エンジントラブル頻発の原因はソフトプログラミングにあり

2012年09月20日



エンジン制御をおこなう装置が上の写真の
マクラーレン製のECU(エンジンコントロールユニット)です。

ECUはエンジンコントロール全般のほか
パドルシフトシステム、ハンドクラッチの制御なども行います。

ECUはコンピューターの一種で
各エンジンサプライヤーはマクラーレン提供の共通ソフトウェアを使用し
独自のエンジン特性に合わせて独自のプログラミングをします。


色々と調べた結果では
どうやらこのプログラミングに問題があり
エンジンなどの動作不良を起こしているようです。

今シーズンからアンチストールシステムの使用が許可されています。
これはスピンした時やピットアウト時のエンジンストールを防ぐシステムで
通常は3500回転のアイドリングが1500回転以下になると
下の写真のクラッチコントロールユニットが自動的に作動して
クラッチをリリースしてエンジンストールを回避します。


しかし、実際にはホンダしかこのシステムを採用していません。
シボレーはこの便利なシステムの採用を見送っています。

その理由は、ECUのプログラミングが複雑になるため
通常のエンジン動作に悪影響を及ぼすことを懸念しているようです。

現行のインディカーは
ECUでエンジン以外にも様々な装置を連携して作動させているので
そのプログラムはより複雑化しています。

なので、そのプログラムの問題が動作不良を起こしているようです。
実際にもエンジンやターボのメカニカルトラブルよりも
電気的なコントロールの不具合の数のほうが圧倒しています。