アロンソの走行後記者会見の概要

2017年05月04日



【フェルナンド・アロンソ】

左回りでこのスピードで走ることは新鮮だし不思議な感じがする。

まず最初の課題はルーキーオリエンテーションプログラムにパスすることだったが段階的にスピードを上げて慣れてゆくことは順調だった。


午後は自分でいろいろアジャスト(スウェイバーとかウェイトジャッカーなど)してみたり、手順に従って調整したりした。最後は水滴がバイザーについたのでスローダウンしたが、ペースカーランの練習など課題をこなした。


この別世界のスピードやテクニックに慣れるには収穫の多い1日だった。まだまだやるべきことは多いが、出だしとしては上々だと思う。


ターン2でスペイン国旗を振っている人がいたね。ピットアウトするときに見えた。わざわざ見に来てくれてありがたい。レース速度だったら全く分からなかたっと思うけど。

ターン3で鳥が見えたからよけたら、もう一羽は残念ながらよけられなかった。レースデーだったらよけなかったと思うけど。


チームの協力体制は素晴らしい。ものすごいサポート体制ですごく助かっている。今日だけではなくてこの数週間にメールなどでお互いにものすごく頻繁にやり取りをしている。そのおかげでテスト前の準備が相当はかどった。


マイケルの豊富な経験からくるアドバイスは非常に特別で彼ならではだと思う。このチーム体制ならではの環境は非常にありがたい。今朝、マルコがレースカーを自分がすぐ乗れるようにセットアップしてくれたのもこのチームだからできることだ。


みんなが私の世話をしてくれて、ホンダの人々も一緒に手伝ってくれている。ジル・ドフェランもエンジン関係のことでアシストしてくれている。一同が会したのは今日が初めてだが、ここまでの濃いやり取りのおかげで順調に作業が進んだ。今後もいい調子でいけると思う。これまでレースはTVでしか見たことがなく、シミュレーターでのデータしかない状況の中での初日だったことを考えれば上出来だ。


(※以下は記者からの質疑応答なので省略。)

アロンソがルーキーオリエンテーションに合格

2017年05月04日



現地5月3日にインディアナポリス・モータースピードウェイでフェルナンド・アロンソのための占有によるテスト走行とルーキーオリエンテーションプログラム(ROP)が行われ、アロンソはわずか1時間ほどでROPをパスしました。

ROPは以下の集会を既定の速度で安定してクリアできれば合格となります。
205-210 mphで10周
210-215 mphで15周
215mph以上で15周

現地朝9時半過ぎには38年ぶりにパパイヤオレンジに塗られたマクラーレンのレースカーがピットに登場しました。気温は11度ほどで、最初の1時間ほどはマルコが乗ってその時の状況に合わせてバランスのとれたセットのマシンにしあげ、その後にアロンソがドライブ。午前中に51周を走行しました。

レースカーを降りてきたアロンソは「楽しい、今のところ順調だけど、ここからが本番だ」と休憩中にコメントしています。

前日にホンダのシミュレーターでテストを行ったこともあり、午後3時にテスト走行が終了となった時点で110周を走行し222.548mphをマークしています。

「スピードに慣れてゆくには今回のやり方は最適だと思う。最初は最低速度まで持っていくのに苦労したが徐々に慣れていった。速度だけではなく安定してラップを重ねることもできた。走行ラインやギアチェンジのタイミングなども徐々に把握できた。シミュレーターでの練習は精密でかなり役に立ったがたが、やはり実車とは感覚が微妙に違う。とくに全開でターンに入っていく感覚は全然違う。」とさらにアロンソはコメントしています。

チームオーナーのマイケル・アンドレッティは
「すごくいいテストだった。彼は供給されたすべての課題をこなすことができた。すべてが完ぺきだったし本番へ向けての準備はばっちりだ。」とコメントしています。

アロンソは続けて「チームはすごく親切。単独で走るのはもう問題ない。後は来週以降に走ってみてだ。ここまでは順調だし、手ごたえを感じている。」と語っています。

アロンソの走行前にテスト車両を仕上げたマルコは「レース用のダウンフォースをつけておいた。これならば単独走行でしっかりとしたグリップも得られて、バランスとしては最適な状況になっている。色々と学ばなくてはならないことは多いはずだが、質問も的確だし、今日のテストでだいぶ地心が持てるようになると思う。」とコメントしています。