予選FAST9でのダウンフォースとギアレシオ

2020年08月17日


予選初日よりも気温が涼しくなって、風が強くなった予選2日目FAST9セッションはドライバーだけではなくエンジニア達の勝負でもありました。

琢磨選手のレースカーはフロントウイングは寝かせ目でエクステンションを左右に装着。リアウイングは立て目です。ターンでは228mphで通過。


ロッシのレースカーはフロントウイングは立て目でエクステンションは画面右側だけに装着。リアウイングは寝かせ目です。ターンでは226mphまで落ちています。


エンジンの最高回転数は12000rpm。
琢磨選手は追い風のフロントストレートエンドで6速でエンジン回転数は11968rpm/237mphです。


琢磨選手は向かい風のバックストレートエンドでは5速でエンジン回転数は11976rpm/231mphです。


ロッシは追い風のフロントストレートエンドで6速でエンジン回転数は11841rpm/237mphです。


ロッシは向い風のバックストレートエンドで5速でエンジン回転数は11861rpm/231mphです。


琢磨選手がフロントストレッチで5速から6速へのシフトアップするのはピットレーン入口の横あたりです。232mph。


ロッシがフロントストレッチで5速から6速へのシフトアップするは下の写真の位置。琢磨選手が6速に入れた位置では230mphで3mph遅いです。


つまりギアレシオの違いでロッシはエンジン回転数を使い切っていないことになります。

エアロスクリーンのテアオフの枚数

2020年07月31日

アイオワでの枚数を見てみました。


アレックス・パロウ=4枚


ウィル・パワー=4枚


シモン・パジェノー=4枚


コナー・デイリー=7枚


ジョセフ・ニューガーデン=4枚


トニー・カナーン=8枚


スコット・ディクソン=7枚


コルトン・ハータ=7枚

各チームが”剥がししろ”に様々な工夫をしているところが興味深いです。

タイヤのコンストラクションとコンパウンド

2020年05月27日



レース中継ではレーススタート前にそのレースで使用されるタイヤのスペックを紹介していますが
タイヤのコンストラクションコンパウンドについて説明します。

【コンストラクション】
タイヤのつぶれにくさ。
ボールに例えればテニスボールの軟球か硬球か。
足回りの柔らかさ固さに影響します。
低速でバンピーなストリートでは柔らかめのコンストラクション。
高速で強い荷重がかかるコースやオーバルでは固めのコンストラクショです。

【コンパウンド】
タイヤのトレッド面接地面の柔らかさ。
路面のグリップ力に影響します。
柔らか目のコンパウンドはグリップ力が高いですが摩耗が早い。
固め目のコンパウンドはグリップ力が低いですが摩耗が遅いです。

ちなみに高速コースのバーバー用のタイヤをストリートのデトロイトで使用すると、タイヤが路面の凹凸で跳ねまくって全くグリップしなくなるそうです。

インディカーが新しいコクピット保護デバイスを導入

2019年05月25日



インディカーはレッドブル・アドバンスドテクノロジー(RBAT)と共同開発してきた新しいコクピット保護デバイスを”エアロスクリーン”を2020シーズンから導入することを発表しました。

エアロスクリーンはチタン製のフレームつきのウインドスクリーンがコックピット周りに設置され、ドライバーの頭部を飛来する破片などから守ります。

RBRT製ウインドスクリーンはコクピット保護デバイスの第2段階に当たるもので、先日のインディカーGPから実戦導入されたAFP(アドバンスド・フロンタル・プロテクション)の次世代デバイスとなります。

ウインドスクリーンは2枚のポリカーボネートでラミネートフィルムをサンドイッチした構造で、内側には反射防止コーティングが施されると共に曇り止めのヒーティングシステムが内蔵され、外側にはテアオフが装着できるようになっています。

さらに、ダラーラとRBATが開発するコクピットクーリングシステムがオプションで用意されます。

チタニウム性のフレームはコクピット前のセンターとロールフープ脇の3か所でシャシーに固定され、ウインドスクリーンの耐荷重性を強化し、現在のFIAで設けられているF1と同じ基準の150kNの耐荷重性をクリアしています。

スクリーンを通しての像のゆがみはほとんどなく、外側にテアオフを張ることでオイルなどの付着を防ぐことになっています。テアオフはスポーツカーレース同様にピットストップ時にはがすことになります。

ウィッカーを留めるボルト

2019年05月23日



リクエストにお応えしてウイングのウィッカーを留めるボルトのアップ。
上が琢磨選手、下がジョーンズ。

チームごとに材質など様々に選択して使っています。

下からボルトを挿しこんで上から六角ナットで締めるのが定番です。