【佐藤琢磨リリース】大雨で2デーのレースとなるも10ポジアップで8位

2018年04月24日



【佐藤琢磨公式リリースより】
インディカー・シリーズ第4戦は、アラバマ州バーミンガムのBarber Motorsports Parkで開催された。今シーズン初めてのロードコースだ。

 20日に行われたプラクティス1では佐藤は1:08.4757で11位、プラクティス2では1:08.0628で8位であった。「プラクティス1に比べてマシンは少し良くなりましたが、赤旗が出てしまい、レッドタイヤのいいところを使えませんでした」と中途半端な走行となってしまったようだ。

 21日の午前中のプラクティス3では、1:08.1357で11番手。「マシンは良くなったけれど、トップとの差が縮まり切っていないです」と午後の予選に不安要素を残した。

 予選は午後3時過ぎから始まった。気温は24℃、路面温度は46℃だ。佐藤はグループ2から出走した。しかし、開始早々トニー・カナーンがターン2でスピンして赤旗となり、佐藤はまたもやレッドタイヤでのタイムを出しきれず1:08.5676で9位と、Round2進出を逃してしまった。

 迎えた決勝日、天候は雨。本来は午後2時40分スタートだったが、今後の天候が悪化するとのことで、40分繰り上げてのイエロー・スタートとなった。

 3周目にグリーンとなったが、コースはマシンがはね上げるウォーター・スクリーンで全く見えない。その中で予選18番手からスタートした佐藤は、1台ずつパスしていき、22周目に2回目の赤旗が出るまでには10台抜いて8番手までポジションを上げて来た。

 雨は一向に弱くなる気配が無く、結局23日に以下の方法でレースを再開するとの判断が下された。

 *23日のレースは、23周目から90周もしくは75分経過の早い方でチェッカーとなる。各チームはウェット宣言が出ない限り、ブラック/レッドタイヤを選択できる。また燃料の量もチームは自由に選択できる。22日のレースでリタイアしたキンボールは23日のレースは除外となり、パワーはマシンを明日の決勝レースまで協会が保管し、レースタイムが動き出してから修理して参戦することができる。

 レースは23日午前11時に再スタートが切られた。昨日の雨がウソのように、青空も覗いている。レッドタイヤを選択した佐藤は、8番手をキープしたまま周回を重ねるが、だんだんタイムが落ちてくる。53周目に佐藤はピットイン。14位でコースに復帰して前を追い上げる。レースは計算上2時間レースになることが明らかとなり、ワンストップ組とツースットップ組にはっきりと分かれた。

 ところが、残り15分くらいで雨が降って来て、トップを走っていたニューガーデンが一番にピットインしてレインタイヤに交換。それを見て、その後続々と各車ピットイン。佐藤も72周目にピットインしてレインタイヤに交換する。

 コースに戻った佐藤は、レインタイヤ組の中ではかなり速いタイムでプッシュをして、8番手まで戻したところで、2時間が経過、そのままチェッカーとなった。佐藤は4戦目にしてようやくトップ10フィニッシュとなった。


【佐藤琢磨選手のコメント】
8番手はちょっと残念な結果でした。レッドタイヤでの走行は、パフォーマンスダウンが厳しく、リアが落ち着かない状況が続いていました。そのため、途中でワンストップ作戦に切り替えました。その後は燃料をセーブするために、決めたターゲットに収めるべくペースを落として走りました。しかし、ピットイン後、雨が降って来てしまい、結局もう一度ピットインしてレインタイヤに変えなくてはなりませんでした。ワンストップで行ければ、もう少し上でフィニッシュできたと思います。昨日は雨のお陰で8位までアップできましたが、今日は雨のせいでストラテジーを維持できませんでした。