レースはいよいよハーフウェイ。すっかり暗くなってきました。
#500GAORA SPORTSチームは2周遅れの13位まで上がってきました。
我々チームにはプロドライバーのチームがいるので主催者判断で1分間のハンディキャップを背負っています。2連勝中のJ-WAVEチームは4分のペナルティが科せられています。
現在は3周遅れですが、レース終盤は前半飛ばしているチームが燃費走行に入るのでさらに順位が上がる見込みです。
今年の5月に約13億円をかけて全面再舗装したワトキンスグレン・インターナショナル。これまでターン部分にあったコンクリートパッチもなくなりすべてがアスファルト舗装となったことで路面のグリップが上がっただけではなく非常に路面はスムーズになり、ラップタイムは大幅に上がりました。
これまでのトラックレコードは2009年にRブリスコーが記録した1:28.1322。今回の金曜日のプラクティス1ではSディクソンが01:23.8291をマークして一気に記録を塗り替えました。
さらには、金曜日午後のプラクティス2ではSディクソンがさらにタイムアップして1:22.8740をマークしてトラックレコードを更新しています。
佐藤琢磨選手のコメントではバーバーよりも路面がスムーズですべてのコーナーで遠心力が4Gくらいかかっているのではないかということでした。
筑波サーキットで行われているメディア対抗ロードスター4時間レース。20分間の予選が行われ、GAORAS PORTSチームは予選11位、6列目インサイド(1分12秒173)からのスタートとなりました。
予選アタック担当は日本自動車大学校モータースポーツ科長の金井亮忠先生。ほぼシェイクダウン状態での予選アタックだけに苦労しましたが、27台中11位は上出来です。レースは4時間あります。
【予選担当、金井先生のコメント】
11秒台は行きたかったですね。11位は悔しい気持ちもありますがすべてが初めてなので限られた条件の中では悪くなかったと思います。メカニックをしてくれている学生たちもここまでよくやってくれています。
【スタートドラバー、レーサー鹿島選手のコメント】
スタートは集団の中からになるのでペースの維持が重要になります。設定された回転数でギアチェンジして、想定ラップタイムと想定燃費をキープしないと70リッターの燃料で4時間は走り切れません。なのでスタート直後の中でのヒートアップは厳禁です。大人の走りをします。レースは6位入賞ならば上出来ですね。我々的には優勝に値すると思います。
【第3ドライバー、菰田潔選手(モータージャーナリスト)のコメント】
我々は普段からEVカー(電気自動車)のレースをしているので、燃費勝負のイベントは得意としています。我々には1分間のハンディキャップが科せられていますが、優勝のチャンスは十分にあると思います。今日は夕立の可能性があるのでそこもポイントになりそうですね。