今シーズン新たに導入される安全装備のもう一つが「チタニウム・フロントウイング・フラップサポートプレート」(上のCGで緑入りのパーツ)です。
ロードストリートコースではフロントウイングに2枚のフラップが装着されますが、これまで2枚のフラップはカーボン製のプレートを介してフロントウイングのメインプレーンに装着されていました。
クラッシュ時にはこのカーボンプレートが粉々に破損してフラップが飛散する可能性があったために、今年からチタン製のものが使用されフラップの飛散が防止されるようになります。
このプレートが導入されるのはフロントウイングのみで、リアウイングには導入されません。統計上、クラッシュなどでフロントウイングが破損するケースはフロントがリアの約5倍となっているため、先ずはフロントウイングのみの導入となっています。