今年のABCのオープニング

2013年05月28日





インディアナポリスモータースピードウェイの生みの親、
インディアナ州出身の実業家のカール・グラハム・フィッシャー。

その彼が1909年にこの地に種をまき。
100年の歴史を経た今は、毎年大きな収穫が実っている。
もし、フィッシャーが100年後の今の状況、
技術やスピードの進化を知ったとしたら
どんなに喜ぶことだろう・・・。
というストーリーでした。





あの例の琢磨選手の黒サングラス&黒スーツシーンですが
あれはABCが中継を担当するレースの時に使うCMバンパーですね。
琢磨選手がラップリード時にCMに行くときにもしかしたら流れると思います。
基本的にABCの国内映像用で、
ESPNインターナショナルの国際映像には出てこないかもしれません。
下はたまたまインディ500中継で流れた「ディンガーバージョン」。



アンドレッティ包囲網を突破せよ!

2013年05月28日



レース序盤3分の1のほとんどを支配したEカーペンターでしたが
73周目以降のラップリードはありません。

レース中盤でペンスキー勢の3台がラップリードをとりましたが
それも長くは続きませんでした。

そんな中で200周を通じてリードチェンジを展開してきたのが
Mアンドレッティ、Rハンターレイ、Cムニョスのアンドレッティオートスポーツ勢と
KVレーシングのTカナーン。

のこり30周からは完全にアンドレッティ勢の3人対TK一人という構図になっていました。
ペンスキー勢もガナッシ勢もこの戦いには加われませんでした。

1969年のマリオ・アンドレッティの優勝以外で
アンドレッティと名のつく人は誰一人として
ビクトリーレーンに足を踏み込んではいません。

アンドレッティオートスポーツのチームオーナー
マイケル・アンドレッティもインディ500に16回出場し
歴代10位となる431周のラップリードをとりながらも
1991年の2位を最高に優勝はありませんでした。

そんな歴史の中で、
今年もインディ500での勝利に見放されたアンドレッティと
悲願の初優勝をなしとげたTカナーンの明暗は
やはりインディ500ならではの大きなドラマでした。

昨年はあれだけレースを席巻したガナッシ勢は全く振るわず
キンボールの8位が最上位。
今年はプラクティスから好調だったアンドレッティ勢は勝利できず。
インディ500の難しさを再確認しました。

もっとこの物語をレース中に実況であおればよかったと後悔しています。
レース終盤で長いコーションが出てればプリレース中に裏ウケしておいた
「アンドレッティ家のインディ500バッドラック物語」(4分)を流して
もっと煽れたのですが・・・・。

Vがけっこう没に・・・

2013年05月28日

雨での中断対策でけっこうV作ったのに
プリレースで流したインタビュー系と
CMバンパー以外は没になりました。

しかし、CMバンパーは
最後までとっておいたTKバージョンがフラグでしたね。
CMバンパーもRHRバージョンは没になりました。
ライアンすまん。

あっぱれ!デイルコインとJウィルソン

2013年05月28日

ホンダ勢では最上位となる5位に食い込んだジャスティン・ウィルソン。
残り3周でのリスタート時にはもう少し前に出られそうな感じでした。

予選14番手、5列目ミドルからのスタートで
85周目にはリードラップ最後尾の27位まで後退。
残り40周で15位。(琢磨選手はその時11位)

残り25周でラストピットを行った琢磨選手に対して
Jウィルソンは燃費走行に徹して引っ張り
前が次々とピットインし始める中で3位まで上がり
残り17周でピットイン。
全車が最後のピットインを済ませたところで5位まで上がっていました。

これは、フィニッシュまでの17周分だけの燃料補給が
短いピットタイムにつながったからです。

で、最後はトップ争いのひと塊の中に入って5位フィニッシュ。
作戦参謀のデイル・コインの判断力と
うまく燃費をセーブしてピットタイムの短縮を実現したJウィルソン。
お見事でした。

実に目まぐるしく、激しいレースでした

2013年05月27日

「時速350キロのチェスゲーム」といった感じで
動きが派手の上、かつ頭脳戦を強いられる内容の濃いレースでした。

リードチェンジ68回は数字だけではなく内容を見てみると、
アンドレッティ勢の4台とカーペンター、TKのスクランブル状態に対して
後方から徐々にペンスキー勢がレースカーをアジャストしながら這い上がり
ついにはペンスキーの3台全員がラップをリードするという入り乱れぶり。

ラストスティントへ向けての各ドライバー、チームのレースカーカーアジャスト
そして、ラストピットのタイミングとピットタイムを極力詰めるための
ぎりぎりの作戦も見どころでした。

最後までグリーンであったならば
武者乱立の大変なせめぎあいになっていたでしょう。
カーブデイのフリーダム100のフィニッシュシーンの再現になっていたでしょう。


残念なのはその中に琢磨選手をはじめとするホンダ勢が絡めなかったことですね。

「まったりしたレース」
「動きがなく退屈」
などの声も聞かれますが
今年のインディ500は200周すべてが、”例年のラスト20周”のような内容でした。

ピットインごとに各レースカーのアジャスト内容やハンドリングバランスなどを
ピットリポートから情報を拾って伝えていたつもりですが
TVをご覧の皆さんに今日のレースの緊迫感が伝わっていなかたっとしたら
我々ももう少しその辺を意識してさらに工夫して実況していかなければなりません。

ちなみに自分の中で動きのないインディ500は2003年のレースでした。