多くのインディカードライバーがデイトナ24時間レースに参戦

2015年01月21日



この週末にデイトナインターナショナルスピードウェイで開催されるIMSA主催の第53回デイトナ24時間レースに多くのインディカードライバーが参戦します。少なくとも前回のインディ500に出走した33人のうち14人が参戦します。

デイトナ24時間レースでは過去4年間はいずれもインディカードライバーを要したチームが優勝していて、前回の2014年大会ではSブルデイ、Cフィッティパルディ、Jバルボサがデイトナプロトクラスで優勝し、2013年はCキンボール(優勝)、Rハンターレイ(2位)、Jウィルソン(3位)で表彰台をインディカードライバー参加チームが独占しました。

また2012年にはJウィルソン参加チームが優勝し、2011年にはGレイホール参加チームが優勝。さらに過去20年間の記録を見るとJPモントーヤ(2013, 2008, 2007), Bライス (2009), Dフランキッティ (2008) 、Dウェルドン (2006)が優勝しています。

今年のデイトナ24時間レースには53台のエントリーがあって、その内訳はデイトナプロトが16台、プロトタイプチャレンジが8台, ルマンGTクラスが10台、デイトナGTクラスが19台となっています。

20144年にインディカーシリーズにフル参戦したドライバーで、今回デイトナ24時間レースに参戦するのは以下のドライバーです。

* Sage Karam, No. 01 Chip Ganassi Racing with Felix Sabates (Prototype) *
* Charlie Kimball, No. 01 Chip Ganassi Racing with Felix Sabates (Prototype)
* Tony Kanaan, No. 02 Chip Ganassi Racing with Felix Sabates (Prototype)
* Scott Dixon, No. 02 Chip Ganassi Racing with Felix Sabates (Prototype)
* Sebastien Bourdais, No. 5 Action Express Racing (Prototype)
* Ryan Hunter-Reay, No. 7 Starworks Motorsport (Prototype)
* Jack Hawksworth, No. 11 RSR Racing (Prototype Challenge)
* Martin Plowman, No. 61 BAR1 Motorsports (Prototype Challenge) *
* Ryan Briscoe, No. 3 Corvette Racing (GT Le Mans)
* Simon Pagenaud, No. 4 Corvette Racing (GT Le Mans)
* Graham Rahal, No. 24 BMW Team RLL (GT Le Mans)
* Townsend Bell, No. 63 Scuderia Corsa (GT Daytona) *
* James Hinchcliffe, No. 70 SpeedSource (Prototype)
* James Davison, No. 007 TRG-AMR (GT Daytona) *

サラ・フィッシャーがレースに復帰

2015年01月19日



フィッシャーカーペンターハートマンレーシング(FCHR)の共同オーナーのSフィッシャーはオクラホマで行われたチリボウルナショナルミジェットレースに参戦しました。2010年インディカー最終戦のホームステッド以来のレース参戦となります。

15日に開催された”Dフィーチャー”では6番手スタートから優勝して”Cフィーチャー”へ進出するものの13番手スタートから6位に終わり、残念ながら決勝への進出はなりませんでした。

Sフィッシャーは17日に開催された敗者復活戦では5位に終わって(TOP4が進出)レースを終えました。

この大会には326台のエントリーがあって、義理の兄弟のカイル・オガーラは”Iフィーチャー”で13位。Jニューガーデンのクルーチーフを務めていたアントン・ジュリアンは”Iフィーチャー”で9位に終わっています。

ちなみにこのチリボウルナショナルミジェットレースのグランドマーシャルはロジャー・ペンスキーが務めています。

Sフィッシャーはそもそもダートオーバルのミジェット、スプリントカーレースの出身で、2002年の11月にツインリンクもてぎにタイヤテストで来日した時には、わざわざもてぎの今は亡きダートオーバルに来てくれて、我々の草レースを最後まで観戦してくれただけではなく、表彰式のプレゼンターまでしてくれました。




ちなみに一緒に見に来たSホーニッシュJrは15分でホテルに帰ってしまいました。

AJへの変わった誕生日プレゼント

2015年01月17日



1月16日に80回目の誕生日を迎えたアメリカでもっとも偉大なレーシングドライバーであるAJフォイト。
テキサスモータースピードウェイ支配人のエディ・ゴセージはAJへの最高の誕生日プレゼントを見つけました。

AJが未だに返還せずに持ち続けている1997年の優勝トロフィーに、”80歳の誕生日おめでとう!いつも元気に戦い続けてください”とネームプレートを添えてそのままプレゼントすることにしました。

遡ること1997年。テキサスモータースピードウェイでの初レース(インディカー初めてのナイトレース)を制したのは地元テキサスのAJフォイト率いる同じくテキサス出身のビリー・ボート。テキサス一色に沸くビクトリーレーンに物言いに来たのは3位でチェッカーフラッグを受けたアーリー・ライエンダイク。

自分こそが勝者だと文句を言いに来たアーリーに一撃を繰り出したのはAJフォイトで、そのあとは大騒ぎになりました。



レース順位を精査した結果、途中のイエロー中に事故処理の関係でピットスルーした時にアーリーは1周減算されたままでレースが続行されていたことが発覚したのでした。後日レース結果は修正されてアーリーが優勝となったのですが、それに納得しなかったAJフォイトは優勝トロフィーの返還を拒否して今日まで至っていたというわけです。

ライエンダイクには代わりのトロフィーが贈られましたが、ゴセージはAJに会うたびに返還を要求してきたものの、拒否され続けて、ついに今回で折れたカタチになりました。

さらにAJにはこの1月20日からテキサス州知事に就任するグレッグ・アボット氏からお祝いの電話がありました。

さて、今年のテキサスでのレースは6月6日にナイトレースで開催されますが、ぜひともAJにはビクトリーレーンに戻ってきてほしいですね。

Happy birthday AJ!

2015年01月16日


さらに安全性を進化させるインディカー

2015年01月15日

2014年からロードストリート用のヘッドサラウンド(便座みたいな形のやつ)に低反発フォームが使用されるようになりましたが、オーバル用のヘッドサラウンドはゴム素材が使用されるようになります。

従来はケブラー素材が使用されていましたが、振動などでヘルメットが揺れるとこれに当たってドライバーの頭部に細かく衝撃が伝わってしまうので、より柔軟な素材に変更されます。

さらにコクピット内のドライバーの大腿部を両側から挟み込むようにカーボン製のパネルが装着されて、横からの衝撃に対してドライバーの大腿部を骨盤を守るようになっています。これに伴い、従来は左側にあった前後のスタビライザー調整レバーは左右に一本ずつ分かれて配置されるようになります。

2015年からはエンジンメーカ別のエアロパーツが導入されて空力戦争がはげしくなることが予想されますが、合わせて安全性の拡大措置が取られることになりました。サイドポッドに通じるアンダーパネルの部分を大きく三角形に切り取って車体の浮き上がりを防止します。


そして、ここ数年で急激に増加しているクラッシュ時の手首を負傷に対してステアリングダンパーを装着されることになりました。これでクラッシュ時に急激にハンドルが持って行かれることで手首を骨折する事故をだいぶ減らすことができるでしょう。

センサーが通常では考えられないような速さでハンドルが切られると油圧でハンドルの回転を減速させてドライバーの手首が急激に持って行かれないようにするというものです。


そしてもう一つの安全対策はコクピット前縁部手前に垂直上にフィンを装着して、飛んできた破片がドライバーの頭部に直撃しないようにするものです。これはドライバーの視界を極力奪わないようにテストが現在も行われていて1枚タイプか2枚タイプのどちらが効果的か研究が続いています。