2019シーズンへ向けて3回のオープンテストを実施

2018年09月29日



インディカーは2019シーズンに向けてのオープンテストスケジュールを発表しました。

①サーキットオブジアメリカズ(COTA) 2月12日13日
②インディアナポリスモータースピードウェイ 4月29日
③ラグナセカレースウェイ 9月19日


プライベートテストに関しては以下のルールになっています。

①期間は2018年10月1日~2019年9月19日
ただし、サンクスギビング期間とクリスマス期間、およびレース開催日から7日以内を除く。
②プリシーズンテストは各チーム3日までとして2019年3月4日までに完了していなければならない。
③フル参戦するルーキーは2019年9月11日までに2日間のテストが許される。
④新規参戦チームは2日間の追加テストが許可される。
⑤インディカーにフルシーズン参戦するチームはインディライツドライバーをテストする場合はテストが1日追加できる。
⑥インディカーとインディライツの両方にフル参戦するチームはテストを1日追加できる。
⑦シボレーとホンダはオープンテストが開催されるレーストラック以外でマニュファクチュアラーテストを1日許可される。

ホンダがマニュファクチュアラータイトルを獲得

2018年08月29日



ゲートウェイでの結果を受けて、2018シーズンのマニュファクチュアラータイトルをホンダが獲得しました。

2012シーズンにシボレーがインディカーに復帰して以来初めてのタイトル獲得になります。
今季はここまでの15レースで9勝を挙げていました。

マニュファクチュアラーポイントは各マニュファクチュアラーの上2台にドライバーポイントと同じ順位のポイントが与えらえます。インディ500では2000マイル以上を走行しているフルシーズンエントラントにしかポイントが与えられません。

ボーナスポイントはポールポジションは1ポイント(インディ500は初日最速に1ポイント、ポールポジションに2ポイント)。
優勝には5ポイント加算されます。

エンジン使用数は年間4基に制限されているため、5基目以降のエンジン使用はポイントが与えられません。

インディカーの燃料

2018年06月11日



【E85-R燃料】
インディカーで使用される燃料はガソリンではなく、スノコ製のE85-Rレーシング燃料で、バイオエタノール85%+無鉛ガソリン15%で構成されています。

バイオエタノールはブラジル産サトウキビを主原料としてアイオワ産トウモロコシも使用されます。

オクタン価はリサーチ・オクタン価(RON)=104、モーター・オクタン価(MON)=94、アンチノック・インデックス(AKI)=99となっています。

【なぜE85なのか?】
現在のE85-R燃料が使われるようになった最大理由は街中のガソリンスタンドで市販されているからです。アメリカ国内で売られている多くの自動車がこのE85燃料に対応しています。

【インディカーでアルコール系燃料が使われ始めた理由】
よく誤解されますが、「水で消せるから」「爆発力が弱いから」は正しくはありません。正しくは「ガソリンよりもオクタン価が高くて圧縮比を高くできる」からです。

1928年からすでにメタノールが燃料として使われていましたが、当時の目的は同じ排気量であれば圧縮比を高くしてガソリン燃料よりも馬力が得られるので予選に限って使用されていました。しかし、同じ量のメタノールとガソリンでは、メタノールは燃費でガソリンの約半分になってしまうので決勝ではガソリンが使用されていました。

その後しばらくはメタノールとガソリン、軽油が使用されましたが、1964年のインディ500での大火災事故を受けて、メタノール燃料だけになりました。

【燃料の変遷】
1965年~ メタノール
2006年~ エタノール90%+メタノール10%
2007年~ エタノール100%(燃料規格E100で実際には2%のガソリンを混合)
2012年~ エタノール85%+ガソリン15%(燃料規格E85-R)


テキサスでのエアロパッケージ

2018年06月08日



【フロントウイング】
メインプレーン=スーパースピードウェイ
エンドプレート=スーパースピードウェイ
ウィッカー=H 3/8” W 7.75”/11.75”/17.25″/full span
メインプレーン角度=~-1.50

【リアウイング】
メインプレーン角度=-3.0°~-9.0°(インディ=2.0°~-9.0°)
リアウイングアジャスター装着
ウィッカー装着禁止

【ボディーワーク】
サイドポッドスリットクローズ
スーパースピードウェイタイヤランプ

【アンダーウイング】

サイドウォール禁止(インディ可)
トリムサイドウォール禁止(インディ可)
アンダーウイングストレーキ禁止
アンダーウイングリバースウィッカー(インディ不可)

ブルデイのタイヤ交換

2018年06月04日



【種類別タイヤの周回義務規定】
オープニングラップで他車の接触を受けてリアタイヤをカットされてしまったセバスチャン・ブルデイは1周終了2周目のタイミングでピットイン。レッド(ソフト)タイヤからブラック(ハード)タイヤに交換してコースに復帰しました。

ルール上では、「レース中はそれぞれのコンパウンドのタイヤで2周を完了しなければならない」とあります。

さらに「そのうちの1周はグリーンフラッグの状態での周回開始とし、2周目の完了はピットレーンでも構わない」となっています。

そしてもう1項目の15.3.3.2.6に「接触によってタイヤがダメージを受けた場合は2周完了の義務は果たしたとされる」とあります。

よって、1周終了2周目でピットインしてタイヤをレッドからブラックに変更したブルデイはルールに抵触しません。

【ピットクローズ中のピットイン】
ピットクローズ中は以下の3つの作業が許されます。
①ダメージ箇所は修理できる。
②タイヤがダメージを受けた場合は4輪とも交換できる。
③燃料が無い場合は2秒までの給油はできる。

これらの作業は違反とはなりません。ただし、リスタート時は隊列の最後尾からとなります。

よって、Sブルデイは1周終了時のピットでダメージを受けたタイヤ交換を行い、ピットオープンになってからピットインし直して、改めてタイヤ交換と燃料補給を行いました。

タイヤを再び交換した理由は不明です。