ショートオーバルを10倍楽しく見る方法

2017年07月10日



今回のレースはシリーズ最小のレーストラックであるアイオワスピードウエイでのレースでしたが、ショートオーバルでは平均時速は300キロ以下で超高速と言うわけではありません。

なので、見た目では派手な動きはありませんが、創造力を少し働かせるだけでだいぶ見え方が変わってきます。

まずレースカーには強力な横Gがかかっています。4つのタイヤはぎりぎりところで路面にくっついています。4輪のうち1輪でもグリップを失ったら壁の餌食です。フロントがグリップを失ったらプッシュで前から壁へ。リアがグリップを失ったらルースでスピンです。

実際にはグリップしていなくて、レースカーはわずかにスライドしています。注意深く見ればフラフラしているのがよくわかります。

レースカーは平均時速170マイル(270キロ)くらいで走っています。東海道新幹線ののぞみ号とほぼ同じです。

アイオワスピードウェイのコーナー半径はだいたい100Rです。のぞみ号が時速270キロで新幹線4両分の長さの半径で直角に曲がる感じです。100Rは普通の鉄道でもまず見かけない曲率です。

つまり、あり得ない速さであり得ない急カーブを300周していることになります。

しかもほぼスライドしているので、スケートリンクでレースをしているようなものです。
オンボード映像ではドライバはかなり細かくアクセル操作して前後のタイヤに荷重を載せてレースカーをコントロールしていることがよくわかります。


3時間17分の生中継でした。