佐藤琢磨、チャンピオン争いへの道

2018年03月31日



佐藤琢磨はインディ500の優勝で大きな転機を迎えています。

41歳になる琢磨はF1での91レースと、これまで8シーズンに及ぶインディカーレースでの経験を経て円熟味を増し、今シーズンはグラハム・レイホールをチームメイトにレイホールレターマンラニガンレーシング(RLLR)に加入しました。

これまでの3シーズン、Gレイホール単独でシリーズチャンピオン争いに絡んできただけに、この琢磨のRLLRへの加入は琢磨本人のみならずチームにとっても願っていたものでした。

「シリーズチャンピオン獲得のためにはすべてがまとまらなければなりません。チャンピオン争いをするためには波が無く、粘り強く行きたいです。一発の速さも安定した速さも必要ですし、シーズン終盤には強さが必要になります。自分としてはこれらすべてを克服したいです。」

「確かにインディ500の存在は別格で、一番重要なレースです。でもシリーズチャンピオン争いも同じくらい大事だと思います。チャンピオンはシーズンを通じて速さの頂点にあったという証ですからね。」
と。琢磨選手は語っています。

RLLRが、オフシーズンに佐藤琢磨のチーム加入を発表した時、チームオーナーのボビー・レイホールは技術面でも優れている琢磨のチーム復帰を手放しで喜んでいました。

「ドライバーとしては常に上を目指して前進し、アスリートとしてフィジカル面、メンタル面、技術面で、2012年よりもよくなっていると感じています。チームはそれ以上に強化されていて、エンジニアリング面もスタッフも大幅に強化されています。」と琢磨はコメント。

29歳のアメリカ人、Gレイホールはこの3シーズンで、それそれランキング4位、5位、6位と来ていて、今シーズンはチャンピオン獲得に照準を絞ってきています。開幕戦ではアクシデントでほぼ最後尾まで下がりながらも2位フィニッシュし、表彰台でシーズンをスタートさせています。

昨年、佐藤琢磨はインディ500を制覇し、シーズンでもキャリアベストとなるランキング8位でした。開幕戦では予選5位から12位フィニッシュ。タッグを組むエンジニアのエディ・ジョーンズはこれまで3年間は、Gレイホールを担当してチャンピオン争いを続けてきています。

「チームの技術力はすばらしいです。エンジニアは仕事上、データの解析や車の構造には詳しいですが、レースカーの挙動を体で直接感じ取ることはできません。なので、ドライバーの意見をすごく尊重してくれるエディの仕事の進め方はすごく重要だと思います。」

「エディはドライバーの話をよく聞いてくれるので、それがこの3年間のグラハムの結果につながっているんだと思います。今年は自分がエディと組んでいますが、自分がフィードバックした情報が余すことなくチームに伝わってレースカーに反映されていることを実感しています。」と琢磨選手はエンジニアとの関係を高く評価しています。

そして、グラハムに関しては
「若い時から才能があるドライバーでした。2008年に彼が19歳の時にセントピート初優勝したのを見た時にその才能を感じました。この3年間を見てみると速さだけではなく、安定感も抜群だと思います。速さ、安定感、レースの組み立て。どれをとってもチャンピオン候補として十分なものを持っていると思います。」と絶賛しています。

インディ500のチャンピオンリングを指に輝かせる佐藤琢磨はインディ500優勝後の騒動をこう振り返ります。

「すべてがよかったですよ、すごく忙しくなって自分の時間が無くなるほどでしたが、やっぱりうれしいですよ。ファンやスポンサーの皆さんからたくさんの応援をいただきましたし、インディ500優勝は夢でした。スピードウェイのゲート2には自分の写真の大きなバナーがありますし、こんな経験は他にはありません。」

インディ500を制した佐藤琢磨の次の目標はシリーズチャンピオンになります。

「ショートオーバルでも、スーパースピードウェイでも、ストリートでも、ロードコースでもあらゆるコースで速くないとチャンピオンにはなれません。それを目指すだけです。」

次回第2戦はオープンテストでトップスピードをマークしたショートオーバルのフェニックスでのレースとなります。

佐藤琢磨選手が始球式に参加、大谷翔平選手と対面

2018年03月30日

インディカーからの情報によると
現地4月3日、アナハイムで開催されるロサンゼルス・エンジェルスとクリーブランド・インディアンスの試合に佐藤琢磨選手が招待されて始球式を務めます。

そして、大谷翔平選手と対面し、ヘルメットの交換を行う予定になっています。

当日の試合は大谷選手の出場が見込まれていますが、試合前のイベント参加の関係から見て先発ではないようです。

ダニカのレースカーのペイントスキームを公開

2018年03月29日



エドカーペンターレーシングから第102回インディ500に参戦し、それを現役引退レースとするダニカ・パトリックがレースカーをお披露目しました。

メインスポンサーのGoDaddyは通信会社で2005年から2011年までDパトリックのスポンサーを務めていました。

7年ぶりのインディカードライブとなるDパトリックは5月1日と2日にインディアナポリスモータースピードウェイでテストを行う予定になっています。

プリファードフリーザーがインディ500でピゴットのスポンサーに

2018年03月28日



エドカーペンターレーシング(ECR)は冷蔵技術の総合メーカーのプリファードフリーザーサービスが第102回インディ500で#21スペンサー・ピゴットのプライマリスポンサーを務めることを発表しました。

インディ500の他に、ロングビーチ、インディカーGP、トロントでも#21のメインスポンサーを務め、全戦でアソシエイトスポンサーを務めます。

さらに、#20はオーバル6レースでプリファードフリーザーサービスのマスコットであるホッキョクグマのデザインで走ります。

ロッシがフェニックスでスペシャルカラーに

2018年03月27日



アンドレッティオートスポーツが推進する、退役軍人にモータースポーツの世界で働く機会を与るためのプロジェクト、MilitaryToMotorsports.com がシリーズ第2戦のフェニックスGPでアレクサンダー・ロッシのメインスポンサーを務めます。

ロッシは去年のポコノでもMilitaryToMotorsports.com のスペシャルペイントで走っていて、今回が2回目になります。

マイケル・アンドレッティの甥のジャレット・アンドレッティが「ピレリ・ワールドシリーズ」のTCRクラスに参戦していますが、こちらもMilitaryToMotorsports.com のサポートとなっています。