フェルナンド・アロンソがインディ500初日を振り返る

2017年05月16日



第101回インディアナポリス500の初日を終え、注目が集まっているフェルナンド・アロンソがセッション終了後の記者会見に出席しました。

記者から寄せられる質問に対してアロンソは「好調だ、色々なことを吸収している、楽しんでいるよ。」を連発。充実した日であったことを強調していました。

ドライバーミーティングに参加するアロンソ photo:Chris Owens

過去2回F1世界選手権チャンピオンとなった35歳のスペイン人、フェルナンド・アロンソにとってこの日は5月3日以来のインディカードライブ。前回の単独走行のシェイクダウンとは違って4人のチームメイトとの共同作業に加わり集団走行も経験しましたが、ここまでは好感触を得ているようです。


レースディレクターのブライアン・バーンハート”校長先生”とアロンソ Photo:Chris Owens

日曜日にスペインGPを12位で完走した直後にプライベートジェットで大西洋を渡ってのインディアナポリス入り。そのたった2日後にはすでに500マイルレースへ向けた準備に取り掛かる忙しさ。

アロンソは
「F1とインディカーではその操縦性は全く違う。5月3日の初テストではいい走りができたが、そのドライブポジションから何から何まで大きく違うインディカーに2週間ぶりに乗っていきなり全開で走り出すのはすごく大変だ。」とコメント。

32台が走った初日でアロンソはトータル55周を走行。223.025mphを記録して19位につけています。それはラップタイムにして、この日のトップスピード226.228mphを記録したマルコ・アンドレッティから 0.5907秒落ちですが、ルーキーとしては最上位となっています。

Photo:Jim Haines

アロンソは最初の2時間は単独走行で35周を消化して221.634mphを記録。その後の4時間のセッションでは集団走行などを行い20周を走りました。

「もっとも重要なのは決勝レース。そこではあらゆることが起こりうる。様々なトラフィックの中のトリッキーな状態でいかにして前に出るかを学ばなければならない。決勝ではレースカーのパフォーマンスを常に把握してその瞬間の状況判断で戦わなければならないが、それは実際にレースに出て経験しないとなかなかわからないことだ。自分にはレースの経験がない上に本番までに時間はない。この12日ほどでその弱点を埋めなければならない」とアロンソはコメント。

Photo:Chris Jones

アロンソは今週末に行われる予選にではなく決勝レースに完全にフォーカスしています。

「予選はさほど重要視していない。確かに速さを追求したいことには変わりがないが、決勝レースでいかに快適に走れるか、トラフィックの中でも乱れないよう走れるか、パッシングしやすいレースカーにできるか、いかに速度低下が少ないレースカーにできるか、決勝用のセットアップに今は集中している。」

昼休みにはアロンソはマリオ・アンドレッティ、マイケル・アンドレッティと話をしながら90分ほどを過ごしました。

「F1とインディカーではタイヤの使い方や働きがどのように違うのかなどを話しましたが、マリオの言葉は一つ一つがどれも重要で、彼は本当にモータースポーツ界のレジェンドだと実感した。」アロンソはコメントしています。


Photo:Jim Haines

しかし、アロンソはまだインディ500に向けての第一歩を踏み出したにすぎません。

「今日は良い1日になった。レースカーも良かったし気分も乗っている。たしかにまだ初日を終えたに過ぎないし本番までの道のりは長いが、大きな一歩を踏み出せたと思う。」

と確かな手ごたえをつかんだようでした。

記者会見の模様はこちら。
http://www.indycar.com/News/2017/05/05-15-Alonso-day-1-practice

インディ500 エアロキットレギュレーション

2017年05月16日


Photo:Walter Kuhn

インディアナポリス・モータースピードウェイでは専用のエアロキットレギュレーションが適用されます。

【リアウイングメインプレーン角度】
0度~10.5度

【リアウイングウィッカー】
使用可

【(アンダーウイング)サイドウォール】

使用可

【(アンダーウイング)+9mmサイドウォール】

使用可

【調整用サイドウォール】
使用可

【アンダーウイングストレーキ】
使用不可

【スーパースピードウェイ・フロントブレーキ・バッキングプレート】
使用可

【リアホイール・バッキングプレート】
使用可

【ダラーラ製ビームウイングフラップ】
使用義務

【スキッドプレート】
ドームスキッドプレート

タイヤはプラクティスから予選、決勝を通じて1台につき36セットです。

第101回インディアナポリス500 1日目情報まとめ

2017年05月16日


プラクティス1リザルト
http://www.imscdn.com/indycar_media/documents/2017-05-15/05-15-17%20Indy%20practice%201.pdf
晴れ 気温24度 路面温度33度

【マルコ・アンドレッティがトップスピード】
現地午後2時から6時までのプラクティスセッションで32台が延べ1501周を走りましたが、マルコが226.338 mph のトップスピードをマーク。マルコが初日でファステストステストを記録するのは2年連続になります。

【Sディクソンが2番手】
2008年インディ500で優勝しているSディクソンが 225.296mphをマークして2番手。225をオーバーしたのはディクソンとマルコのみでした。

【トップ10台中ホンダが8台】
シボレー勢でのトップは3番手のEカーペンターで224.969mph。Wパワーが223.106mphで7番手。

【アロンソはルーキートップの19番手】
35歳のスペイン人、フェルナンド・アロンソは5月3日にすでにルーキーオリエンテーションプログラムをパス。4時間のプラクティスセッションではトータル20周を周回。223.025mphで19番手につけています。
「すべてが順調だった。リアサスペンションに問題があってセッション終盤の集団走行に参加できなかったのは残念だったが全体的には良い1日だった。大きな問題もクラッシュもなく、3日に初めて乗った時と違って色々なセットも試すことができた。」とコメントしています。

【ルーキーオリエンテーションプログラム(ROP)】
セッション序盤の2時間はROPとリフレッシャーテスト(RT)が行われ以下のドライバーがパスしています。
#77ジェイ・ハワードがRTをパス
#19エド・ジョーンズがROPをパス
#17セバスチャン・サベードラがRTをパス
#16オリオール・セルビアがRTをパス
#24セイジ・カラムはRTを免除
#50ジャック・ハーベイと#40ザック・ビーチは明日以降で残りの2フェーズをクリアしなければなりません。
#63ピッパ・マンはこの日の出走はありませんでした。

【ジャック・ハーベイがクラッシュ】
マイケルシャンクレーシングwithアンドレッティオートスポーツから参戦する#50ジャック・ハーベイが
ピットアウト中にウォームアップレーンをはみ出してコースを横切りターン2ウォールに接触。サスペンショントラブルが原因だった模様。

【ザック・ビーチ】
AJフォイトレーシングの3台目としてエントリー。担当チームメカニック&ストラテジストはサラ・フィッシャーの夫のアンディ。オガーラ。オガーラ (O’Gara≠GAORA)は昨年もAJフォイトレーシングで#40アレックス・タグリアーニのチームメカニックとレースストラテジストを担当。

【佐藤琢磨選手は10番手】
55周を走って223.587mphをマーク。チームでの集団走行もこなして順調に初日を終了。
「アンドレッティオートスポーツでインディアナポリス500を走ることを楽しみにしていたので、スピードウェイに帰ってきて最高の気分です。レースカーは期待通りの走りができて、走り出しから安定していてこの先の展開に十分な自信が持てました。セッション終盤には集団走行もできてすごく満足しています。初日からしっかりと集団走行ができるなんてこれまではありませんでしたし、これまでにない最高の環境で走れています。気分も非常に前向きになりますし自信持もつきます。今後が非常に楽しみです。」とこれまでにない環境を手にして気分が高まっているようです。

本人のオフィシャルブログでもコメントしています。
http://lineblog.me/satotakuma/archives/9278512.html


【1日目公式ハイライト映像】
http://www.indycar.com/Videos/2017/05/05-15-Indy-practice-1-highlights

【5月16日火曜日 2日目スケジュール】

12:00pm – 06:00pm – Practice

ルーキーオリエンテーションプログラム(ROP)

2017年05月16日



ROPは以下の集会を既定の速度で安定してクリアできれば合格となります。
フェーズ1:205-210 mphで10周
フェーズ2:210-215 mphで15周
フェーズ3:215mph以上で15周

リフレッシャープログラムはフェーズ1が免除されます。