2016SSW用エアロを考察する

2016年04月07日

インディカーのメディアサイトにテストの写真が上がっていたので、いくつか写真をピックアップしてどこが変わったのか見てみましょう。

下の写真で見ると塗装のないエアロパーツがSSW用のものになります。
ぱっと見ではリアホイールガードとリアウイングレットだけが形が変わっているように見えます。

Photo by: Chris Jones

2016ホンダSSWのリアセクションの写真です。
SSSW既定の変更によってリアホイールガード開口部が完全にふさがれたほか、下側部分の絞り込みがなくなっています。
さらに上部にあるウイングレットがまっすぐ水平になりました。
それにしてもずいぶんと雑なカーナンバーですね。

Photo by: Chris Owens

2015ホンダSSWリアセクションの写真です。
リアホイールガードの下側がインサイドもアウトサイドも絞り込まれています。
ウイングレットはインサイド側が下側に曲げられてカモメウイングのように「へ」の字型になっています。


2016ホンダSSWのフロント部分。
フロントウイングを含めて変更箇所は見当たりません。

Photo by: Chris Owens

2015ホンダSSWフロント部分。


2016シボレーSSWフロント部分。
フロントウイングに変更箇所は見られません。

Photo by: Joe Skibinski

2016シボレーSSWリア部分。
リアホイールガードの形状が変わったほか、ウイングレットが追加されました。
リアウイングのメインプレーンには変更がないようです。

Photo by: Chris Jones

2016シボレーSSWリア部分。
開口部はタイヤ側でふさがれています。
開口部をふさぐのはSSWレギュレーションだけでロードストリートショートオーバルはこの限りではありません。

Photo by: Chris Owens

2015シボレーSSWリア部分。
サイドポッドは使用禁止になった”ウェッジタイプ”を使用していますが、
2つ上の写真のものは2015レース用バージョンと違いは見られません。


シボレーは3か所で変更できるエアロパーツのうちロード用でリアホイールガードの1か所、スーパースピードウェイ用では同じくリアホイールガードの1か所を変更してきましたが、残りの一か所はどこなのでしょうか?目に見えない内側を変えてきているのでしょうか?たとえばサイドポッドの後ろの絞り込み部分や、エアインレットの内部など。気になります。

最後にテスト中の琢磨選手の様子。

Photo by: Chris Jones

ニット帽を被るマルコとコーヒーを飲むEカーペンター。後ろ姿はインディカーの技術ディレクターのケビン・ブランチですね。

Photo by: Chris Jones

風も強くて寒そうです。

インディアナポリスで新型エアロをテスト

2016年04月07日



現地4月6日、インディアナポリスモータースピードウェイでホンダとシボレーのスーパースピードウェイ用エアロキットのテストが行われました。

テストには15台が参加して延べ500周以上を周回。時折雨が降るというコンディションの中で様々なエアロパーツの組み合わせをテストし、マルコ・アンドレッティが午前中のセッションで223.427 mphのトップスピードをマークしましています。
(昨年のポールスピードは226.760mphで、レース用エアロの暫定使用によるもの)

今年から浮き上がり防止の安全対策として導入される「ドーム型スキッドプレート」のテストも同時に行われました。この装置はレースカーがスピンした時にこれまでの6倍のダウンフォースを発生してレースカー浮き上がりを防止するとしています。

前日の4月5日にシボレー勢はプライベートテストを行ったため、ペンスキーとガナッシ勢は午後のセッションでは走行していません。

プラクティス 1リザルト
http://www.imscdn.com/indycar_media/documents/2016-04-06/indycar-results-p1.pdf

プラクティス2 リザルト
http://www.imscdn.com/indycar_media/documents/2016-04-06/indycar-results-p2.pdf

合算リザルト
http://www.imscdn.com/indycar_media/documents/2016-04-06/indycar-results-pcomb.pdf

佐藤琢磨選手は13周を走って209.497mphで15台中15位となっています。
琢磨選手の走行周回数が少ないのが気になります。

コカコーラのインディ500第100回記念ボトル

2016年04月07日



コカコーラは第100回開催を迎えるインディ500を記念して第100回インディ500ロゴ入りの限定コークボトルを発表しました。

ブラバム家3代目で、このインディ500でデビュー予定のマシュー・ブラバムの先導で限定ボトルを積んだトラックがスピードウェイに到着。発表会が行われました。

Photo:Joe Skibinski


限定ボトルはインディアナ州中部で販売されるとしています。

インディアナポリスモータースピードウェイのターン4の外側にある駐車場のど真ん中にコカコーラの瓶詰工場があってコカコーラとスピードウェイは大きなつながりがあります。もちろんスピードウェイ内のお店で扱われる飲み物はコカコーラ社のもので、メディアセンターではコカコーラ(コーラゼロやミニッツメイドなども)社の飲み物が飲み放題です。

フェニックス最後のイエローはロッシのウォール接触

2016年04月07日



フェニックスグランプリでの最後のイエローの原因はアレクサンダー・ロッシ単独のウォール接触が原因でした。現地放送のNBCSNでは原因について言及していなかったので、その時は我々も原因がよく分らなかったのですが、インディカーによって改めて発表がありました。

250周のレースの248周目にロッシはターン4でコンクリートウォールに接触。接触自体は大きなクラッシュではありませんでしたがレースリーダーが背後から迫ってきていたためにイエローにしたとレースディレクターのブライアン・バーンハートは語っています。

その時の動画がこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=32F-tqpvfqY

この前の240周目にRハンターレイがターン4でウォールに接触してリアウイングレットの一部がキース上に落ちましたが、これに対しては走行ライン上にはなかったとしてイエローは出していませんでした。

動画を見た限りでは結果的にロッシは無事にコースに復帰して走っていますが、もしサスペンションにダメージがあったり、タイヤにダメージがあったりしていた場合は一瞬コースに復帰したように見えてもその後瞬間的にに挙動を乱すケースもあるのでこのケースでのイエローは妥当でしょう。

NASCARなどではイエローチェッカーにならないようにするために”オーバータイム”システムを導入していますが、インディカーではインディ500がインディ502.5になるようなことはあり得ないでしょう。