昨日遂に完成し、大阪のGAORAへ発送完了!
2日間を6カメでフォローして膨大な収録素材での編集・・・・死ぬかと思いました。
1月13日(金) 23:00 ~ 23:30
ルマン24時間レースを制したマツダ787Bの迫力のサウンドを迫力のステレオサウンドでお伝えします。他にもアメリカのIMSAで活躍中のマツダモータースポーツを紹介します。
お見逃しなく!!!
スプリントレースシリーズの頂点、World of Out Lowシリーズで2013年チャンピオンになったダーリン・ピットマン。2000年はまだ参戦2年目の若手でした。
http://darynpittman.com/site/?page_id=8
2000年インディレーシング最終戦はテキサスで開催されましたが、その前日にテキサスモータースピードウェイのダートオーバルでWorld of Out Lowシリーズが開催され、カメラをもって取材に行ってきました。
その時に目に留まった若手ドライバーにレースカーの解説をお願いしましたが、それがダーリン・ピットマンでした。当時は2年目の若手でしたが、その後は2015年までに通算57勝を挙げるトップドライバーになっていました。
この年は日本でオーバルレースを開催する某レーストラックの関係者がインディレーシングの視察に来ていましたが、ダートオーバルでのスプリントカーレースは見事にスルー。それから17年後の今、もはや日本のオーバルレースは過去のモノ。
オーバルトラックの建設も決まっていたので、スプリントレースの視察もおすすめしたのですが、結果的にはソフトを理解せずにハードは活かせないという教訓になりました。
歌丸さんが選んだ第100回インディ500残り半周からフィニッシュ直後。
村田さんの「本当かよ?!」は、このピットのブライアン・ハータからの無線を聞いてのリアクション。ラストピットからすでに35周以上を走っているロッシの燃料は絶対に持たないと我々は踏んでいました。
なので、ロッシはフィニッシュする前に燃料が尽きると考え、2位が誰なのかと、それまでの差を正確に把握することに集中していました。2011年のJRヒルデブランド自爆&Dウェルドン逆転優勝の件もありましたし。
しかし、結果的にアレクサンダー・ロッシはそのままフィニッシュし第100回インディ500を制しました。我々にとっても全くの想定外で、口から出てきたのが「こんなことって・・・・」でした。
四郎さんが選んだ、テキサスの最終リスタートからチェッカーまでのトップ争い。
MアレシンとJホークスワースのクラッシュで出されてイエローからのリスタートで、残り8周のスプリントレースに。トップ争いはTカナーン、Jヒンチクリフ、Gレイホール、Sパジェノーの4人。
パジェノーはそのイエローが出るまでは1周遅れだったもののイエローになる瞬間にヒンチの前に出てラップバックに成功。執念の4位フィニッシュで、これがチャンピオン獲得への大きな布石になりました。
イエローでタイヤを替えているTカナーンはがっちりとインベタで走り、有利な体制に持って行こうとしましたが、アウトサイドを走るヒンチとレイホールがドラフティングタッグを組んでカナーンの前に出ることに成功。
最後はレイホールとヒンチの一騎打ちで、わずかにレイホールがヒンチの前に出てフィニッシュ。
8/1000秒差で2016シーズン初優勝をあげました。Gレイホールのラップリードはこのラストラップだけでした。
8/1000秒差での勝利はインディカーレース史上5番目の僅差で、テキサスモータースピードウェイでは史上最少僅差での勝利となりました。
この時のコメンタリーは黒澤琢弥さんで、レース後にはデイル・コインとの16年ぶりのご対面というシーンもありました。
http://blog.gaora.co.jp/indy/2016/08/18983