出入りの激しいレースに疲労困ぱい

2019年05月14日



左耳(BOSE製イヤフォン)→現地英語コメンタリー
右耳(インカム)→現地ディレクター、フロアのデータマン、マスターコントロールルーム
両耳(骨伝導イヤフォン)→琢磨選手チーム無線

レースを見直してみたら、最初のフルコースイエローでは琢磨選手のピットは最初からステイアウトとコールしていましたね。現地音声でも無線が入るので、それとかぶって聴き間違えてしまいました。お詫びして訂正いたします。

今回はピットストップ回数、タイヤ選択、各車のラップタイム、サイクルスルー、雨雲レーダーと・・・状況把握にも謀殺されました。

琢磨選手の無線もピット(デレク・デイビッドソン)、スポッター(スティーブ・フーゼック)と琢磨選手の音声レベルがバラバラなのも合わせるのに大変でした。

朝4時からの放送は、2時にスタジオ入りで、0時ごろにプリレース進行表が届いて進行表を作り始めるので身体的にはイチ番きついですね。プラスEX会員でのこだま早割グリーン車で寝て帰ります。


今回は現地はNBCSNではなく、地上波のNBCでの放送だったのですが、生中継本番1分前になって、現地ディレクターがインカムでNBCは6分遅れでの開始になると急きょ連絡がはいりました。

それまではどんな映像が来るのかわからないので、前もってこちらで編集して作っておいたオープニングVでスタートさせて、あとは流れで行きました。

現地ディレクターが4分ごろに急にカウントダウンを始めたので、合わせてコメント読みを始めたところ、現地は「この後すぐ!」コメントのみで再び沈黙。結局6分からNBCは放送を開始したので、こちらはコメント読みをまたやり直しました。

6分押しで始まったので、NBCはプリレース進行で予定していたVを二本ぐらいすっ飛ばしていました。しかも、地上波のNBCだったので最後に1分20秒のステーションブレイクをぶち込んで、現場は6時58分40秒降りというイレギュラー。NBCの時はアタマも1分30秒のステーションブレークを入れてから中継開始の場合があるので要注意です。



今回は何かとゲンのいい松田さんのコメンタリーでしたが、ちなみに私も全ての優勝に立ち会っています。クロマキーのグリーンの反射がきついのか、松田さんが横を向くとメガネと顔のの輪郭が少し消えますね。3時間10分の生中継でした。

【タラレバ】インディカーGP

2019年05月14日



【タイヤを使い切ったディクソン】
エリオのスピンと同時にピットインして、完璧なタイミングでレインタイヤに交換したSディクソン。トップでリスタートしたもののフロントのダウンフォースが全然足らずにフロントタイヤを消耗させ、ラスト2周のところでパジェノーにかわされ2位フィニッシュに終わっています、ディクソン曰く「フロントウイングはあと6ターンは立てていればパジェノーは押さえられただろう」とのこと。

【タイヤ選択に翻弄された琢磨選手】
一時は燃費の良さを生かして雨を待って2回目のピットストップをできるだけ遅らせて、51周目には2位に浮上。このタイミングでウェットタイヤに交換できていれば、すでにみんな2回目のピットストップを終えてドライタイヤに交換していたので3位に浮上できるところでした。

59周目のエリオのスピンを受けて各車ラストピットを行い、琢磨選手も3回目のストップでブラックタイヤに交換ましたが、この時に琢磨選手よりも前では3台がウェットタイヤを選択。琢磨選手の後ろではジョーンズやレイストを含む3台がウェットタイヤに。もし、この時に琢磨選手がウェットタイヤを選択していれば、最後のリスタートの時はレイストの一つ前の4番手にいるはずでした。

このピット前に琢磨選手のはしきりに無線で雲行きを確認。ピットからの返答は小雨が15分ほど続いて止むというものでした。

結局は雨脚は強まってしまい、ブラックタイヤイ交換した5周後に4回目のピットインをしてウェットタイヤに交換。しかし、このアウトラップでスピンして5ポジションダウンの16位へ後退。ニューガーデンのペナルティもあったので、あのスピンが無ければ10位でリスタートできているところでした。

【5ストップになったローゼンクビスト】
ポールポジションスタートだったローゼンクビストでしたが、終始レッドタイヤでのデグラデーション(消耗)に苦しんで、トータル5ストップとなってしまい、8位フィニッシュ。アンダーグリーンでのピットストップが1回増えたことで35秒ほどを失っているので、4回ピットでいければ表彰台に乗れている可能性が大きいところでした。

BIG SMILE ハービーとレイスト

2019年05月14日



インディカー14レース目で初めて表彰台に乗ったジャック・ハービー。

2013年に英国F3チャンピオンとなった後は2015年にインディライツシリーズでランキング2位となり、2016年は1年丸々浪人して2017年のインディ500でアンドレッティwithマイケルシャンクレーシングでインディカーにデビュー。その年はさらに2レースをSPMから参戦。

2018シーズンはジム・メイヤーが新たに共同オーナーに参加して「メイヤーシャンクレーシングwithSPM」として6レースに参戦。ベストリザルトはポートランドでの13位でした。

そして今シーズンは17戦中10レースの参戦予定で、その5レース目でインディカー初の表彰台フィニッシュとなりました。

26歳のハービーは英国出身ながらもウェットレースの経験はこれまでゼロ。レース終盤では2位につけながらもパジェノーにかわされて3位フィニッシュとなりましたが、パジェノーとディクソンと言う二人のチャンピオン経験者と共に立つ表彰台はレースキャリアでも特別のものとなりました。

そのハービーとメイヤーシャンクレーシングは2020シーズンのフル参戦を狙っています。



予選21位からレース終盤には3位を走りながらも最後はパジェノーにかわされて4位フィニッシュでしたが、キャリア22レース目でのベストリザルトとなりました。

AJフォイトレーシングとして4位フィニッシュは2015年に佐藤琢磨選手がデトロイトレース1で記録した4位フィニッシュ以来の好成績。今シーズンでは第2戦COTAでのTカナーンの12位がベストリザルトでした。

チームオーナーのAJフォイトはガレージに戻ってきたレイストの肩を叩いて祝福し、「あと3ポジションアップで優勝だ、がんばれ」とインディ500へ向けて喝を入れていました。

レイストのメカニックたちは琢磨選手の時のメンバーがほぼそのまま残っているので、今回の4位フィニッシュはうれしいですね。

セルビアが新しい共同オーナーと共にインディ500に参戦

2019年05月14日



これまでにインディ500参戦10回を含む203レースに出走してきたベテランのスペイン人ドライバーのオリオール・セルビアが第103回インディアナポリス500マイルレースでチーム・スタンジレーシングと共にシュミットピーターソンレーシング(SPM)の#77をドライブすることが発表されました。

これで、SPMはマイケル・シャンクとジム・メイヤーが共同オーナーを務めるシャンクメイヤーレーシングと共に4台体制と言うことになりました。

そして、これで36人目のエントリーが決まりました。

セルビアは2011年のニューマンハース時代に予選3位から6位フィニッシュした時のエンジニアであるブルーノ・クープリと再びタッグを組んでの挑戦となります。クープリは2010年シーズンはニューマンハースで武藤英紀選手を担当していました。

そのセルビアは昨年のインディ500ではRLLR/スクーデリアコルサから参戦し、作戦などもあってレース終盤には16周をラップリードするものの、残り7周でピットインを余儀なくされて17位に終わっています。

セルビアはかつて2016年にもSPMからインディ500に参戦し、予選10位から12位フィニッシュしています。

今回のセルビアの参戦にあたっては、ストックカーレースのARCAシリーズやNASCAR K&N Proシリーズに参戦するジョン・スタンジJr.率いるチームスタンジレーシングが全面バックアップし、新たに立ち上げた自動車DIYをサポートする新会社「モトゲイター」 https://www.motogator.com/ がメインスポンサーとなります。

チームスタンジレーシングは2020シーズン以降のインディカーシリーズフル参戦を目論んでいます。

セルビアはしばらくフルシーズンライドはありせんでしたが、2018年にデビューしたユニバーサルエアロキットの開発に従事し、レース中のペースカードライバーをサラ・フィッシャーと共に担当してきました。

2010年にはKVレーシングテクノロジーでインディカー参戦初年度だった佐藤琢磨選手のアドバイザーも担当し、レース参戦がないにもかかわらずインディジャパンにも帯同していました。

RLLRがガレージにライブカメラを設置

2019年05月14日


https://rahal.com/live-feed/

レイホールレターマンレーシング(RLLR)はインディ500開催期間中にガレージ内にカメラを設置してライブストリーミングを行います。

RLLRは映像機器メーカーの「デジタルアリー」とスポンサー契約を結び、ガレージ内に6台のライブカメラを設置して、3台の作業作業風景などをライブ配信します。
http://www.digitalallyinc.com/

これはありがたい!!
メディアセンターにいながらガレージの様子がわかるのはだいぶ楽です。