開幕戦チケットは好評発売中

2015年01月28日



3月8日にブラジルの首都、ブラジリアのネルソンピケサーキットで開催されるインディカーシリーズ開幕戦「ブラジルインディ300」のチケットが好調な売れ行きを見せています。10か所あるグランドスタンドうち5か所はすでに売り切れとのことです。

1974年にオープンしたパーマネントサーキットは老朽化が進んでいましたがしたが、ブラジル連邦州のインフラ整備機構の主体で多額の資本を注入して改修することになりました。一部のコースレイアウトを変更して観客にとってはよりエキサイティングに、ドライバーにとってはよりチャレンジングなものへと大幅改修されますが、開幕戦に向けて工事は順調に進んでいるとのこと。

開幕戦のプロモーターは学生用に半額のチケットも用意して、さらなるチケットの売れ行きを期待しています。

2014シーズンは最後までチャンピオン争いを演じたHカストロネベスと先のデイトナ24時間レースで総合優勝を果たして勢いに乗るTカナーンも2年ぶりの母国でのレースに大いに意気込んでいるようです。

Jニューガーデンの忙しい1日

2015年01月28日

http://youtu.be/JC95CylPGVA

2年前に比べて、大分洗練された暮らしになりましたね。
2年前の暮らしの様子はこちらです。
http://youtu.be/sCcMlvVzEqI

ディクソン、カナーン組がデイトナ24時間レースで優勝

2015年01月26日



この週末に行われたデイトナ24時間レースでインディカードライバーが総合優勝とルマンGTクラスで優勝するなど大活躍しました。

チップガナッシwithフェリックスサバティスからデイトナプロトクラスに参戦したSディクソン、Tカナーン、Kラーソン、Jマクマーレイ組が総合優勝し、Sディクソンにとっては2006年以来2勝目、Tカナーンにとっては初優勝となりました。

これで、インディカードライバーを要するチームが10年連続で総合優勝することになりました。そのほかではルマンGTクラスでRブリスコー参加チームが優勝し。Sパジェノー参加チームが2位。プロトタイプクラス2位にSブルデイ組。プロトタイプチャレンジクラスでMプローマン組が2位フィニッシュして表彰台に乗っています。

インディカードライバー参戦組のレース結果は以下の通りです。
Prototype (Class Position):
1. Scott Dixon/Tony Kanaan –
No. 02 Target/Ford EcoBoost Riley, Chip Ganassi Racing with Felix Sabates
2. Sebastien Bourdais –
No. 5 Corvette DP, Action Express Racing
7. Sage Karam/Charlie Kimball –
No. 01 Ford EcoBoost/Target Riley, Chip Ganassi Racing with Felix Sabates
10. Ryan Hunter-Reay – No. 7 Riley DP, Starworks Motorsport
13. James Hinchcliffe – No. 70 Mazda, SpeedSource

Prototype Challenge (Class Position):
2/6. Martin Plowman – No. 16/61 ORECA FLM09, BAR1 Motorsports
5. Jack Hawksworth – No. 11 ORECA FLM09, RSR Racing

GT Le Mans (Class Position):
1.Ryan Briscoe – No. 3 Chevrolet Corvette C7.R, Corvette Racing
3. Simon Pagenaud – No. 4 Chevrolet Corvette C7.R, Corvette Racing
4. Graham Rahal – No. 24 BMW Z4 GTE, BMW Team RLL

GT Daytona (Class Position):
6. Townsend Bell – No. 63 Ferrari 458 Italia, Scuderia Corsa
13. James Davison – No. 007 Aston Martin V12 Vantage, TRG-AMG

テレビでのレース実況のむずかしさ

2015年01月25日



これはあくまでも持論なのですが、球技や格闘技とレースは競技形態が全く違います。マッチとレースの違い、これがすべてです。それだけにレース実況は特殊といえます。

ほぼすべての球技と格闘技は団体戦であろうと個人戦であろうと”マッチ”形式でA対Bという二極体制の構図です。しかも、球技に関してはフィールド内にはボールはたった一つで、そのボールを中心にすべてが展開してゆきます。それぞれの競技ではルールも選手人数もゲーム展開も違うので、実況するにはそれぞれのむずかしさとテクニックの違いは存在します。

それに対して、レースはトップ争いだけ追えばいいと言うものではありません。モータースポーツに関して言えば競馬や陸上競技、アイススケートと違って競技は2時間から3時間と長時間です。しかもインディカーでは2回から8回のピットストップがあって、タイヤ交換や燃料補給、アジャストの有無だけではなくソフトとハードのどちらのタイヤをどう消化したかなどの情報を押さえておかないとレース展開を正確に追うことができません。これができないと視聴者には混乱を与えます。

特にインディカーではピットタイミングや燃費、使用タイヤの関係で見た目のトップ争いとは違うところで本当の優勝争いが行われているケースもあって、それが把握できていないと視聴者に正しくレースが伝わりません。

私が一番気にしている部分は如何に視聴者の皆さんに正しくレース展開を伝えるかです。我々がレース展開の一歩先(球技に置き換えれば15分くらい先)を読んで起こりうる展開を理解しておかないと”正確でわかりやすい実況”は不可能です。ここは球技の実況とレースの実況の大きく違うところです。

球技では中継画面にはほぼ必ずボールが映っています。プレイ中にボールのないところを延々と実況する必要はありませんし、ボールのないところが中継画面に延々と映るようなこともありません。

でも、もしサッカーが1つのフィールドに5つのボールがあって、それぞれのボールで選手がばらばらにに動き始めたら実況するのは大変になるでしょう。格闘技でもリングに10人の選手が上がってそれぞれが戦い始めたら実況するのは大変になるでしょう。でもレース実況はそんな状況を2時間も実況し続けるのに近いですね。もしくはテニスの試合を5試合同時に実況するのに近いでしょう。

陸上競技でもマラソンや駅伝は多くのアスリートが2時間以上レースを続けますが、アナウンサーは複数いて第2中継車、第3中継車と走行集団ごとに手分けして実況が行われるのが普通です。

我々のレース中継は一方的に送られてくる中継映像とネットでの順位表、あとは現地放送の英語実況が情報のすべてです。少なくとも中継映像に映っていない部分は我々には見えていません。

そんな厳しい状況を少しでも打破しようと、コメンタリーは3人体制で臨み、そのコメンタリーには現役アスリート(現役レースドライバー)でメーカーとも契約しているファクトリードライバーまで擁しています。現役アスリートをコメンタリーに起用するケースはほかのスポーツ中継ではあまり見られないケースだと思います。

さらに状況把握のために私のほかにデータ係がスタジオで常に順位や展開などを整理し、常に私とインカムでやり取りしながらラストピットでのアジャスト有無や作戦面、ピットアウト直後の順位、チャンピオン争いのポイント計算などを確認し合っています。

2008年までの5シーズン、坂東親分の解説でスーパー耐久シリーズの中継番組をGAORAでやってきましたが、独自に中継車を出してコメンタリーに合わせてスイッチングができたり、自由に走らせることができるピットリポーターもいたので、出走台数、参戦クラスが多いのにもかかわらず割とスムーズに実況することができました。

やはり、”オフチューブ”(現地実況ではない)のレース実況はかなり特殊な環境にあると言えるでしょう。

エアロキット開発の認証期限を迎えて

2015年01月23日



2015シーズンから解禁となるエアロダイナミクス・ボディワークキットの認証期限を1月18日にすでに迎えて、ホンダとシボレーの開発活動は一区切りがついたことになります。

開発されたエアロパーツはそれぞれのパーツごとにインディカーの認証を受けたうえでチームに供給されます。ロードストリート/ショートオーバル用エアロパッケージは3月16日17日にバーバーモータースポーツパークで各チームによってテストが行われ、3月29日決勝のセントピーターズGPで実戦デビューします。

開幕戦は3月8日決勝でブラジルの首都のブラジリアのパーマネントコースで行われますが、開幕戦はダラーラ製の従来のエアロパーツが使用されます。

これまで、エンジンのホモロゲーション(認証)ではすべてのパーツを木箱に収納してインディカーに送り、それをインディカーの技術スタッフが認証作業を行っていました。しかし、エアロパーツの認証はコンピューターを使ったCADで行われます。CADを使って認証作業がおこなわれるのは実際に供給されるパーツと設計上のパーツが完全に同一であることを確認するためです。その後にパーツの実物の質量が測定されます。

チームは3月1日にロードストリート/ショートオーバル用のエアロパーツを受領し、4月1日にスーパースピードウェイ用のエアロパーツを受領する予定です。

レギュレーションによって開発が許されているエリアは、サイドポッド、エンジンカバー、リアホイールガード、前後のウイングのエンドプレート、スピードウェイ用フロントウイングのメインプレーンです。


レギュレーションによってエアロパーツの供給価格は75000ドル(約800万円)が上限と定められています。