トロントでの85周はサンドバックを2時間

2019年07月14日



地元トロント出身でここで2勝しているポール・トレイシー兄貴はエキシビション特設コースでの5周のレースを「ボクシングジムに行ってサンドバッグを2時間打ち続けるのに等しい」とコメントしています。

パワーステアリングの無いインディカーでこのバンピーなコースを85周すると腕の感覚がなくなるそうです。

これがトロントの驚愕のターン11だ!

2019年07月13日



写真奥にある高層ホテルの建設開業に伴って、2016シーズンからトロント・エキシビションプレイスの特設コースではレーストラックとピットレーンの位置を入れ替えました。

上の写真はピットレーンからレーストラックに転用された最終ターン手前のところで、路面にはピットボックスのペイントの跡が残っています。

その結果、ピットレーンとレーストラックのコース幅が逆転するなどの現象が起きました。

さらにコースレイアウトに制限をもたらしているのが下の写真にある街燈の支柱で、最終ターンとなるターン11のコース幅を広く取れない要因になっています。


一昨年に現場を見てきましたが、もともと舗装がひどかったうえに凸凹で、マンホールも多数あって最悪の環境が整っています。

このせいもあってか、初日の金曜日では佐藤琢磨選手を含む延べ5台がこのターン11でスピン、クラッシュしています。



去年に一部再舗装工事が施されて少しはましになったようですが、ひび割れをふさぐ白いシール材がかなり滑りやすくなっているようです。このシール材の部分をうまく跨げばなんとか通り抜けられるような状況ですが、ラインは極めて狭くなっています。

同じ様なシール材はアスファルトとコンクリートの継ぎ目の所にも多用されています。

今週のファイアストン・ファイアホークタイヤ

2019年07月12日



減ることでレースの面白さをより演出しているインディカーシリーズのファイアストン・ファイアーホークタイヤ。
今週末は以下のスペックの物が使用されます。

【プライマリータイヤ(ハード)】
7セット(ルーキー+1セット)
コンストラクションは去年と同じ
コンパウンドはグリップと耐久性をさらに向上

【オルタネート(ソフト)】
4セット(金曜日に1セット返却)
今シーズンのデトロイトで使用されたものと同じ。

アスファルトとコンクリートのミックスサーフェースの上に極めてバンピーなトロントのエキシビションプレイスの特設コースでは、デトロイト同様にシーズンで最もコンストラクションが柔らかめでブワンブワンなタイヤにベッタベタなコンパウンドの組み合わせとなります。

高速コースでコーナーリング速度か高くて負荷が大きいロードアメリカやCOTAではガッチリしたタイヤに堅めのコンパウンドの組み合わせになります。

今週のスペシャルスポッターガイド

2019年07月11日

ウィッケンズがドライブする特製NSX

2019年07月09日



既にSNSで発信された通り、今週末にカナダのトロントで行われるホンダ・インディ・トロントではロバート・ウィッケンズがレーススタート前のパレードラップでハンドコントロールができる特製NSXをドライブすることになっています。

カナダ人のロバート・ウィッケンズは昨シーズンにインディカーシリーズデビューしましたが、8月のポコノでのレースでクラッシュして負傷し、現在は復帰に向けてのリハビリテーションを行っています。

トロントはウィッケンスの地元レースで、オンタリオ州で生まれ育ったウィッケンズの実家はトロントからクルマで1時間の所にあります。

今回はシュミットピーターソンモータースポーツのチームパートナーであるアローズエレクトロニクスがHPDと協力してハンドコントロールのNSXを制作。この計画は今年の開幕戦の時から進められていたとのこと。

ウィッケンズは婚約者を助手席に乗せてレーススタート前のパレードラップでNSXをドライブすることになっています。