「こちらGAORAインディカー実況室」移転のお知らせ

2021年04月20日



2011年春からスタートした「こちらGAORAインディカー実況室」も今年で11年目に突入しましたが、新しいURLへ移転することになりました。

https://blog.spora.jp/gaoraindy/

新しいブログサイトはスマートフォンに最適化されたものとなっています。
旧アドレスは5月いっぱいで閉鎖となりますのでご注意くださいませ。

今後も様々な情報を発信する予定です。
皆様のアクセスをお待ちしております!!

開幕戦で運命を分けた2ストップ対3ストップ

2021年04月19日



予定よりも1週間遅れで開幕したインディカーシリーズは上限2万人の観客動員でアラバマ州のバーバーモータースポーツパークで開催。シーズン2年目でチップガナッシレーシングに移籍したアレックス・パロウが二人の元チャンピオンを押さえてキャリア初優勝を飾るというこの数年とは違った幕開けとなりました。

ポールスタートだったパト・オワードは3ストップ作戦を選択するも裏目に出てしまって4位フィニッシュし、またしても初優勝はお預けになっています。

レースはオープニングラップでのマルチカークラッシュなどもあって、最初の11周で8周のイエローラップが発生。これで燃費的に2ストップで行ける可能性が見えてきたため、パロウ、パワー、ディクソン、エリクソンは2ストップにしてピットデルタタイムの約27秒を稼ぐ作戦に。

予選キャリアベストの3位スタートだったパロウは最初の6周のイエローラップで2ストップの可能性を探り始め、リスタート後には前を走るオワードとロッシの走りを見てその2台が3ストップのペースであることを確信。あとはピットの指示通りの燃料消費量で周回数を走ったとパロウはコメントしています。

ポールスタートだったオワードは25周をリードしてファステストラップも記録したものの、ピットアウトするごとにコールドタイヤとトラフィックでもタイムをロスして初優勝はおろか表彰台に上ることすらできませんでした。

最終スティントはパロウ、パワー、ディクソンの優勝争い。如何にプッシュパスを有効に使いながら燃費走行をするかという、盾鉾の使い分けを強いられる戦いが展開され、パロウはテールエンダーのデイリーに引っかかりながらもパワーからは逃げ切りました。

パワーはラストピットをパロウよりも1周遅らせて、コースに復帰した時は5秒差を2秒差まで縮めましたが、ファイナルラップでのミスもあって2位フィニッシュで終わっています。

2021シーズンは車載カメラ搭載数を拡大!

2021年04月17日


今シーズンからインディカーではレギュラーレースでの車載カメラ搭載台数を6台から11台に拡大します。

車載カメラは1台につき、ノーズ、ミラー、ロールフープトップ、リアの4台が搭載され、ロールフープのカメラは360回転します。

超高性能のインディカーの車載カメラは、カメラ部、映像エンコード機、送受信機、バッテリーで構成され、総重量は3キロ強です。今はさらに軽量化と小型化が進んでいると思われます。


これまではレギュラーレースで6台に搭載され、一人の技術者がすべてをコントロールしていました。インディ500では12台に増やされます。


今週末の開幕戦での車載カメラ搭載は、佐藤琢磨選手を含む11台になっています。
#5 – Pato O’ward
#7 – Felix Rosenqvist
#15 – Graham Rahal
#30 – Takuma Sato
#9 – Scott Dixon
#48 – Jimmie Johnson
#26 – Colton Herta
#27 – Alexander Rossi
#28 – Ryan Hunter-Reay
#2 – Josef Newgarden
#3 – Scott McLaughlin


オンボード映像はインディカー公式アプリでもリアルタイムで配信され、いずれのドライバーの映像を選らんでレース中に見ることができます。

開幕戦、6つの見どころ

2021年04月16日



2020シーズンは4勝を挙げたスコット・ディクソンが史上タイ記録となる6回目のシリーズタイトルを獲得。AJフォイトが42年前に記録した7回のタイトル獲得にいよいよ並ぼうとしています。

昨シーズンのディクソンは自身では初めてとなる開幕3連勝を記録。インディ500での2位フィニッシュもあって、大きなポイントリードを維持してタイトル獲得へ繋げました。

2019年の開幕戦ではジョセフ・ニューガーデンが優勝して、その年のシリーズチャンピオンになっています。

【ディクソンのバーバー初優勝なるか?】
通算50週を誇るディクソンも、バーバーンモータースポーツパークでは優勝が未だにありません。
しかし、バーバーでの過去10イベントでは6回の2位フィニッシュを含む8回の表彰台。ワーストでも10位フィニッシュで、それ以外はすべてシングルフィニッシュを驚異的な成績を残しています。
ちなみにディクソンは第2戦開催地のセントピーターズバーグでも優勝したことがありません。

バーバーでの最多勝利数はニューガーデンの3勝。ポールポジションはウィル・パワーの4回です。

【第3勢力はどこか?】
この4シーズンはディクソンとニューガーデンが交互にタイトルを獲得し、7シーズンにおいてはチップガナッシとペンスキーがタイトルを分け合い、それ以外のチームがタイトルを獲得したのは2012年のライアン・ハンターレイが最後になります。

昨年はランキング3位と4位に終わったハータとオワードはともに21歳の若手。昨年はミッドオハイオで1勝しているハータはチーム内異動で今年はカーナンバー26をつけます。

オワードは昨年はロードアメリカやアイオワ、ゲートウェイで優勝争いに絡んだものの初優勝はお預けとなったもののランキングは4位。体制万全の今シーズンも注目です。

【経験値豊富なルーキー3人】
ツーリングカーからインディカーへ転向したスコット・マクロクリン。
ストックカーからインディカーへ転向したジミー・ジョンソン。
F1からインディカーへ転向したロマン・グロジャン。
先の2人は複数回のタイトル獲得。グロジャンはF1世界選手権に9シーズンフル参戦して表彰台10回。

【移籍組】
フェリックス・ローゼンクイストチップガナッシからアローマクラーレンSPへ移籍。アレックス・パロウはデイルコインwithチームゴウからチップガナッシへの移籍。エド・ジョーンズはDTM(結局は越境できずに未参戦)から古巣でのインディカーシリーズ復帰。

【参戦拡大組】
昨年はスポット参戦だったセバスチャン・ブルデイ、ダルトン・ケレットがAJフォイトレーシングからフル参戦に活動を拡大。ジェームス・ヒンチクリフは今シーズンはアンドレッティオートスポーツから全戦に参戦します。

【佐藤琢磨選手の2連勝】
昨年はアラバマで自身初のポールトゥウィンを記録。今年は大会2連勝がかかります。2年目となる日本人メカニックの須藤翔太さんがフロントインサイドのピットクルーを担当。こちらも注目です!!

佐藤琢磨選手の快挙に続く日本人アスリートたち

2021年04月12日



2021年4月11日にジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブで開催されたマスターズ・ゴルフトーナメントで松山英樹プロが日本人として初優勝。去年の8月に佐藤琢磨選手がインディアナポリス500マイルでの2勝目と言う偉業を成し遂げて以来、アメリカのメジャースポーツ大会での日本人選手の活躍が続いています。

松山英樹プロの優勝の1週間前の4月3日には同じオーガスタで開催された「オーガスタナショナル女子アマ」大会で高校3年生の梶谷翼選手が優勝を飾りました。

2週連続での日本人ゴルフプレイヤーの快挙に佐藤琢磨選手は「松山英樹選手、日本人初マスターズ制覇おめでとうございます!!感動しました!若い梶谷選手もオーガスタを制して日本ゴルフ界にとって歴史的な日を見ることができてうれしいです」と祝福のツイート。


去年の8月の琢磨選手のインディ500での2勝目の翌月9月には、ニューヨークで開催されたテニスの全米オープン女子テニスで大坂なおみ選手が2018年大会以来の全米オープン2回目の優勝を
記録しています。