JRヒルデブランドがAJフォイトの4台目でインディ500に参戦

2021年04月09日



AJフォイトレーシングがAJフォイトの1961年のインディ500初優勝60周年を記念して、当時の優勝車のカラーリングとカーナンバーを復活させたリバリーでJRヒルデブランドを第105回インディアナポリス500に参戦させることを発表しました。

1961年のインディ500は1911年の第1回大会からちょうど50周年。この年はF1世界チャンピオンのジャック・ブラバムがミッドシップレイアウトの英国製クーパー・クライマックスでインディ500初参戦して9番グリッドを獲得。前年にUSACナショナルチャンピオンタイトルを獲得したAJフォイトはフロントエンジンロードスターのトレビス・オッフェンハウザーで145.903mphで9番グリッドからのスタート。

決勝レース終盤はポールシッターのエディ・ザックスとAJフォイトの一騎打ちとなり、ラスト10周でスプラッシュを余儀なくされたAJフォイトはザックスにリードを奪われるも、ザックスはラスト3周でタイヤトラブルが発生。フォイトが8秒差でインディ500初優勝を飾っています。

このレースの5か月後にまだレンガ舗装だったフロントストレッチ部分がアスファルト舗装され、スタートフィニッシュラインの1ヤードを残して、すべてのアスファルト舗装が終了しています。

今回で11回目のインディ500参戦となるJRヒルデブランドはカリフォルニア州出身の33歳。過去10回の参戦ではデビューイヤーの2011年の2位フィニッシュが最高位。その他3回のTOP10フィニッシュを記録しています。

ヒルデブランドのインディ500参戦により、AJフォイトレーシングはブルデイ、ケレット、キンボールと4台を走らせることになります。

これでインディ500のエントリーは34台になる見込みです。

フェルッチがRLLRの3台目でインディ500に参戦

2021年04月06日



2019年インディ500でルーキーオブザイヤーを獲得したサンティーノ・フェルッチが第105回インディアナポリス500にレイホールレターマンラニガンレーシング(RLLR)の3台目ととして参戦することが発表されました。

デビューイヤーの2019年は7位フィニッシュしてルーキーオブザイヤーを獲得。続く2020年もデイルコインレーシングwithバッサーサリバンから参戦して4位フィニッシュしています。

RLLRは2020年インディ500では佐藤琢磨選手が優勝し、グラハム・レイホールが3位フィニッシュしています。

フェルッチのカーナンバーは45で、アメリカ中西部を中心に275店舗を構えるスーパーマーケットチェーンのHy-Veeがプライマリースポンサーとなります。

Hy-Veeは第105回インディ500の他にもロードアメリカとゲートウェイの2レースでグラハム・れうホールのプライマリースポンサーを務める他、全戦でアソシエイトスポンサーとしてレイホールをサポートします。

昨年はHy-Veeはゲートウェイレース2でグラハムのプライマリースポンサーを務め、そのレースでグラハムは3位フィニッシュ。第104回インディ500でスペンサー・ピゴットのプライマリースポンサーを務めています。

フィッティパルディがグロジャンのオーバル要員に

2021年03月06日



元F1チャンピオンでインディ500を2回制しているエマーソン・フィッティパルディの孫のピエトロ・フィッティパルディがデイルコインレーシングでロマン・グロジャンのオーバル要員として、4レースで#51をドライブすることが発表されました。フィッティパルディにとっては3年前にインディカーデビューしたチームへ復帰という形になります。

24歳のフィッティパルディは今季はF1からデイルコインレーシングwithリックウェアに加入し、ロードストリートの14レースに参戦するロマン・グロジャンに代わって、テキサスと第105回インディ500、ゲートウェイのオーバル4イベントでレースカーをドライブします。

「デイルコインレーシングwithリックウェアに加入してインディ500を含むオーバルイベントに参加できることを光栄に思います。特にインディ500は楽しみです。このもの頃からのあこがれのレースでしたし、デイルコインレーシングはこの数年はシーズンにわたって競争力を見せているので、非常に楽しみです」とフィッティパルディはコメント。

ピエトロ・フィッティパルディは2017シーズンはワールドシリーズフォーミュラV8 3.5でチャンピオンタイトルを獲得。2018年にはデイルコインレーシングに加入してインディカーシリーズで6レースに参戦。デビュー戦のフェニックスでは予選10位と好成績でしたが、決勝レースではクラッシュに終わっています。

その年はインディ500にも参戦する予定でしたが、5月にスパで開催された世界スポーツカー選手権の決勝レース走行中に超高速コーナーで有名なラディオンでクラッシュして両足を複雑骨折。インディ500参戦はなりませんでした。

その後、フィッティパルディは驚異的な回復を見せてミッドオハイオでレースに復帰、シーズン終盤ではポートランドで9位フィニッシュしています。

2019シーズンにはハースF1チームのリザーブドライバーに抜擢されたほか、ドイツツーリングカー選手権やF3アジア選手権に参戦。昨年はバーレーンGPでのクラッシュで負傷したグロジャンに代わって2レースでハースF1から出走しました。

フィッティパルディは今シーズンはデイルコインから4レースに出走する他、フルタイムでハースF1チームのリザーブドライバーも務めることになっています。

グロージャンがインディカー初テストを終了

2021年02月24日



元F1ドライバーのロマン・グロージャンが現地2月23日にアラバマ州のバーバーモータースポーツパークで行われたインディカーのチームテストに参加し83周を走行しました。レースカーのステアリングホイールを握るのはバーレーンGPでの大クラッシュ以来となります。

34歳のフランス人のグロージャンはF1世界選手権で10シーズンをすごしたのちにインディカーへ転向しデイルコインレーシングwithリックウェアーレーシング(DCR)に加入。1周3.8キロのパーマネントコース、バーバーモータースポーツパークでインディカー初走行を行いました。

朝の気温は約5度、日中は約20度まで気温が上がった快晴のコンディションでグロージャンはインスタレーションラップ(始動後のチェック走行)を終えると数周を走ってピットイン。笑顔でヘルメットを脱いで以下のようにコメントしています。

「全く違和感はありません。これまでのレースカーとは何もかも違いますが、違和感がないばかりがしっくりきています。もう少し慣れる必要はありますが全く問題はないですね。F3やGP2にステップアップしたころの感覚を思い出します。レースカーのメカニカルグリップはすごく高くて、インディカーいつもレースで接戦になる理由がよくわかります。チームの仕事ぶりも素晴らしいです。多少の違いはあっても、このままテストを続ければ開幕戦までに問題なく慣れることができそうです。開幕戦が今から楽しみですよ。」

今シーズンのグロージャンはDCRのカーナンバー51でロードストリートレースの13レースのみに参戦する予定になっています。

9年間でF1にフル参戦してきたベテランドライバーのグロージャンにとっては、パワーステアリングがないということが最大の違いだとコメントしています。

「最初に乗って数周して降りてすぐに上腕にきつさを感じましたが、それは問題ではなく、より車の動きが把握できて、ブレーキングやコーナーリングなどにドライバーのドライビングスタイルが非常に出やすいクルマだと感じました。F1では空力特性の関係もあって走行ラインはほぼ一本ですが、インディカーは様々なラインが取れそうだと感じました」
「午前中のセッションでミスってターン1でスピンしてコースアウトしましたが、これでクルマの限界点を把握することもできました」

しかし、グロージャンがインディカーの現場に来て一番驚いたというのが開放的すぎるパドック。グロージャンがパドックに姿を現すと、ブルデイや琢磨選手他、多くのドライバーが早速グロージャンに話しかけ、インディカーメンバーとして迎え入れられていました。

Photo:Indycar Joe Skibinski

「テスト走行前日にここにきて驚いたのが、チームがレースカーのセットアップ作業をしているのに各チームのガレージに仕切りが全くなくて解放されていたこと。そしてピットレーンに行ってみたら早速セバスチャンや琢磨が話しかけてきて、彼らが作業しているレースカーのすぐ横で雑談ですよ。ピットでもどこでもヘルメットを脱げばいろんなドライバーたちと仲良く雑談できるなんてすごくいいですね」とグロージャンはコメント。

今回のテスト走行は、あのバーレーンGPでの大クラッシュ後の最初のレースカードライブでしたが、そのクラッシュで負ったやけどなどの影響は思っていたほど大きくはなく、思い通りに走行できたとのこと。

「火傷の影響が大きく残っていなくてよかったです。ただ、スピンしてコースアウトした時に少し痛みがありました。それは想定内でしたが、まだ100%完治していないことも把握できました。」

開幕戦は4月18日に今回のテストが行われたバーバーモータースポーツパークで行われます。

Photo:Indycar Joe Skibinski

エリオがナッシュビルも追加参戦

2021年02月13日



今シーズンはメイヤーシャンクレーシング(MSR)から第105回インディ500を含む5レースに参戦する予定だったエリオ・カストロネベスがナシュビル市街地で初開催される「ミュージックシティGP」にも参戦することが発表されました。

このイベントのみ、金融系のトランスカードがプライマリースポンサーとなります。https://www.transcard.com/

今シーズンはこれでエリオはMSRのカーナンバー5で第105回インディアナポリス500の他、ナッシュビル、8月のインディロードコース、ポートランド、ラグナセカ、ロングビーチの合計6レースに参戦します。当初参戦が予定されていたアラバマは参戦取りやめになっています。

ナッシュビル市街地でのミュージックシティGPは2.17マイル(3.5km)のストリートイベントで音楽やフードなどの様々なカルチャーを融合させたイベントとして開催されることになっています。