ペンスキーガナッシ勢に割って入る琢磨選手

2016年04月20日



ロングビーチでは今季ベストとなる5位フィニッシュし、開幕戦の7位と合わせて2回目のシングルフィニッシュでランキングで6位につけています。
indycar.comでは琢磨選手の活躍ぶりに関して記事をアップしています。
http://www.indycar.com/News/2016/04/04-19-Sato-LB-fifth

ロングビーチでは3年前にも優勝していたこともあって、現地放送のNBCSNもレーススタート前に琢磨選手にスポットライトを当てたコーナーを設けていました。

NBSCNはレース前に発生した九州での地震にも触れ、母国にグッドニュースを届けるべくいいレースをしてほしいと締めくくっていました。

予選8位からスタートした琢磨選手は最初のスティントは燃費セーブで我慢の走りを展開しましたが、1回目のピットストップでヒンチクリフの前に出て1ポジションアップ。さらに2回目のピットストップではパワーの前に出て1ポジションアップの6位へ。

そして最終スティントでは常にドッグファイトを展開してTカナーンを14周追いかけまわした挙句にパス。

最後はJPモントーヤと元F1ドライバー同士の激しいバトルを13周にわたって展開。モントーヤはブロッキングの疑いで審議にかけられるほどの防戦を強いられました。琢磨選手はモントーヤを追い詰めるものの抜くまでには至らず5位フィニッシュしました。

フィニッシュラインでは並びかけていたので、フニッシュラインがあと100m位後ろだったら逆転していたかもしれません。

今回の5位フィニッシュは去年のデトロイトレース2での2位フィニッシュ以来のベストフィニッシュともなります。ピットでもコース上でもポジションアップしチーム的には勢いに乗って今週のアラバマGPを迎えます。

ロングビーチGP タイヤチャート

2016年04月20日



燃費を再計算したら、MPG(1ガロンで走れる距離)は3(マイル)で最大28周でした。
なので、今回はノーコーションだと最低でも27周まで引っ張る必要がありました。実際には各車燃費走行を強いられたのでフルリッチではMPGは2.8くらいになるでしょう。

予選TOP6は3セット支給されるレッドタイヤ(ソフト)のうち2セットは使ってしまうので、決勝レースでは新品レッドは1セットのみ使えることになります。問題はそれをどこで投入するか。

スタートダッシュで逃げたい人はスタートで新品レッドを使うのがセオリー。

グリッド中段にいて、前が詰まって無駄にレッドを消耗させたくない人は最後の勝負に新品レッドを持ってきます。今回の琢磨選手がその作戦です。ブラック(ハード)でスタートするのも同じ狙いです。

第2スティントで中古ブラックをはいている選手がいますが、これは中古ではなく、2,3周走って”皮むき”をした「スカッフド(こすった)タイヤ」です。