タイヤのコンストラクションとコンパウンド

2020年05月27日



レース中継ではレーススタート前にそのレースで使用されるタイヤのスペックを紹介していますが
タイヤのコンストラクションコンパウンドについて説明します。

【コンストラクション】
タイヤのつぶれにくさ。
ボールに例えればテニスボールの軟球か硬球か。
足回りの柔らかさ固さに影響します。
低速でバンピーなストリートでは柔らかめのコンストラクション。
高速で強い荷重がかかるコースやオーバルでは固めのコンストラクショです。

【コンパウンド】
タイヤのトレッド面接地面の柔らかさ。
路面のグリップ力に影響します。
柔らか目のコンパウンドはグリップ力が高いですが摩耗が早い。
固め目のコンパウンドはグリップ力が低いですが摩耗が遅いです。

ちなみに高速コースのバーバー用のタイヤをストリートのデトロイトで使用すると、タイヤが路面の凹凸で跳ねまくって全くグリップしなくなるそうです。

インディカーが新しいコクピット保護デバイスを導入

2019年05月25日



インディカーはレッドブル・アドバンスドテクノロジー(RBAT)と共同開発してきた新しいコクピット保護デバイスを”エアロスクリーン”を2020シーズンから導入することを発表しました。

エアロスクリーンはチタン製のフレームつきのウインドスクリーンがコックピット周りに設置され、ドライバーの頭部を飛来する破片などから守ります。

RBRT製ウインドスクリーンはコクピット保護デバイスの第2段階に当たるもので、先日のインディカーGPから実戦導入されたAFP(アドバンスド・フロンタル・プロテクション)の次世代デバイスとなります。

ウインドスクリーンは2枚のポリカーボネートでラミネートフィルムをサンドイッチした構造で、内側には反射防止コーティングが施されると共に曇り止めのヒーティングシステムが内蔵され、外側にはテアオフが装着できるようになっています。

さらに、ダラーラとRBATが開発するコクピットクーリングシステムがオプションで用意されます。

チタニウム性のフレームはコクピット前のセンターとロールフープ脇の3か所でシャシーに固定され、ウインドスクリーンの耐荷重性を強化し、現在のFIAで設けられているF1と同じ基準の150kNの耐荷重性をクリアしています。

スクリーンを通しての像のゆがみはほとんどなく、外側にテアオフを張ることでオイルなどの付着を防ぐことになっています。テアオフはスポーツカーレース同様にピットストップ時にはがすことになります。

ウィッカーを留めるボルト

2019年05月23日



リクエストにお応えしてウイングのウィッカーを留めるボルトのアップ。
上が琢磨選手、下がジョーンズ。

チームごとに材質など様々に選択して使っています。

下からボルトを挿しこんで上から六角ナットで締めるのが定番です。

第103回インディ500 エアロキットレギュレーション

2019年05月15日



インディアナポリス・モータースピードウェイでは専用のエアロキットレギュレーションが適用されます。

【最低重量】
1590ポンド(約721㎏)
※ドライバー体重と装備品、燃料の質量は除く

【リアウイングメインプレーン角度】
2度 ~マイナス9度

【アンダーウイングサイドウォール】
使用可

【調整用サイドウォール】
使用可

【アンダーウイングストレーキ】
使用可

【タイヤランプ】
スーパースピードウェイ用を装着

【スーパースピードウェイ・フロントブレーキ・バッキングプレート】
使用義務

【リアホイール・バッキングプレート】
使用義務

【ブレーキディスククーリングハット】
使用可

【タイヤ使用本数】
プラクティスから予選、決勝を通じて1台につき36セット。

【以下のパーツ以外は左右対称でなければならない】
フロントウイングエンドプレート角度
フロントウイングメインプレーンエクステンション
フロントウイングウィッカー
ラジエーターブランキング(フタ)
ブレーキダクトブロッカー
アンダーウイングサイドウォール
アンダーウイングストレーキ

インディカーの車体はカッティングシートを使いません

2019年05月01日



超高速で走るインディカーはわずかな空気抵抗も嫌うため、ボディのペイントやロゴマークは基本的にはカッティングシートを使わずに塗装され、車体表面に段差を生じないようにしています。

全塗装をすると約10万ドル(1000万円)かかると言われています。