第2戦フェニックスグランプリまとめ

2018年04月09日



最初の243周はラスト7周のためにあったレースでした。

【スタートコマンド】
2008年に無くなった俳優でレーシングドライバーだったポール・ニューマンの娘さんのクレア・ニューマンさんが担当しました。25年前のフェニックスではポール・ニューマン氏はニューマン・ハースレーシングの共同オーナーとしてマリオとビクトリーレーンに足を踏み入れています。

【最後尾からトップへ、トップから最後部へ】
ポールスタートだったSブルデイはエンジンストールでパレードラップにスタートできませんでしたが、なんとかエンジンは指導してポールポジションからのスタート。ルール上はグリーンフラッグ1周前までに隊列に戻れればオリジナルグリッドのままスタートできます。
ブルデイは最初のピットでのアクシデントでドライブスルーのペナルティを受けて最後尾まで後退。その後はピットタイミングを遅らせるなどしてラップリーダーに復帰しましたが、イエローは出ずに1周遅れの13位に終わっています。

【フィッティパルディ孫】
予選10位でインディカーレースデビュー。しかし、41周目に周回遅れをパスしようとしたところでタイヤカスに乗ってしまい単独クラッシュ。最後尾の23位フィニッシュに。本人いわく「TOP10フィニッシュは堅かった」とのこと。

【ロバート・ウィッケンズ】
最後はニューガーデンにかわされて2位に終わったオーバル初レースだったルーキーのウィケンズでしたが、149周目にはチームメイトバトルを制してオーバル初めてのラップリードも記録しています。最後のリスタート後にニューガーデンに抜かれた後は背後からロッシが迫ってきましたが、キャッチされることなく2位フィニッシュしています。


【ロッシの追い上げ】
最初のピットストップでのアクシデントでペナルティを科せられて最後尾まで下がりましたが、驚異的なペースを維持して、コーションが出ないにもかかわらず166周目にはラップリーダーだったウィッケンスを自力で抜いて意地のラップバック。最後のコーションではステイアウトを選択して、リスタート後にはフレッシュタイヤのニューガーデンにかわされましたが、コース上では延べ53台を抜いて3位フィニッシュしてポイント2位につけています。
ロッシがラップバックした時は現地がCMでカメラがロッシを追っていなかったのと、ちょうど私はメディアガイドで過去の成績をチェックしていた時だったので、その瞬間を見逃してしまいました。


【グラハム・レイホール】
燃費走行でピットタイミングを遅らせる作戦が功を奏して1マティアス・レイストがピットレーンでスピンした122周目にはレイホールが2位、琢磨選手が3位につけていましたがコーションは出ずに結果的に作戦が裏目に出てしまい、ポジションを落とす結果となってしまいました。もしイエローが出ていれば大きくジャンプアップできていたはずでした。

【琢磨選手のヘルメットカム】
今回はオンボードカメラとヘルメットカメラが搭載されましたが、あまり映らずに残念でした。レース後のインタビューもかなり不機嫌でしたが、レイストのスピンでイエローが出ていたら作戦参謀のボビー・レイホールの作戦はドンピシャでしたが・・・・。


【新しいレースディレクター】
これまでレースディレクターを務めてきたブライアン・バーンハートがハーディングレーシングの社長に就任したので、これまでIMSAにいたカイル・ノバックが新たにレースディレクターに就任しましたが、スポーツカーレースの世界から来ただけになかなかイエローを出しませんでした。レイストのスピン、パワーとカイザーのウォール接触もこれまでの基準であればイエローが出されていてもおかしくありません。レイホールとしては大きく当てが外れた結果になりました。

3時間6分の生中継でした。