ペンスキー勢のリアウイングの秘密

2018年05月21日



予選で使用していたリアウイングのエンド部分の縁が黒くなっています。

正確に言うとメインプレーンの中央部分に両端をのぞいて前縁に黄色いカッティングシートが貼ってあります。

エンド部分はその黄色いカッティングシートが無く、素材のカーボンのままになっています。

ペンスキー勢は3台とも同じ仕様でした。あえてこうするには理由があるはずです。
小倉さんコレはなんでしょうね?

【佐藤琢磨リリース】セットに苦しみながらも16番グリッドを確保

2018年05月21日



【佐藤琢磨公式リリースより】
第102回インディ500予選は、インディアナ州IMSで5月19日、20日の2日間にわたり行われた。佐藤が所属するRAHAL LETTERMAN LANIGAN RACINGは、佐藤と#15 GRAHAM RAHAL、#64 Oriol Serviaの3台体制で挑んだ。

 5月15日より行われた予選前のプラクティスでは、マシンのセットアップに3台とも苦しみ、一抹の不安を抱えたまま予選を迎えた。

 19日に行われたBump Dayは、1台ごとに4周計測の平均スピードで争われる。今年は33台の枠に35台がエントリーしており、この日の予選で2台が予選落ちとなってしまう。

 午前11時から始まった予選1回目、佐藤は32番目のアタックだ。途中雨で2回の中断があり、午後4時46分から始まった佐藤のアタックは、1周目 226.371mph、2周目 225.786mph、3周目 224.135mph、4周目 225.771mph、平均 225.513mphで29位と大きく出遅れてしまった。チームメイトのRAHALも30位、Servia31位と、予選でもチーム全体で苦しんでいる様子が伺われた。

 20日に行われるPole Dayでは、前日の1位から9位がFast Nine Shootoutでポールポジションを決定し、前日10位から33位までが、再び決勝グリッドに向けてタイムアタックを行う。

 午後2時45分から始まった予選2回目、アタック順は昨日のリザルトの33位からとなる。佐藤は5番目にアタックして、1周目 226.856mph、 2周目 226.637mph、3周目 226.468mph、4周目 226.268mph、平均 226.557mphで、決勝グリッドは16番手からのスタートとなった。

 ポールポジションは平均229.618mphを叩き出したED CARPENTERが獲得した。



【予選初日のコメント】
 厳しい1日になりました。自分たちのポジションにはまったく満足できていません。悔しいですね。自分の予選アタックを楽しむことができなかった。アタック3周目にはひやっとする瞬間があり、アクセルを戻しました。暑いコンディションが足を引っ張っていたのも事実ですが、私たちがまずスピード不足で、いいコーナリングもできていなかった。まだ自分たちには仕事がたくさんある。3台で集めたデータを今晩チェックしないと。今晩は長い夜になるでしょうね。チームのエンジニアたちは懸命に働いていますから、明日は好いラップタイムが刻めることを期待したいです。

【予選2日目のコメント】

自分たちはさらなるスピードを模索して、一つの方向性を見出すことはできたのではと思います。エンジニアたちは本当に一生懸命やってくれました。昨日は3人ともに苦労しましたが、今日は安定した走りができたという点では満足しています。自分たちは間違いなく多くのことを学び前進したと思っています。これからは3台が全く違うシナリオでレースに向けて集中することになると思います。レースまでまだ時間がありますので、トラフィックの中で本当に強い安定したクルマを作っていく必要があります。レースではタイヤの性能劣化でみんなが苦しむと思うので、そのために金曜日まで万全を尽くしていきます。

予選2日目に向けてヒントを見つけた琢磨選手

2018年05月21日



予選2日目に設けられたプラクティセッションで、佐藤琢磨選手は予選シミュレーションを4回敢行。多少トーを受けたラップがあったものの227mphをコンスタントに出し、この後の最後の予選アテンプトに向けて大きなヒントを掴みました。

前後のウイングを大きく最大までネガティブアングルにさせるなど、大幅にセット変更して臨んだ結果、スピードアップにつながるデータが得られたようです。

これまでは4周のシミュレーションラップ終了後のタイヤはこんな感じでした。


227mph台を連発した後のタイヤはこんな感じでした。デグラデーションが少なく非常に表面がきれいです。


この後の予選アテンプトではジャンプアップを期待したいところです。

ヒンチクリフが予選落ち

2018年05月21日



35台のエントリーがあった第102回インディ500は2台が5月19日を最後に帰る予定になっていましたが、ピッパ・マンとJヒンチクリフがその二人となりました。

ヒンチクリフは第100回インディ500のポールシッター。この日は2時間ほど雨で予選が中断しましたが、再開直後のアテンプトから速度が上がらず、現地5時37分にアテンプトしましたがタイヤに振動が発生してグリーンフラッグを受けられずピットに戻るハプニング。

タイヤホイール内に装着されているセンサーが外れたことが原因だったとのことで、タイヤを付け替えて列に並び直すも、5時50分に予選終了の合図となる銃砲音が響き渡ってヒンチクリフのインディ500は終了しました。

その時点でヒンチクリフは次の出走だったので、223mphの連発でどう見てもクオリファイの目が無かったPマンがウェイブオフしていれば、ヒンチクリフはジェイムス・デイビソンをバンプアウトとして予選通過できていた可能性が非常に高かったわけです。

Pマンの気持ちはわからなくはないですが、あそこまで遅いと2周目でウェーブオフしてJヒンチクリフにチャンスを譲る手段もあったのですが、デイル・コインはその選択をしませんでした。

そういうケースではアテンプトを譲った相手にスポンサーを引き継いでもらったりするケースもあります。

これもインディ500バンプデーの醍醐味です。