプレゼント用のサイン入りヘルメットシールドが
2つだか3つあった気がします。

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それ以来、長い練習走行で表面に傷がついて不要となった
”捨てるバイザー”をいただいて視聴者プレゼントにするのが恒例となりました。

その流れで、一昨年に琢磨選手のところに
「いらなくなった”捨てるバイザー”があったらいただけますか?」と伺ったところ
「捨てるものなんかありません(怒)」という答えが返ってきてしまいました!!
なるほど、琢磨選手らしいと思い、詳しく説明しなおして
”消耗して使用不可能となってしまったバイザー”にサインをしていただきました。

皆さん気がつきましたか?

2012年05月30日



今回の5時間超にも及んだインディ500生中継。
CMは2分×2回のみでした。
1回目は88周目のイエローの時。
2回目レースが終わって琢磨選手に電話インタビューする前です。
なので、1回目のCMタイムはみんなでスプラッシュ&ゴーでした。

※写真は参考資料です

レースを演出したリスタート

2012年05月29日

今年のインディ500ではリスタートルールが変わりました。
2列から1列へ、
リスタートゾーンはターン4手前から
ターン4立ち上がりに変更になりました。



キャッチフェンスに2か所、
蛍光オレンジの目印がつけられているのがわかるでしょうか?
レースリーダーがこの目印の間にさしかかったら
任意のタイミングでグリーンフラッグが振られます。

グリーンになった瞬間から全車追い越し可能になります。
コントロールライン通過を待つ必要がありません。

このように、リスタートゾーンがコントロールラインに近づいた。
グリーンで一斉スタートOK.
この二つがリスタート直後の大接戦を演出していました。
べつに、混乱していたわけではありません。

CPU100%状態が5時間

2012年05月29日

脳が体内の糖分をすべて使い果たした感じです。

私は本番中は左耳のイヤフォンでABCの英語解説を聴き、右耳のヘッドセットでは現地ABCのディレクター兼タイムキーパーのやりとりを聴き、さらにその右耳でデータ係兼フロアディレクターの岩崎さんとのやり取りをして、両耳がふさがった状態でGAORAのコメンタリーを聴きながら、トークバックでコメンタリー陣へ情報や指示を出し、PCでLTを見て順位やラップタイムなどを確認し、さらにスタジオサブにいるスタッフといろいろなやり取りをします。

全部同時多発進行です。二つまでは常時聴き分けて理解しています。
三つ同時は短時間ならばなんとかなります。四つ同時はちょっと無理です。

CMに行くときはTAKEボタンも押します。
TKがいないので自分でカウントダウンもします。
回線不良時や放送終了間際にはマスターともインカムでやり取りをします。







さらに、イエローの発生周回数、リスタート周回数
おもなドライバーのピット周、アジャスト、燃費MPG
などをメモっています。