返信:サー・ジャッキー・スチュワートとインディ500

2013年05月03日

ちょっと遅くなってしまいましたが、サー・ジャッキー・スチュワートO.B.E.とアメリカについて記します。

サー・ジャッキーは、F1デビューの翌年である1966年にインディ500に初参戦し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています(終盤リードラップ中にスカベンジポンプの故障でリタイヤ)。
1970年代初頭には、シャパラル2JやローラなどでCan-Amシリーズにも参戦。
こうして全米での知名度をあげました。
さらに、F1では当時前人未踏だった通算27勝を達成し、そのうちの25勝がフォード・コスワースDFVだったことから、ディアボーン(フォード本社)での通りもよく、1973年に引退すると、以後フォードのコンサルタントも長年勤め、フォードとロレックスの公式的な「顔」として活躍してきます。(*)

ドライバー引退後のサー・ジャッキーは、アメリカのレース経験もあり、その事情にも詳しいことや、ワールドチャンピオンという肩書から、インディカーやNASCARの番組のコメンテーターとなりました。アメリカのレース事情にも詳しく、瞬時に正確な分析をしたコメントなどで、人気も博していきました。サージャッキーは1980年代までABCを中心にコメンテーターとして活躍したそうです。
奇しくもアメリカのテレビ界ではモータースポーツのコメンテーターとしてサー・ジャッキーとデビッド・ホッブスという二人の英国人が活躍しました。

(*)余談ですが、1997年にF1でスチュワートGPチームを設立したのもフォードのワークスチーム設立という目的があり、ディアボーンの役員会との密接な関係で生まれたものでした。このチームは後に当時フォード傘下だったジャガーのF1チームとなり、さらには現在のレッドブルとなります。
 ロレックスでは、いまもその製品の精確さと耐久性を実証するスポーツ選手である「テスティモニー」を務めています。モータースポーツ界からはサー・ジャッキーとル・マン8勝を誇るトム・クリステンセンの二人が選ばれています。