リッチモンドでエアロスクリーンのテストを実施

2019年10月16日



2020シーズンからインディカーレースの開催が復活するショートオーバルのリッチモンドでインディカーが来シーズンより新たに導入するであろスクリーンとテストが行われ、チップガナッシのディクソンとペンスキーのニューガーデンが参加しました。

今回のリッチモンドでのエアロスクリーンのテストは4回計画されたうちの3回目で、ニューガーデンは初めての参加となります。

予定された最後のテストは11月5日にストリートレースを想定してセブリングインターナショナルレースウェイで行われ、ブルデイとヒンチクリフが参加する予定になっています。

初めてテストに参加したニューガーデンは40周ほどを周回。「見た目はだいぶ違うが乗ってみると全く違和感はない」とコメント。

今回のテストではコクピット内への外気導入に関して改善テストが行われましたが、2003年と2009年にリッチモンドで優勝しているディクソンは「特に足から体にかけて改善された」とコメントしています。

エアロスクリーンの装着で重量が50ポンド(約22.7㎏)増加しますが、ニューガーデンは同じショートオーバルのアイオワでの走行と比較して若干の違いを述べています。

「まずはじめにグリップ感とコントロール性をチェックしましたが少し差を感じましたが、リッチモンドではレースをしたことが無いからかも知れまません。スクリーンが目の前にあることは最初は違和感がありましたが、30周も走ればアイオワやゲートウェイで走るのと大差ないと思いました。スクリーン装着による重量バランスの変化に関しても調整できる範囲内でこれまでと大きく変化することはないだろう」とコメントしています。

キャノン・ソリューションズ・アメリカがRLLRのオフィシャルスポンサーに

2019年10月15日



レイホールレターマンラニガンレーシング(RLLR)はキャノン・ソリューションズ・アメリカとオフィシャルチームスポンサーとして複数年契約を結んだことを発表しました。
https://csa.canon.com/internet/portal/us/csa/products/details/large-format-systems/imageprograf/ipf-pro-4000/ipf-pro-4000

同社はRLLRにプリンターやスキャナー他、クラウドシステムなど、さまざまな書類管理に関する製品を提供することになっています。

バーバーでエアロスクリーンの第2回走行テスト

2019年10月08日



現地月曜日にアラバマ州のバーバーモータースポーツパークでエアロスクリーンの実車テストが行われ、シモン・パジェノーとライアン・ハンターレイが参加しました。

今回は先週に行われたインディアナポリスモータースピードウェイでのテストに加えてレースカーへの乗り降りに関する項目が追加されましたが、特に問題は無かったとのこと。

身長188cmのハンターレイも「乗り降りには全く問題ない」とコメント。先週テストしたパワーも「乗ることよりもスムーズに降りれるかどうかが気になったが、何回も乗り降りしているうちになれるだろうし問題ない」とコメントしています。

ディクソンは「これまでよりも少し早めに乗り込むようにした方がいい、少し時間がかかる。降りるのは問題ない」とコメントし、パワーは「降りる時に何か掴むところが欲しい」と言っています。

今回はウェットコンディションの下でのテストになり、さまざまな水量の中でのテストになりました。

「ヘルメットのヘアオフと同様にたくさん貼ると像が歪むが、エアロスクリーンのテアオフも同様だが他には問題ない。」とハンターレイはコメント。

パジェノーは今回のテストの結果にかなり満足し「コクピットへの外気導入で様々な調整をした。視界も良好で問題ない。近未来的な外見でファンにも受け入れられるはず。安全性の向上では非常に革命的でインディカーはさらなる進化を見せたと思う。ドライバーとしても安全性が向上することは喜ばしいし、最初は慣れが必要かも知れないが、問題は全くない。」とコメントしています。

インディカー社長のジェイ・フライは「今後はAMRセーフティチームと非常時のドライバーの救出方法について協議し、訓練を始める必要がある」とコメント。すでにチタン製フレームの部分はセーフティチームに送られて救出方法について検討に入っているとのこと。

今回のエアロスクリーン導入に関しては「今回のテストで何一つ問題がないことが確認された。今後はこれが安全基準の一つとなることは間違いない。ここまで時間はかかったが、実用化の見通しがついたことは大きい」と結果に満足しています。

エアロスクリーンの初の実車テストは大きな成果を上げる

2019年10月03日



インディカーとレッドブル・アドバンスドテクノロジーが共同開発したコクピット保護装置のエアロスクリーンの初めての実車テストが現地2日にインディアナポリス・モータースピードウェイで実施されました。

テストに参加したのはチップガナッシレーシングのスコット・ディクソンとチームペンスキーのウィル・パワーで、シリーズチャンピオン、インディ500優勝経験者の二人が延べ650マイルをトラブルなしでテスト走行を終えました。

パワーは129周を走行して 224.591mphを記録。ディクソンは128周を走行して224.501mph.を記録しています。

走行に当たっては、視界や風による頭のブレ、ハンドリングバランスなどには問題は無く、2020シーズンからのエアロスクリーン導入に関しては大きな前進を見せています。

インディカー社長のジェイ・フライは「我々は高次元の完成度を求めていたが、テストの結果は多くに点でそれを上回るものだった。我々が想定したほとんどの点で基準をクリアし、しかも大きな成果があった。一番重要なのは基本構造がしっかりしていて、全チームの安全性がこれで担保されることは非常に喜ばしい」とコメント。

エアロスクリーンはチタン製のフレームとポリカーボネート製のスクリーンの組み合わせで、スクリーンの内側には反射防止コーティングが施され、曇り止め防止装置が装着されます。合わせて、コクピット内の温度上昇を抑えるためのクーリングダクトがダラーラによってデザインされます。

チタニウム製のフレームは前方センターと後方2か所でロールフープと一体化され、耐荷重性能はFIAで開発されてF1で使用されているヘイローと同じ150kN(225ポンド)となっています。

テストに参加したパワーは「こんなに早く実用化が進んで驚かされる。 高速走行ではほとんど問題ないが、若干修正すべき部分はある」とコメント。

ディクソンは「このプロジェクトに多くの人々がこれまで精力的に作業してきた結果、今日ここにすべての成果が出た」とコメントしています。さらにディクソンはエアロスクリーンの整流効果でコクピット内がこれまで以上に静かになった結果、チーム無線が非常に聴きやすくなったことに言及しています。

「ヘルメットへの風圧は激減して、視界にも大きな問題はない。ただし、センターウィッカーの所のテアオフの切れ目の部分は改善の余地がある」と問題点にも言及しています。

インディカーは今後は10月7日にバーバーモータースポーツパークでロードコースのテストを行い、パジェノーが参加し、ハンターレイが参加。10月15日にはショートオーバルのリッチモンドで、ディクソンとニューガーデンがテストを行い、11月5日にはセブリングインターナショナルレースウェイでヒンチクリフとブルデイがテストを行うことになっています。

インディアナポリスでエアロスクリーンをテスト

2019年10月03日



本日、現地2日にインディアナポリスモータースピードウェイでエアロスクリーンのテストが実施されます。

参加は2台で、ペンスキーのウィル・パワーとチップガナッシレーシングのスコット・ディクソンがテストを担当します。

テストされるエアロスクリーンはレッドブル・アドバンスド・テクノロジーとインディカーの共同開発で、コクピットの安全性向上を目的として2020シーズンから導入される予定になっています。

エアロスクリーンはチタン製のフレームにポリカーボネート製のスクリーンの組み合わせで、スクリーンの内側は反射防止コーティングが施され、曇り止め防止装置が装着されます。合わせて、コプピット内の温度上昇を抑えるためのクーリングダクトがダラーラによってデザインされます。

実車テストは今回のインディアナポリスの他に10月7日にロードコースのバーバーモータースポーツパークで行われる他、10月15日にはショートオーバルのリッチモンド、11月5日にはセブリングインターナショナルレースウェイで行われる予定になっています。