スーパースピードウェイ用の新パッケージ

2019年04月27日



今年のインディ500で使用されるエアロパッケージに変更が加えられます。

【フロントウイングメインプレーンの形状を変更】
メインプレーンのエンド部分がU字型にカットされます。エンドプレートの形状には変更はありません。
U字型にカットすることによって流速が高くなり、フロントダウンフォースが増加するということです。
これまではエンドプレートに向けて緩やかなカーブを描いていましたが、その部分がバッサリとカットされた形になりました。すべてのチームはこのメインプレーンを使用しなくてはなりません。



【フロントウイングエクステンション】
昨年のポコノで導入されたフロントウイングエクステンションの使用が許可されます。仕様の選択はチームの判断に任され、左右両方に装着するか、左右どちらかだけに装着するかもチームの判断となります。


【ガーニーフラップの装着】
前後それぞれのウイングにガーニーフラップの装着が許可されます。ガーニフラップは前後それぞれ長さの違うものがあり、選択はチームに任されます。ガーニーフラップを装着するとダウンフォースはアップしてコーナーリングはより安定しますが、ドラッグは増えてストレートの伸びは鈍くなります。

昨年はインディ500史上最高気温となり、空気の膨張によってダウンフォースが下がってしまい、接近戦が非常に困難な状況になりました。今回のエアロレギュレーションの変更はその問題に対応させたものになっています。

新しい安全デバイス、AFPを正式導入

2019年04月25日



インディカーは今回の合同テストから新しい安全デバイスであるアドバンスト・フロンタル・プロテクション=AFPを正式に導入しました。

SFPはF1のHALOに代わる安全デバイスで、ドライバーの頭部への飛来物を排除する目的で装着されます。

AFPはチタニウム製でダラーラによって制作され、モノコックにボルトで固定されます。


インディカー側の説明では空力的影響は最小限に抑えられているとのことですが、琢磨選手のコメントではヘルメット前で乱流が生じてヘルメットが持ち上げられる感じがするとのこと。

視界に関しては「かなり気になる」ということで、位置的にドライバーの頭に近く、左右の目の視差の間に入り込む形になるために、ターン入口で外側の壁に寄ってからターンのエイペックスへステアする時の視線移動や、エイペックスからターンを立ち上がってアウトサイドの壁に視線を移す時などに琢磨選手の効き目である右目に死角が生じるので、かなり違和感を感じるということでした。

車載LEDディスプレイが再登場

2019年02月28日



インディカーはレース中やプラクティス中の順位を車体に表示する改良型LEDディスプレイの導入を発表しました。

昨年は開幕戦からマトリクス型のフルカラーLEDが使用されていましたが動作不良が多く、アラバマGPの順延レースから使用が取りやめられていました。

今回使用されるLEDパネルは別のメーカーの物でIMSAで使用されているMoTeC(モーテック)製の物を改良して使用されます。

新型LEDパネルはロールフープの両サイドに装着され、これまでよりも輝度が高く視認性が向上。システムはタイミングスコアリングシステムに直結され、1周ごとの順位ではなくほぼリアルタイムで順位を表示し、表示もフルカラーになっています。

LEDディスプレイパネルは以下の情報を表示することになっています。
①ほぼリアルタイムで順位を数字で表示(赤色)
②プッシュトゥパス(P2P)動作時は”PP”を表示(緑色)
③ピットストップ中はピットタイムをコンマ1秒単位で表示(赤色)
④コース上でレースカーが止まった時のエンジンの常態を表示。
エンジン始動中は左側に緑色で”ll”を表示し、右側にギアポジション(ニュートラルは0)を表示。
エンジン停止時は左側に赤色で”=”を表示し、右側にギアポジションを表示。

ロールフープをマイナーチェンジ

2019年02月24日



レースカーが横転した際にドライバーを守るロールフープ(ロールバー)がマイナーチェンジをしました。
上の写真でわかるようにGoProなどの小型ビデオカメラが内蔵できるようになっています。

これまではプラクティスセッションなどで、各チームがデータ解析のためにそれぞれ独自に車載カメラをロールフープに装着していたのですが、ロールフープの一番上に搭載された360度カメラの前に取り付けられる形となって、360度カメラの視界を妨げる結果になっていました。

この問題を解消するためにロールフープ内にチーム独自の小型カメラが設置できるようになっています。

インディカーのステアリングホイール

2019年02月21日

佐藤琢磨選手仕様


グラハム・レイホール仕様


グリップやボタンの並びなどはドライバーの好みによってチームが独自にモディファイします。