マリー・ハルマン・ジョージ亡くなる

2018年11月03日



インディアナポリスモータースピードウェイ(IMS)とハルマン&カンパニーの名誉会長のマリー・ハルマン・ジョージさんが現地3日に83歳で亡くなりました。

マリー・ハルマン・ジョージさんは1988年から2016年までIMSの会長を務めたほか、1997年から2015年まではレース前セレモニーで恒例のスタートコマンドを担当していました。


マリーの父親はインディアナポリスでベーキングパウダー販売他で成功したビジネスマンのトニー・ハルマンで、終戦後の1945年にIMSのオーナーとなりました。

トニー・ハルマンはインディ500を一大イベントとして盛り上げるための様々な演出を行い、世界的なビッグイベントに成長させました。今や伝統となったスタートコマンドを定着させたのも彼の功績です。


一方でマリーは50年代60年代は地元インディアナ州で積極的に慈善事業に参加し芸術分野、健康分野、動物保護などで功績を残しています。

トニー・ハルマンの一人娘だったマリーは21歳の誕生日の前に家族ぐるみで付き合いのあったロジャー・ウォルコット率いるレーシングチームに参加し、そのチームのドライバーだったエルマー・ジョージと1957年に結婚。エルマー・ジョージは1962年と63年にインディ500に出走しています。

1977年に父親のトニー・ハルマンが他界すると、妻のメアリー・フレンドリック・ハルマンがスタートコマンドを引き継ぎましたが、98年にメアリーがなくなるとハルマン家の一人娘のマリー・ハルマン・ジョージが引き継ぎました。

マリーは次女でしたが、姉は生まれた直後に亡くなったため、ハルマン家の資産すべてを引き継いでジョージ家に嫁ぎました。なので、ハルマン家の名前を残して「ハルマン・ジョージ」と名乗っています。

そのマリー・ハルマン・ジョージの長男のトニー・ジョージ(トニー・ハルマンの孫)が現在のIMSの会長を務めています。