去年のポールスピードを上回ることが無かった今年の予選でしたが、やはり、高速コーナーが多いロードアメリカではロングストレートでの速度アップ以上に、長いコーナーリング時間はラップタイムに大きな影響を及ぼすことが証明されました。
今回は55周のレースで、フューエルウインドウ(満タンで走れる周回数)は約14周。
START→L14→L28→L42→L55(FINISH)で4スティント共にフルタンク使い切る周回数になり、途中でフルコースイエローとなっても燃料的にはショートスティントを入れづらい状況です。
それに伴い、タイヤもロングランが強いられます。
去年はブラックタイヤ(=ハード)でのハンドリングバランス悪化を訴えるドライバーが多くいました。よって、如何にレッドタイヤ(=ソフト)を勝負どころに持ってくるかが作戦の分かれ道となりそうです。