ポコノでのエアロパッケージ②

2018年08月19日

今回新たに追加供給されたフロントウイングのエクステンションパーツですが、チームによって使い方が分かれています。

ロッシはエクステンションは両側、ガーニーは左のみ。


ジョーンズはエクステンションは両側、ガーニーは左右に装着。


ウィッケンズはエクステンションを両側、ガーニーを左のみ。


パジェノーはエクステンションは左のみ。途中から右側のガーニーをハーフサイズのものに変更していました。
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ポコノでのエアロパッケージ①

2018年08月19日



ユニバーサルエアロキットに変更されて初めての開催となるポコノでのレース。

基本的にはインディ500とほぼ同じですが、大きく違うのは2か所。

①アンダーウイングストレーキ
上の図面の黄色いパーツになります。
このパーツの装着でダウンフォースが増加し、パワーバランスはだいぶ後ろ寄りになったということです。

②フロントウイングエクステンション
http://blog.gaora.co.jp/indy/2018/06/26459
ガーニーフラップと共にフロントウイングのダウンフォースを増加させます。

パワー、ノーパワー

2018年07月03日



ロードアメリカではアウトサイドポールのフロントロースタートながらも排気管のトラブルでオープニングラップに脱落したWパワー。これでテキサスに続いて2レース連続、今季4回目のDNF。インディ500の優勝でチャンピオンシップポイントトップに立ったものの、この3レースで一気に5位まで後退しました。

今回のロードアメリカでのWパワーのトラブルに関して、シボレーレーシングマネージャーのロブ・バックナー氏のコメントでは「イグニッショントラブルが発生してヘダー(排気管)のトラブルにつながったとコメントしています。

インディカーのレース中のリポートでは、ヘダーが割れたとしています。

ヘダーは左右一対でヘダースとも呼ばれ、 日本語ではエキゾーストマニホールドや、その見た目の形からタコ足とも呼ばれています。


ターボエンジンでは高圧の排気ガスがヘダーからターボチャージャーに入り、タービンを回して空気をエンジンに送り込むので、ヘダーが割れると排気ガスの圧力が下がってしまって、タービンが十分に回らず、エンジンパワーが出ません。



そのWパワーは去年のアイオワではポールポジションからのスタートで4位フィニッシュ。ここから逆襲に転じることはできるか。

「馬力」と「トルク」

2018年06月06日

デトロイトGPではホンダ勢とシボレー勢で加速などに特性の違いが出ましたが、この加速力の差を生みだすのはエンジン出力(馬力)ではなくトルクです。

簡単に言うとトルクはドライブシャフトにかかる回転力。馬力はエンジンの一定時間の仕事量です。

自転車にたとえるとスタート時ペダルにかかる力の大きさが「トルク」、停止状態から100m先のフィニッシュまで何秒でいけるかが「馬力」。

いかにタイヤが路面を力強く蹴りだせるがトルク、如何にエンジンが高回転で回るかが馬力の意味になります。

なので、最高速度は「馬力」、加速能力は「トルク」の仕事になります。

もうひとつ重要なことはエンジンの回転数によってエンジンが発生させるトルクの量は変化するということです。この変化の特性を「トルクカーブ」などと言います。

ユニバーサルエアロキット@ウェットレース

2018年04月23日


誰かドライバーが「ユニバーサルエアロキットのレースカーはウォータースクリーン(水煙)がものすごい」と言っていました。

新型エアロキットはそのダウンフォースの大部分を車体の下側のアンダーウイングで発生させるために、路面上の水をより多く巻き上げるて、これまで以上にウォータースクリーンが発生するのではないかと推測します。