ピットボックスに”譲り合いゾーン”を設ける

2013年08月31日



前回のソノマ戦でのひと悶着を受けて
インディカーはピットボックスの角に45度の角度で点線を引いて
”譲り合いゾーン”としてピット作業領域と
車両通過領域の目安としました。
「この三角地内では相手の動きにも配慮しなさいよ」ということです。
このラインはシーズン残りのレースでも採用されます。

さらに
「レースカーの止め方や機材の置き方などで、
他者のレースを混乱させたり
妨害したとオフィシャルが認めた場合はペナルティとする」

と新たなルールを追加しました。

合わせてインディカーはブルーフラッグのルールを
以下のように改定しました。
「レースディレクターから進路を譲れという指示を受けて、
スターターフラッグポストからブルーフラッグが掲示された周回遅れの車は
直ちに進路を譲らなければならばい。
ブルーフラッグ掲示から1周以内に進路を譲らない場合は
ペナルティとする」



これですべてが解決するとは思いませんが
新たなガイドラインを明示し注意喚起を促すのは大事だと思います。

今回のボルティモアのピットボックスの長さは38フィート(11.58m)で
前回のソノマの40フィート(12.19m)よりも61cm短くなります。

ボルティモアのシケイン

2013年08月30日

去年はスタートライン手前の踏切にあるシケインを廃止したのですが
金曜日の最初のプラクティスセッションで飛ぶ車が続出。
それ以降は急きょタイヤバリアでしのいで
土曜日にコンクリートでシケインを設置していました。

このシケインの位置がリスタートゾーンに近すぎるために
スタート、リスタートがどうしても1列気味になってしまっていました。

なので、グリーン直前の通過時のみ
シケイン不通かにすればいいと思うのですが。

トニー・カナーンの記録

2013年08月29日

今週末のボルティモア戦で212レース連続出場という
チームオーナーのジミー・バッサーの記録を抜いて単独一位になりますが
この211と言う数字はシーズンのレース数もあって分かりにくいので
他のメジャープロスポーツの連続記録と比較するとこうなります。


スポーツによってはシーズンの試合数などが違うので
シーズン数になおすと実に12年と6ヵ月間。
これは4番目の記録になります。

Tカナーン自身がトライアスロンにも参加するまさにアイアンマンですが
あと4年でカル・リプケンまでは逆転できそうな感じですね。

一位はブレッド・ファーブですか・・・・。
すごいですね。


Sディクソンとマイク・ハルの空回り

2013年08月28日

ポイント2位まで追い上げてきたSディクソンですが
ミッドオハイオとソノマでの空回りでポイント逆転の機会を逃してしまいました。

ミッドオハイオでは予選3位ながら急きょ2ストップから3ストップに変更し
作戦変更後の2度目のストップ終了時点で予選6位のダリオの後ろへ後退するなど
この時点で完全に失敗してしまいました。
せっかく最初のスティントをペースを抑えて30周まで持たせたところでの
この作戦変更はこの時点で完全に裏目に出ました。

さらにはそれを挽回すべく、最後は温存しておいた新品レッドを活かすべく
3スティント目はユーズドレッドで軽めにしてショートスティントにして7秒台を連発
解説の松田さんもディクソンの追い上げに注目するものの
残り25周でタイヤトラブルかラップタイムががくっと落ちてしまい
ユーズドレッドしか残っていないダリオよりも3周早く残り24周で3回目のピットイン。

さらには左フロントタイヤチェンジャーがナットを落とすなどタイムロス。
ハンターレイとパワーの2ストップ勢の先行を許して完全に撃沈。
対照的に残り20周まで引っ張ったダリオはラストピットの給油時間を短くでき
3位表彰台をゲットしました。



珍しくディクソンの作戦参謀のマイク・ハルは作戦で大失敗しました。
2回目のストップ後にディクソンは無線でも文句を言っていました。
番組では映像で映っているバトルを優先して実況するので
話の流れをぶった切ってまで細かい作戦フォローを頻繁にはしない場合があります。
イエローが出れば大きく状況は変わる可能性も大きいですから。

あと、ライブタイミング上で順位変動があっても、
映像がほかの順位争いを映していればそちらの実況を優先します。
視聴者の全員がLTを見ながら観戦してるとは限りません。
あくまでも画面優先です。

そして、ソノマでは
最多となる24周もラップリードしながら
あの接触一発でレースを失ってしまったのは
今度はSディクソン自身の大失敗でした。

ディクソン&ハルのコンビがここまでハマるのは珍しいですが
今週のボルティモアでの逆襲には注目です。

ソノマはイエロー多発でしたが
実はピットタイミングが多方面に分かれる”サイクルスルー”のレースになっていて
それぞれの作戦を負うのが大変でした。

ソノマのピットレーンの広さ

2013年08月27日



ソノマレースウェイの各ピットボックスの全長は40フィート(12.19m)あります。
この長さはロードコースでは広い方に属します。

いちばん小さいのは前回のミッドオハイオで35フィート(10.67m)で
ソノマよりも1.524m短いことになります。
インディカーの回転半径を考えればこの差は大きいです。

ストリートコースではセントピーターズバーグやサンパウロで
44フィート(13.41m)というのもあります。

中継中で松田さんと松浦さんが指摘していましたが
オーバルではレースカーがスタッガーセットアップなので
ピットアウト時にはリアをスライドさせて小回りしやすいが
シンメトリーのロードコースセットではリアのグリップが良すぎて
どうしてもまっすぐ出てしまうという話でした。