セルビアとモントーヤが新エアロキットをテスト

2017年07月18日



2018シーズンより使用される共通エアロキット車のテストをオリオール・セルビアとファン・パブロ・モントーヤのベテランアラフォーコンビがが担当することになりました。

まずは7月25日26日にインディアナポリス・モータースピードウェイでテストが行われ、その後は8月にアイオワとミッドオハイオで、9月にセブリングでテストが行われます。

セルビアはホンダエンジンを搭載するシュミットピーターソンでテストを行い、モントーヤはシボレーエンジンを搭載するペンスキーでテストを行います。両チームはインディカーの管理下のもとでテストを行うことになっています。

全てのテストデータはインディカーが管理し、テストを行う両チームには一切のアドバンテージは与えられません。テスト終了後には全チームにすべてのデータを提供するとしています。

ユニバーサル(共通)キットと呼ばれる新型エアロキットには安全性の向上と車体下のアンダーウイングで最大限のダウンフォースを発生させ後方乱気流の発生を抑えてよりパッシングを増やそうとの狙いがあります。

車体両側のラジエーターはより前方に移動され、サイドインパクトストラクチャーが追加されてドライバーの安全性を向上させ、リアホイールガードとビームウイングは廃止されて車体の重心は1.6%前方に移動するとしています。それに伴いフロントのダウンフォースが増えるとされています。

ホンダがマニュファクチュアラーポイントをリード

2017年07月18日



シーズンも残り5レース。ドライバーランキングではトロント終了時点でSディクソンがHカストロネベスに対して3点のリードと僅差ですが、マニュファクチュアラーポイントもリードしているホンダに対して23点差でシボレーが迫ってきています。

先週末のトロントでシボレーは88ポイントを獲得。対してホンダは75ポイントを獲得しています。

マニュファクチュアラーポイントは各マニュファクチュアラーの上2台にドライバーポイントと同じ順位のポイントが与えらえます。インディ500では2000マイル以上を走行しているフルシーズンエントラントにしかポイントが与えられないので、シボレーのポイントはHカストロネベス(40点)とCムニョス(24点)が獲得しています。

ボーナスポイントはポールポジションは1ポイント(インディ500は2ポイント)。
優勝には5ポイント加算されます。

エンジン使用数は年間4基に制限されているため、5基目以降のエンジン使用はポイントが与えられません。なのでトロントで3位のJヒンチクリフのポイントはすでに6基目のエンジンを使用しているのでポイントが加算されず、4位フィニッシュのMアンドレッティが3位のマニュファクチュアラーポイント、5位のSパジェノーが4位のマニュファクチュアラーポイントを獲得します。

ホンダカナダが2020年までのスポンサーシップを決定

2017年07月18日



ホンダインディトロントのイベント運営を行うグリーンサボリープロモーションホンダカナダと2020年までインディトロントのタイトルスポンサー契約を延長したことを発表しました。

トロントのエキシビションプレイスでのインディカーレースは1986年より始まり30年以上もの歴史があります。カナダホンダは2009年よりタイトルスポンサーを務め、来年の大会で10年目を迎えます。

【佐藤琢磨レースリポート】 インディカー第12戦トロント 

2017年07月18日



インディカー第12戦は、舞台をカナダのトロントに移して開催された。

フリープラクティスで調子の良かった佐藤、予選のRd1はグループ1から出走して、グループ3位となる。

Rd2に進出した佐藤だが、ターン8でヒルデブランドがウォールに接触してしまい赤旗中断となり、全車one timed lapでのアタックとなってしまい、佐藤はトラフィックに阻まれRd1のタイムも出せずに10位で終わってしまった。

「明日はサバイバルレースとなるだろうから、いいクルマを用意して、最後まで集中したいです」と佐藤は決勝への意気込みを語った。

日曜日の午前中に行われたウォームアップは、7番手のタイムを出し、クルマに強い手応えを感じて決勝に臨んだ。

午後3時45分グリーンフラッグ。スタート直後の3コーナーで、ディクソンとパワーが接触して、いきなりフルコースコーションとなる。この時点で佐藤は7番手まで浮上していた。コーションが開けてからは、5位のヒンチクリフが、後方を抑える形でレースが展開。ロッシも佐藤もヒンチクリフを処理することができないまま、最初のピットウィンドウに入った。

ここでヒンチクリフ、ロッシなど佐藤の前後を走っていたクルマがピットインする中、佐藤はステイアウトを選択したが、その後ピットアウトしたカナーンが単独クラッシュしてしまい、フルコースコーションとなってしまう。これでまだピットインしていなかった組は一気に後方に下がってしまい、佐藤も18番手まで下がってしまった。

リスタートが切られた直後、佐藤は前を行くピゴットを捉えようとしたが、ピゴットの執拗なブロックで、タイヤを破損してしまい、その影響でフロントウィングも壊してしまい、再びピットインを強いられた。

なんとか同一周回でコースに戻れたが、前と大きく差を付けられてしまった。佐藤はそこから猛プッシュで、前との差を縮めて行く。最後のルーティンでのピットインで、本来はブラックタイヤを履くはずだったが、1セット破損してしまっていたために、レッドタイヤに履き替えてコースに復帰。最初のペースは良かったが最後はタイヤのグリップが無くなり、なんとか16位まで挽回したところでレースを終えた。



【琢磨選手のコメント】 
非常に悪い展開のレースとなってしまいました。午前中のウォームアップもいい手応えを感じていましたし、レース中のブラックタイヤでの走行も、かなりいいペースで走れていただけに残念でした。とにかく今日はすべてタイミングが悪かった感じです。後方に落ちてからも、リーダーの前でピットアウト出来て、その後リーダーを離す形で周回を重ねることができただけに、もう一度イエローが入ってくれれば、追い上げるチャンスもあったかもしれません。最後のスティントもブラックタイヤで行くはずでしたが、ピゴットとの接触でタイヤを1セットダメにしてしまい、最後のスティントは仕方なくレッドタイヤで行きました。最後のスティントは予選を走っているように毎ラップ必死で走り、後方グループに追いついて何台か抜くことができましたが、最後はタイヤがズルズルになってしまい、抜いたクルマに追い掛け回される状態だったので、非常に苦しい展開でした。