クリーンエアを得たウィル・パワー

2016年08月23日



レース前半はトラフィックでのハンドリングバランスの悪さに苦しんでいたWパワーでしたが、最初のイエローでトップオフして足を延ばす(ピットタイミングを遅らせる)と共に、その後のピットインごとにアジャストしてバランスを直してゆきました。

転機となったのは1台ずつ抜いて2位まで上がったところで先頭にいたRハンターレイがピットイン。視界が大きく開けてクリアラップとなったところで218.499mphのレースファステストをマークしてマージンを稼ぎ、156周目にピットストップを終えてコースに戻った時にはRハンターレイの前に戻ることに成功しました。

Sパジェノーのクラッシュによるイエロー後のリスタートでRハンターレイに前に出られるものの、その直後にRハンターレイは電気系トラブルでスローダウン。Wパワーは難なくレースリーダーに復帰してクリーンエアの中でハイペースを維持し、後続をじりじりと引き離し最後は1秒以上のマージンで今季4勝目を上げました。

最後のデブリイエローでアレシンもアジャストしてペースを持ち直してきましたが、やはりクリーンエアではパワーが一枚上手ででした。

Rハンターレイのトラブルがなければどうなっていたかはわかりませんが、レース前半でトラフィックを少しずつかいくぐってに2位まで上がってきていたことが最後にモノを言いました。

これでポイントリーダーのSパジェノーのリードはわずか20点。計算上はポイント15位のMアレシンまで可能性は残されています。

Sパジェノーは落とし穴に足を取られた形になりましたが、次回のハイバンクオーバルのテキサスも”一発ドッカーン”の可能性は誰にでもありうるのでまだまだ気は抜けません。

3時間33分の生中継でした。

ダッシュパネルの17.1とは?

2016年08月23日



Rハンターレイのステアリングホイールのダッシュパネル上に「17.1」とステッカーで貼ってあります。

その数字の意味は「ダッシュパネルの燃料計が17.1になったらピットインせよ」という意味です。

無線がトラブルで使用できなくなった時にコース上で燃料切れになるのを避けるための措置なのですが、インディカーの燃料タンクは18.5ガロンなので、燃料使用量が17.1に達したら即座にピットインせよということです。