グラハム・レイホールへのペナルティ

2019年04月15日

スコット・ディクソンへのブロッキングの違反があったとして
グラハム・レイホールは以下の違反を取られました。
9.3.2. Blocking – A Driver must not alter his/her racing line to pursuing Drivers.

それに対する処分として1ポジション降格処分が下されました。
Give up track position.

その他にブロッキングに対するさらに厳しい処分としてはドライブスルー
もしくはピットでのストップ&ゴーとなります。
Drive through, Stop & hold

これらの処分内容に関しては、インディカーのペナルティガイドライン(非公開)に規定されています。

インディカーのレースディレクター

2019年04月11日



インディカーのレース進行をつかさどるレースディレクター。レースコントロールルームに陣取って、レース進行をコントロールします。


レース開始の判断やフルコースイエロー発動のボタンもレースディレクターが自ら操作します。

その他に接触など違反事項の審査審議を後ろに控える3人のレーススチュワード(審査委員)に指示します。

インディカーでは2018シーズン開幕戦からカイル・ノバックが全レースでレースディレクターを務めています。

37歳のノバックは2018年にインディカーへ加入する前はIMSAが主催するあらゆるイベントでレースディレクターを務めてきました。それ以前は2004年から2008年までチャンプカーシリーズのクリーブランド、デンバー、ヒューストンの各イベントでオペレーションマネージャーやプロモーションマネージャーを歴任。その後はSCCA主催のフォルクスワーゲンジェッタTDIカップシリーズでプログラムマネージャーを務めています。

ノバックのレースディレクションの傾向としてはぎりぎりまでフルコースイエローは出さずに様子を見て、ピットタイミングや燃費に影響が出ないようなレース進行を心掛けている傾向があります。

この方針は一時期、IMSAからインディカーに移籍してレースディレクターを務めていたボー・バーフィールドの手法に似ています。

きりきりまで様子を見てフルコースイエローにしない手法は、過去にはアレックス・ザナルディの事故を引き起こしたケースがあるので、ケースバイケースだとは思うのですが。イコールコンディションを維持しようという部分には個人的には賛同します。

予選中のローカルイエロー

2019年03月10日

7.1.3.2.
全てのドライバーはイエロー区間では最低でも15%以上の減速、または状況によっては停止できる状況でなければならない。イエロー区間に入ったところからグリーン区間に入るまでは追い越しは禁止される。
Road/Street Courses (Local) – All Drivers shall reduce speed by a minimum of 15% or greater if conditions warrant and be prepared to stop. Overtaking is not permitted between the first Yellow Condition and the subsequent Green Condition.

8.3.6.4.

イエローを引き起こして他のレースカーに対してルール7.1.3.2.が適用となった場合はその予選セグメントにおけるベストタイムは除外される。他のレースカーがルール7.1.3.2.が適用されるかどうかにかかわらず、イエローを発生させた時にラップタイムが記録されていない場合はイエロー解除後にブラックフラッグのドライブスルーペナルティが課される。
If a Car causes a Yellow Condition that requires another Car to comply with Rule 7.1.3.2, the Car’s best-timed lap to that point during that Qualifications segment shall be disallowed, regardless of whether the other Car complied with Rule 7.1.3.2. If the Car does not have a timed lap recorded when causing the Yellow Condition, a Black Flag drive-through penalty will be assessed once the lap on which the Yellow Condition occurred has been completed.

第103回インディアナポリス500 予選ルールを変更

2019年03月01日



5月18日19日に行われる第103回インディアナポリス500の予選ルールが変更になります。

【5月18日土曜日】
•8:00-9:30:プラクティス
•11:00-17:50:予選


各車くじ引きによる出走順で4周のアテンプトを最低1回行い、17:50までは再アテンプトが可能。

上位9台は日曜日のFAST9シュートアウトへ進出。

10位から30位までは”グリッド確定”(日曜日の出走は無し)。

31位以下はラストローシュートアウトへ。

【5月19日日曜日】
•10:15-10:45: Fast9 シュートアウト プラクティス
•10:45-11:15: ラストロー(最後列11列目)シュートアウト プラクティス
•12:15-13:15: ラストローシュートアウト
•13:15-14:15: FAST9 シュートアウト
•15:15-18:00: プラクティス


ラストローシュートアウトでは金曜日のくじ引きによる出走順にて各車1回のみのアテンプトを行い上位3台を決定。

FAST9シュートアウトでは土曜日のスピードの遅い方から各車1回のみのアテンプトを行いグリッド3列目までを決定。

※土曜日の再アテンプトはこれまで同様に白紙再アテンプトのレーン1とキープアテンプトのレーン2に分けられる見込みです。

※土曜日には9番手争いとと30番手争いのバンプ合戦が展開されますが、日曜日は1回のみのアテンプトなので1発勝負となります。

ピット出口のクローズが無いインディカーシリーズ

2019年02月17日



インディカーシリーズはフルコースイエロー発生時にはピット入口のクローズこそはありますが、ピットの出口に関してはクローズがありません。

これはインディカーレースの特徴の一つで、コーションラップ時の走行位置によって生じる隊列通過待ちによる順位後退が生まれないようになっています。

上の図にあるように、ピット出口にはそのコース延長線上にプレンドラインが設置され、フルコースイエロー中はピットロード通過車両とコース走行車両の前後関係を精密(1/10000秒)に計測しています。

なので、フルコースイエロー中のピットアウトでもピット出口で隊列通過を待つ必要が無いので、ピットインしたタイミングで大きく順位を後退させられることがありません。

スポーツカーレースなどではこのシステムが無い為に、ピット出口で隊列通過を余儀なくされて順位を大きく落とすケースなどがしばしばみられます。

アンダーグリーンではブレンドラインは採用されずにピット出口での合流順で順位を決めます。