ピットクローズ時のピット作業(インディカーの場合)

2016年05月06日

ルール7.1.3.3 d)

ピットクローズ時は(レースコントロールから)許可された作業のみ行うことができる。その場合は隊列の最後尾からリスタートしなければならない。

許可された以外の作業を行った場合はペナルティが科せられる場合がある。

なので、インディカーの場合は燃料切れなどでピットストップしても最後尾からリスタートできます。

インディカーではフルコースイエロー(FCY)と共にピット入口がクローズとなり、セーフティーカー先導による隊列が整ったらピット入口はオープンになります。ピット出口は常にオープンです。


インディカーの特徴としてはピットレーン出口にトラックとピットレーンを一緒に横切るブレンドラインが設けてあり、ブレンドラインでの通過車両の順位を計測しています。なので、ピットアウトしたマシンが隊列の途中でも正しい順位で合流できるようになっています。


日本のレースではこのブレンドラインがないのでトラック上でレースカー来るときはピットクローズしないとピットアウトしてくるマシンとの順位関係を正しく測定できず、隊列通過中は正しい位置で合流ができません。そのためにピット出口をクローズして隊列が通り過ぎてからピットアウトさせています。

あと、日本のレースコースはピットボックスが狭くて、全車が一斉にピットインできるスペースがないのでインディカー式のレースオペレーションには向いていません。せめてGT500とGT300のピットタイミングを分けるとか、GT500には隣同士のピットは割り当てないとかしないと一斉ピットインはできないでしょう。

最高の体制で第100回インディ500に参戦するTベル

2016年05月06日



現地放送NBCSNのレギュラー解説者をポール・トレイシー兄貴と共に務め、”走る解説者”としておなじみのタウンゼント・ベルが今年はアンドレッティオートスポーツ(AAS)からインディ500に参戦。これまでにない体制を得て気合が入っています。

カリフォルニア出身で41歳のTベルは2006年以来毎年(2008年を除く)インディ500に参戦し続け、2009年の4位フィニッシュをベストとする2回のシングルフィニッシュを記録しています。

2009年の4位フィニッシュはKVレーシングテクノロジーからの参戦で3位を走るDパトリックを追い詰めての4位フィニッシュでした。2011年はサムシュミットから参戦して予選を4位で通過。決勝レースでは常にトップ5を走行するものの158周目にRブリスコーのクラッシュに巻き込まれてレースを終えています。

今シーズンはNBCSNでのTV解説のほか、IMSAのスポーツカーシリーズにフル参戦し、今年のルマン24時間レースにはフォードGTで参戦するSディクソンらと参戦します。同じ年のインディ500とルマン24時間レースの両方で優勝すれば1967年のAJフォイト以来の歴史的快挙となります。

Tベルは「もうたまらん!」とコメントしています。