【訂正とお詫び】アラバマGP 今回のスタートコマンド

2015年04月28日



ボクシングのヘビー級世界チャンピオンではなく、
バーミンガム市のウィリアム・A・ビル・シニア市長でした。
この場でお詫びして訂正いたします。

現地から送られてきたキューシートにはボクシングチャンピオンって書いてあったのに・・・・。


今シーズンはスタートコマンド関係のトラブルが多いですね。


ピットアウトのブレンド パワーと琢磨選手

2015年04月28日



ブレンドとは「合流」という意味です。アメリカのコースにはF1のように合流部分のホワイトラインが基本的にはありません。

バーバーではピットアウトするドライバーに対して、ピットにいるストラテジストが無線で本線通過車両の情報を提供します。その様子は去年のアラバマ公開テスト番組内でその時の無線を紹介しています。

AJフォイトレーシングのやり方では琢磨選手がピットレーンの出口を過ぎたあたりでラリー・フォイトが無線で情報を送ります。
誰も来ない時は「You are clear」。
誰かいるときは「Taku, We got one car at Start-Finish line now」。
さらにその後ろに誰かが来るときは、その後ろ何車長の距離を置いて何台来るかを伝えます。

今回、琢磨選手とブレンドで接触したWパワーのレース後のインタビューでは「チームは無線でゴーゴーゴーって言っていたし、ミラーで見たところ琢磨はまだコーナーの出口にいたので、まさか接触するとは思わなかった」と言っています。


この接触のリプレイを見せられた後は口ごもってしまいましたが・・・・。
おそらく、作戦担当のティム・シンドリックがちゃんと情報を伝えていなかったのでしょう。
パワーのインタビューは天野さんのリポート終了後にリプレイしようと思いましたが、モントーヤとエリオのコントが始まってしまったので機会を失ってしまいました。

接触の後に、ドライブスルーペナルティを受けて一度最後尾まで下がったウィルパワーでしたが2回目のイエローでピットインしてからはずっと琢磨選手のひとつ前を走っていました。この時、パワーは新品ハードタイヤ。琢磨選手は中古のソフトタイヤでした。

琢磨選手は56周目にタイヤを使い果たして急激にスローダウン。パワーの後ろの9位から18位にまで一気に順位を落としています。ということは琢磨選手もこのスティントで新品ハードを選択していればWパワーに続いて5位フィニッシュしていた可能性が大きかったということになります。

AJフォイトはタイヤ選択でも作戦をミスしたような気がします。

アラバマGP タイヤチャートと琢磨選手の作戦

2015年04月28日



琢磨選手はラストピットを65周目以降にしようとして第3スティントを無理やり引っ張ったのが裏目に出ました。ユーズドのソフトタイヤで目いっぱいの28周を走り、交換前最後の5周はラップタイムは15秒台から16秒台にまで落ちていました。

最後の新品ブラックタイヤでは11秒台をコンスタントに走っていたので1周につき4秒のロスとしてトータルで20秒はロスした計算になります。琢磨選手のコメントにもあった通り、これだったら最後にスプラッシュしてでも早めにタイヤ交換していた方が結果的にはもっと順位を上げていた可能性があります。

モントーヤとエリオのコント

2015年04月28日



JP
今日は二人にとって非常に長い一日となったわけですが、エリオ
最後どうしたの?あと燃料がどれくらい足りなかったの?

エリオ
いいレースだったのに残念ながらコップ1杯分だけ燃料が足りなかったね。

JP
ピットからの指示はなかったわけ?それとも燃費走行しなかったとかw?

エリオ
ぼくの作戦担当が・・・・まあ、チームオーナーなんだけどw、指示してきた燃費の数字が間違ってたんだよね・・・

JP&エリオ
わはははははは

アラバマGPでの重大局面

2015年04月27日



ラスト10周でのJニューガーデンとGレイホールのバトルは手に汗を握りましたが、それ以上の重大局面は2回目のフルコースイエローとなった時でした。

2回目のピットストップをするかどうか、このイエローで作戦がわかれました。ニューガーデン、カストロネベス、ディクソンらがピットインしていますが、残りを1ストップでフィニッシュするには40周目以降のリスタートが必要でした。ストラテジスト達この時に手に汗を握っていたでしょう。

結果的に40周目でリスタートとなりましたが、これがもう1周早ければニューガーデンも燃料切れになっていたかもしれません。

あとはこの時ピットインした人たちがどこでラストストップを行うのか、どのタイヤを使用しているかが注目点でした。このスティントをフューエルウインドウまで持たせるためには相当のロングランとなり、タイヤにも厳しいであろうことが想像できるからです。

そして、ラストピットを63周目に行ったHカストロネベスは最終ラップで燃料切れでピットイン。64周目にピットインしたマルコ、ムニョスはフィニッシュ後に燃料切れ。ハンターレイ、パワーはピットまで戻って来れました。

このことからも39周目にリスタートしていたらニューガーデンもエリオと同じ状況に陥った可能性は高いでしょう。ニューガーデンの最終ラップのタイムは1:13:9994(レイホールは1:11.9275)でした。

ということで、今回優勝したニューガーデンのタンクは最後はカツカツだったわけですが、それとは逆に小倉さんのタンクはフルタンクとなり、番組終了した瞬間にスタジオを飛び出していったのでした。
3時間1分の生中継でした。