ブンデスリーガ第7節

2011年10月16日

ブンデスリーガ第8節
ホッフェンハイム vs バイエルン 0-0(0-0)
解説:森島寛晃

Q.試合の感想は? 

今日の試合のように攻められるバイエルンは
今季は珍しかったですね。
普段は常に攻めているバイエルンですが
今日は逆に押し込まれていました。 

Q.ディフェンスラインへのプレッシャーが強かった? 

今日は前線の選手に動きがないので
ディフェンスラインの選手が
ボールを持たざるを得ない状況でした。
そこにプレッシャーがかけられて
苦しい場面が見られましたよね。
GKのノイアーまでボールを下げるシーンがあったのも
そこまでプレッシャーがかかっていたので
下げてるシーンが多かったですね。
本来であればディフェンスラインとの距離が
しっかりしていれば問題はないんですけど
今日はその距離が近いだけに
DFからGKと続けてプレスをかけられてしまいました。 

Q.ホッフェンハイムも前がかりでリスクもあるのでは? 

もちろんリスクはありますが
ただ最終ラインもコンパクトにできてましたし
バイエルンの前線の選手がボールを持てば
主導権は握られるという事で集中力が高かったですね。
セカンドボールを奪う確立も高かったことから
自分たちのやろうとしていたゲーム運びを
出来ていたと思います。 

Q.苦しい試合展開にこそ宇佐美選手の投入を? 

今日もどうかなっと思ってたんですけどね。
前線にリズムができなくて
前半はシュートが無しで
自分たちのサッカーができない状況でしたから
そういう中で後半リベリーと代えて
ロッベンが出てきたんですけどね…
ああいう中で宇佐美選手が出てきて
ゴールでも決めることが出来れば
宇佐美選手の存在感を出せるチャンスでも
あったんので見たかったですね。 

Q.ボーフムの乾選手が得点ですが? 

得点は素晴らしいですけど
ボーフムの成績が下位に沈んでるのが気になりますね。
順位が上がっていくと共に得点もあげていければ
もっと乾選手の評価も上がっていくはずです。
ただ、得点という形で結果を残していくことができれば
自分のステップアップにも繋がっていくと思うので
どんどん結果でアピールしていってほしいですね。
上のステージでも活躍するところを見てみたいです。 

Q.清武選手が怪我で代表を離脱したそうですが?

そんなにはひどくないと思うんですけど
無理はできないというか、
疲労もたまってたと思いますから休ませるみたいです。
長い間戦列を離れるという事でもないみたいなので
心配はいらないと思います。
今、無理をしてしまって痛めた箇所が
後に響くよりは思い切って休んだ方がいいと思います。
代表でもこれから活躍していく選手なので
怪我の具合を見て冷静に考えていかないといけないですね。
今みんなが見たいと思っている選手ですから
本人の気持ちとしても難しいと思いますが
早く怪我を治して頑張ってほしいですね。
僕も周りからよく清武選手のサインを
もらってくれと言われますからね。笑

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
森島 寛晃
元日本代表選手として98年,02年とワールドカップ出場。
国際Aマッチ64試合/12得点。
Jリーグではセレッソ大阪で活躍後に08年に現役を引退。
09年からセレッソ大阪アンバサダー、
育成サポートクラブ「ハナサカクラブ」会長に就任。
現在は、コーチとしてサッカーの普及に努めるほか、
サッカー解説や講演、トークショーなど様々な形で、
サッカーの楽しさを広めるべく活動中。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブンデスリーガ第7節

2011年09月30日

ブンデスリーガ第7節
バイエルン vs レヴァークーゼン 3−0(2-0)
解説:加茂周



Q.まずは今日の試合の感想は? 

率直にバイエルンは好調ですね。
開幕戦の敗戦からずっと無失点で連勝は
なかなか出来ることでは無いですからね。
これはほんとに守備の充実度が大きいですね。
試合を見ていると前線の選手も
ちゃんと守備をしてますしね。
好調の要因は守備の意思統一と運動量と思います。
 

Q.どういうチームがバイエルンを苦しめますか? 

やはり守備の強いチームだと思いますね。
今上位のチームでもバイエルンを相手に
攻めにいったら、絶対やられると思うんですよ。
守備をしっかりして後半の中頃まで失点せずに
終盤に仕掛けるという戦術が効率的と考えます。
それには強力なアタッカーが必要ですけどね。
 

Q.昨季に目立ったセットプレーへの対応の不安は? 

今日は無かったですね。
今のバイエルンから点を取ろうと思えば
プレースキックがすごく大事なポイントになります。
しかいレヴァークーゼンは
今日の3本ともゴールには結びつきませんでした。
数少ないチャンスを掴まないと
バイエルン相手には勝てないでしょうね。
 

Q.ロッベンが復帰しましたが? 

今日はテストだったと思うんですけど
そこで1点取るのがすごいですね。笑
すごくいいパスがきたんですけども
走り込むスピードもあったし
シュートも冷静で上手かったですね。
 

Q.今季はバイエルンの独走もありえる? 

よっぽどの事がない限りバイエルンは
このままどんどん勝ち点を増やしていくでしょう。
 

Q.Jリーグは混戦模様ですが? 

現在4チームの混戦状態ですね。
どこが優勝するかわからないし
勝ち点も4位までが4点差しかない。
これからおもしろいですね。
どこが本命かと言われると難しいですが
これからは下位のチームとの対戦が
相手も必死で難しくなってきます。
あと7試合で5勝2分や6勝1分けぐらいの成績のチームが
優勝するんじゃないですかね。
 


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
加茂 周
日産自動車監督時代は2年連続3冠獲得。
Jリーグ監督を経て‘94〜’97日本代表監督。
『ゾーンプレス』等の近代的戦術を
日本サッカー界に導入するなど新しいシステムを構築、
現在の日本サッカー躍進に寄与した。
その後、Jリーグ監督を務め、
現在は母校である関西学院大学サッカー部総監督に就任。
今も現場の第一線で選手と共に勝利を目指す傍ら、
GAORAのサッカー解説者としても活躍中。
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ブンデスリーガ第6節

2011年09月30日

ブンデスリーガ第6節
シャルケ vs バイエルン 0−2(0-1)
解説:本並健治



Q.バイエルン好調の要因は? 

今季は縦のラインがしっかりしていますよね。
ノイアー、ボアテング、バドシュトゥーバー、
シュバインシュタイガー、グスタボ、クロース、
そしてゴメスというメンバーがしっかりしてるから
大きく崩れることは無いですね。
サイドのリベリーとロッベンは別として
他のサイドの選手が変わっても
戦力的にはそこまで落ちないと思う。
昨季はセンターバックを含めて
縦のラインの選手が固定出来なかったんでね。
 

Q.初先発で初ゴールのペテルセンについては? 

先制点を決めたから充分な活躍と言いたいが
あと2つあったビッグチャンスを
1つは決めてほしかったですね。
結局、一番難しいシュートを決めましたからね。笑
 

Q.ノイアーへのブーイングが凄かったですが? 

自分もガンバを移籍した後はあったんちゃうかなぁ。
でもあんまり気にならへんタイプですね。
勝ちたいのは他の試合でも一緒ですから
試合に集中していました。
今回のノイアーの場合はサポーターが
すぐ後ろだったでしょ?笑
あんまりボールもこなかったら判断は難しいけど
精神的には強い選手でしょうね。
 

Q.フル出場の内田選手については? 

リベリーの対応に関しては
良かったと思います。
内田選手も分かっているように
リベリーが前を向いてプレーをしたら危ないですから
後ろからガチガチにいってましたね。
それをリベリーが嫌がって中に切れ込むように
なってましたし、よくやっていたと思います。
リベリーの特徴をよく知ってる感じでしたね。
 

Q.なでしこジャパンは五輪出場を決めましたが? 

なでしこジャパンは、よく勝ったよね。
でも今回の予選でなでしこの弱点が分かってしまったね。
相手が前からコンパクトにプレスかけて
ディフェンスラインを押し上げると
なでしこは打開策が無かったですね。
基本的にパスを回して崩すサッカーやから
大きく蹴りだして局面を変えることが出来ないですね。
でもとりあえず結果が出てよかったですね。
女子サッカーの人口ものすごく増えてますし
ロンドン五輪でも楽しみです。
 

Q.男子の五輪代表については? 

結構難しい予選じゃないですかね…
頼れる選手は清武選手と永井選手しか居ないよね。
最終ラインもそんなに強くないし、
苦しい予選になると思いますよ。
やっぱり同じ世代の香川選手や宮市選手、
宇佐美選手が入られへんのはもったいないですね。
ずっと同じ選手でやってきたので
チームワークはいいみたいやけどね。
 

Q.Jリーグの後半戦の展望は?

ガンバと名古屋の一騎打ちかな。
10月の直接対決で勝った方が優勝だと見ます。
ガンバの優勝も、また見たいしね!


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本並健治

私立清風高〜大阪商業大卒業
松下電器産業(現ガンバ大阪・1986-1988)
ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969・1997-2002)
2002年に引退
通算成績はJリーグではリーグ戦209試合出場。
国際Aマッチでは3試合出場。
現在はスポーツ解説者としてメディアで活躍する傍ら、
2006年、指導者S級ライセンス取得。
本並健治オフィシャルブログ
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ブンデスリーガ第5節

2011年09月16日

ブンデスリーガ第5節
バイエルン vs フライブルク 7−0(3-0)
解説:森島寛晃


Q.今のバイエルンの良さは?

人とボールがよく動くというか、
ボールが出たところの選手がどんどん動いてますね。
悪い時はボールが出てから人が動いてしまい
選手同士の連動がうまくいってなかったんです。
でも今は選手の役割がはっきりしていて
全ての選手がボールに絡んでると思います。
ディフェンスになった時も後ろの選手は
しっかり準備していますけど
前の選手もボールを奪われたらすぐ守備にまわって
相手にボールを簡単に出させてない。
前線のプレスがきいてしっかりと中盤で奪えています。


Q.選手と選手との距離感が大事とよく聞きますが?

ボールをまわす時でも距離感がコンパクトだと
色んなプレーへの対応が速くできまよね。
距離感が悪ければダイレクトでプレーもできないし
展開も広がらないですよね。
今のバイエルンはそれが全体的にうまくできています。
相手へのプレスも距離感が短いとすぐかけることが出来て
バイエルンがかけるプレッシャーはすごかったですね。
強烈なプレッシャーによって相手もミスしてしまったり
味方に出すところもなくて慌ててしまうっていう
繰り返しでしたからね。



Q.W杯3次予選は1勝1分けのスタートでしたが?

1戦目はどんな大会でも苦しいのが当たり前なので
北朝鮮戦終了間際に点が決まって勝てましたし
予選の入り方は良かったと思うんですよ。
勢いに乗っていけそうな勝ち方だったので
次のウズベキスタン戦も勝ちたかったでしょうけど
3次予選までくるとそう簡単に勝てないですからね。
そういう意味ではアウェーで先制されながらも
勝ち点1を取れた事はこれからに繋がっていく
大きな勝ち点1になると思います。
ここまではまずまずの結果じゃないかと思います。

まぁ、危ないシーンもありましたが
川島選手にはだいぶ助けられましたけど
大会中はヒーローが生まれるっていう事が
チーム力が良いことだと思います。


Q.香川選手については?

身体のキレっていうのは充分にあると思います。
ただ後半途中からボールに絡む数が増えてきましたが
左サイドに張っている時はボールに絡む数が
少なかったですね。
2試合とも後半は清武選手といい連携が出てきて
これから尻上がりに調子を上げていくと思います。


Q.セレッソの清武選手のブレイクについては?

やっぱりセレッソとしても
セレッソの選手が日本代表で活躍するのは
非常に嬉しいことでもあります。
その分早く世界に注目されるという事で
海外への道が一歩近づくだけに
あそこまで活躍しなくても
良かったんじゃないかなと…笑
常に得点のところに清武ありということで
ザッケローニ監督の中でも計算に入っていると思います。
これから五輪もW杯も目指していく選手なので
真司も同じですけどコンディションに気をつけて
頑張っていってほしいですね。


Q.香川選手と息が合いますよね?

昨年7月まで常に練習していたからだけではなくて
乾ともサッカー観がよく合っていると思います。
もしかしたら日本代表がセレッソ大阪一色に
なっているかもしれませんね…笑
それだけいい選手がセレッソにはいますし
楽しみではありますよね。

ドイツでやってる日本人選手が日本代表の中でも
中心で活躍していいてます。
内田選手にしても岡崎選手にしても
長谷部選手は欠かせない存在ですしね。
岡崎選手はドイツで成長しているなっていうのが
日本代表でも随所に見れますからね。
これから宇佐美選手もバイエルンで活躍して
この中で存在感を出せれば代表で間違いなく
いい影響を与えられると思いますので
是非とも活躍して頂きたいですね。



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森島 寛晃
元日本代表選手として98年,02年とワールドカップ出場。
国際Aマッチ64試合/12得点。
Jリーグではセレッソ大阪で活躍後に08年に現役を引退。
09年からセレッソ大阪アンバサダー、
育成サポートクラブ「ハナサカクラブ」会長に就任。
現在は、コーチとしてサッカーの普及に努めるほか、
サッカー解説や講演、トークショーなど様々な形で、
サッカーの楽しさを広めるべく活動中。
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ブンデスリーガ第4節

2011年09月05日

ブンデスリーガ第4節
カイザースラウテルン vs バイエルン 0−3(0-1)
解説:加茂周


Q.今日の試合の感想は?

バイエルンが昨季とは違って守備面が良くなった。
守備の意識が高くて中盤からプレッシャーをかけていくけど
特にボランチに入ったティモシュクがよく効いていました。
そのおかげでセンターバックの2人が狙いをつけて
守りやすかったんじゃないかと思います。
ゴールキーパーとデフェンスライン、そしてティモシュクが
特に良かった。
簡単に前を向かせなかったですよね。

相手はプレスが非常に厳しいからどうしてもボールを下げる、
そうするとなかなかスペースを見つけられなくなる。
結果、相手はパスミスをして
バイエルンにカットされる場面が多かったですね。
その固いディフェンスが良いオフェンスに繋がりました。
特に立ち上がりの10分は素晴らしかったですよね、
前でボールを奪ってフィニッシュまでが早かった。

ただその後、得点が入りませんでしたが
2点目のPKがききましたね。
それまで良い攻撃はいくつかありましたが、
点は取れてませんでしたからね。


Q.今季、初先発のアラバについては?

逆サイドの左はかなり機能していたんですが
アラバは前を向いてプレーする機会が少なかったですね。
今日のアラバだったら宇佐美も勝負になるかなと思いました。
お互い若い選手だから試合に出ないと成長しないですから
なんとか出場機会を得てほしいですね。


Q.ワールドカップのアジア予選については?

通過は多分大丈夫だと思います。
初戦の北朝鮮戦にうまく入れれば楽に進むでしょう。
各国は日本との対戦となると死にものぐるいできますからね。
でも初戦勝っておけば、アウェーで引き分けてもいいですから
内容も大事ですが勝ちという結果にこだわってほしいですね。

予想すると突破するのは多分日本と北朝鮮じゃないですかね。
だけどワールドカップ予選はアジアカップとは
全然違いますし、特に3次予選になるとある程度の
強いチームが残っていますから油断は禁物です。


Q.最近ではフォワードの決定力不足を聞かなくなったのでは?

今の日本はどこからでも点が取れるようになってきた。
香川だったり、本田、岡崎なんかが得点をあげています。
得点力不足は感じなくなったけれども
今度は守りに徹したチームをどう崩せるかですね。


Q.日本代表で注目選手は?

やっぱり香川ですね。
あとボランチの長谷部と遠藤かな。
なぜならこの選手が怪我をすると心配です。
ボランチは今までずっとこの2選手がやっているだけに
替えの選手がなかなかいないですよね。
それに今の代表のゲームを組み立てているのは
間違いなく遠藤ですからね。



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加茂 周
日産自動車監督時代は2年連続3冠獲得。
Jリーグ監督を経て‘94〜’97日本代表監督。
『ゾーンプレス』等の近代的戦術を
日本サッカー界に導入するなど新しいシステムを構築、
現在の日本サッカー躍進に寄与した。
その後、Jリーグ監督を務め、
現在は母校である関西学院大学サッカー部総監督に就任。
今も現場の第一線で選手と共に勝利を目指す傍ら、
GAORAのサッカー解説者としても活躍中。
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